ティム・ハーフォードのレビュー一覧

  • 統計で騙されない10の方法
    自分は数字で騙されやすいと思っているので、そのリスクを避ける手がかりになりそうな本でした。

    以下の3つが個人的に心に残りました。
    特定のデータ解釈へと読み手を差し向け、その他の結論には至らせないという点で、このローズ・ダイアグラムは驚くほどに巧みだ。
    ジョージ・ギャラップは、大きなサンプルを用意す...続きを読む
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    220312 イノベーションうんちく集、秀逸 超見識
    天声人語に通じるものがあるがレベルが違う
    町の床屋談義と世界の教養、この差異はなんだ 英国の見識
    外岡秀俊さんに尋ねたかったところ
    1.生産性のパラドックス=イノベーションは経営改革
    ロバート・ソロー「コンピュータは生産性を改善していない」(19...続きを読む
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    あたり前のように僕らの世界を作っている、モノの最初ころの物語です。エレベーター、コンサルティング会社、保険などはどのようにできたのか、興味深く、また面白く描写されています。私たちの世界はこのような人たちの努力によって日々進歩して、その組み合わせで進化してきました。私が知っていることはほとんどありませ...続きを読む
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    タイトル通り、今の経済を作った50のモノに焦点を当てて説明した本。
    50のモノの挙げ方が絶妙で、しかも、プラスの面だけでなく、マイナスの面にも触れており、興味深く読むことができました。

    著者は経済学者だそうですが、他にも面白そうな本を出しているようなので、そちらも読んでみたいと思います。
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    銃、病原菌、鉄やコンテナなど地味なものが歴史上重要だったらしいがそれの総まとめ的な本
    派手じゃないけど人類に影響が強かったもの50を解き明かす本
    イノベーションで目新しい技術にばかり目が行く、技術を知らない経営層(笑)の人に読んでほしいけど読まないだろうから若い奴ら読もうぜ
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    50の新しいアイデアが、それぞれ世界にどのような影響を及ぼしたかという話
    列挙されたアイデアを眺めていると、今までの仕組みの設計変更が必要なアイデア(蒸気機関やバーコード)は、発明されてから世の中を変えるまでにタイムラグが生じている
    →最近だと3Dプリンタが当てはまりそう
    一方で、殆どの基礎的なアイ...続きを読む
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    『世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史』(スティーブン・ジョンソン著, 朝日新聞出版, 2016/8)ほどではないが、世界にインパクトをもたらした発明の数々。今では当たり前の財が無かった頃に、人類がいかに発明し、実用化したかが綴られており、興味深い。
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    マット・リグレーの「繁栄」の冒頭で50万年前のハンドアックスと現代のコードレスマウスの写真を並べていたことを思い出しました。そこで人類の進化は交易を通じて一人じゃ出来ないことを積み重ねて成し遂げられてきたことを語っていました。この本の50のテップス(?)も人と人の交わりを活性化させるモノが多かったよ...続きを読む
  • 統計で騙されない10の方法
    「統計でウソをつく法」ダレル・ハフ著

    という、ちょっと有名な一般向け統計的発想の啓蒙書があって、その本のことは名著として褒めてはいるが、この本に対し、いや、統計ってのはちゃんと扱えば強力なツールになるのだ、ただ、誤謬が入ることもあるし、わざと誤誘導しにくることもあるから騙されないようにこういうとこ...続きを読む
  • 統計で騙されない10の方法
    1,感情の反応によって騙される
    気に入らないエビデンスは無視しやすい=オーストリッチ効果。相場が下がっているときは株価のチェックをしない。議論の両論のエビデンスがたくさん出るほど、中立から離れてムキになりやすい
    2,統計的な見地の鳥の目と、個人的な体験の虫の目を組み合わせる。
    3,データの意味がほん...続きを読む
  • 統計で騙されない10の方法
    Yet Another統計でだまされない本。歴史やエピソード満載で読み物としておもしろいが、一般読者にはトゥーマッチだろう。インテリ向け。
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    プラウ(すき)、蓄音機、有刺鉄線、・・・iPhone、保険、紙、電球まで他分野にわたる50の発明を解説。知らない話が沢山あって面白い。
  • 50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ
    有鉛ガソリン
     トーマス ミジリー発明
     圧縮費を高くでき、パワーが上がる。
     ローマ時代の水道は鉛管。
     アスベストやたばこと同じ。
     ゆっくりと死に至らしめるものには規制が遅れる。
     ベッドから体を起こす仕掛けの発明をするが、
     そのロープが首に絡み窒息死。