トーマス・トウェイツのレビュー一覧
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とても面白かった。読む前は人間社会の中で生きるのを中断してヤギのような生活をした記録を書いただけの本かと思っていた。読む前の自分のヤギに対する解像度は4足歩行をしている反芻動物くらいだったけれど、ヤギの外部骨格を作る過程をたどることで、たとえば背骨は真っ直ぐだということや鎖骨がないことを知った。ヤギ...続きを読むPosted by ブクログ
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プレイリードッグって、もっとも言葉巧みな動物なんですね。知らなかった
「あの大きくて、青い三角がまた出たぞ」って意味の声をだせるんだって。まじでスゴイ
……ヤギ全然かんけいないけどPosted by ブクログ -
もし、小さい時に読んでいたらもっと科学に興味を持っていたかもしれない。
大真面目に、ちょっとふざけた科学の使い方として最高だった。Posted by ブクログ -
優れた知性と才能を、ある意味有効活用している。
好奇心をくすぐられる人だ。
そういえば、トースタープロジェクトも気になってたけど実際に本は読んでなかった。Posted by ブクログ -
ヤギと心が通じた(みたいな)写真は感動した。語り口も面白いし、実行するまでの行動力にも驚いた。友達になりたい。Posted by ブクログ
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タイトル通り、ヤギになってアルプスの山を超えるノンフィクション
2016年イグノーベル賞受賞の研究
トースターをゼロから作って早6年
同級生や彼女達はちゃんとした職に付いて将来ある生活をしている中、自分の仕事といえば姪の飼っている犬の散歩だけ
親と同居しているのである程度の生活はできているが、自分...続きを読むPosted by ブクログ -
やらなければいけないことに押し潰されそうだったとき、本屋で見つけて購入しました。
「ヤギになりたい」というバカらしくも思えるような目標に対して、真剣に悩み、実現してしまうのを見て、自分の視野が広がるような感覚がありました。ついでに、ヤギの身体構造や生き方のすごさも学べます。Posted by ブクログ -
(未来・過去について思いを馳せて、心配・不安を覚えずにはいられない)人間をお休みして、ヤギになろうとした男の物語。象になる研究プロジェクトを提出したのにシャーマンに象よりヤギになった方がいいとアドバイスをもらえばヤギを目指し、ヤギと同様一時的に言葉を話せない状態になることを試み(現代の技術では安全性...続きを読むPosted by ブクログ
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イグノーベル賞を受賞したトーマスの本
トースターをゼロから、は読んでおらずこちらから。
(その後に読んだ)
とにかく楽しめたし、訳がよい感じだったと思う。
これくらいなら大袈裟感も直訳感もなく、日本語本として読める。
ヤギに混ざったトーマスに「トーマス、うしろ!」のキャプチャーも好き。
ヤギになった...続きを読むPosted by ブクログ -
就職出来ないという悩みを、ヤギになることで忘れよう。
といわれてどうお感じになるだろうか。
十中八九、「何を言っているんだこいつは」と感じるだろう。
しかし著者はこれを思いついてしまったので、実行に移してしまうのだ。著者は最初から最後まで、勢いで生きている。本人も自分の顔写真に「Mr.無計画」とキャ...続きを読むPosted by ブクログ -
今の関心事のためなら、永遠に人間でなくなるかもしれないリスクを平気で取りにかかろうとする、そのクレイジーさがたまらない。天性の行き当たりばったりさに感心し、なぜかそこに降る幸運で、不思議と願いがかなっていく。そんなのアリ?
一番しんどかったであろう、アルプス越えはしごくあっさりのページ配分で、彼の興...続きを読むPosted by ブクログ -
原題は「ヤギ男 (Goatman)」。
著者はイギリスのロンドン在住のアーティスト。
この本の面白さは、どうしたら都会に暮らす人間が身も心もヤギになれるか、人間らしさ200%の葛藤に溢れているところにある。
資金調達から実際にヤギ男になるまで、伝統知や科学を頼るべく、シャーマン、研究者などたくさ...続きを読むPosted by ブクログ -
著者のノリがよくて楽しかったけど、ヤギになるのは最後の少しで、ヤギになるまでこんなに大変なんだよという過程が大半。4足歩行も草を食べるのも難しい。ヤギになってから、ヤギシチューを喜んで食べたのには笑った。やはり草だけではキツイよね。Posted by ブクログ
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ただ単にヤギコスして一緒に群れてみるだけかなーとか軽く構えて手にしたら、とんでもない一冊でした。まずヤギの魂から思考へ、その身体構造へ、解剖までしてできる限りヤギそのものへと近づこうとするプロジェクト。人間の「悩む」ことからの解放から始まった、サイエンス・ドキュメント。何度も一線を越えかける姿にも、...続きを読むPosted by ブクログ
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こんなにも突拍子も無い実験を至極不真面目な動機で、至極真面目に取り組んだ筆者と関係者には多大な敬意を評します、そのニュアンスをうまく訳してる訳者にも。でも僕はヤギにはなりたくないねwPosted by ブクログ
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人間の生活に嫌気が差した筆者が完全にヤギになるにはどうしたらよいかを研究し、実践するという突拍子もない内容の本です。計画当初は象だったのですが、象は大きさ的に難しいとなり、ヤギになることにしたそうです。動物解剖学者やシャーマン、医者、義肢装具士など様々なひとの協力を得てヤギのように四脚歩行できる器具...続きを読むPosted by ブクログ
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人間お休みしたいと思っても全力投球でヤギになろうとはなかなか思わないだろう。それをやってのける作者の謎のエネルギーは尊敬。やる気がないのかあるのか。
精神的面(?)スピリチュアルから入ってヤギの生態社会性、肉体的特徴はてはエネルギーの補給方法までヤギになるぞ。が溢れてて笑えます。助言を求めたシャーマ...続きを読むPosted by ブクログ -
トースターの時みたいに、いきなり鉱山に行って鉄鉱石を取ってきたりはしないので、そういう行動に期待して読むと、はじめの2章は行動より思考が多く、なかなか始まらない感じがするかもしれないが、そういうのは3章以降にあり、充分笑えるので、安心して初めの2章をじっくり読んで欲しい。
人間と動物の違いはどこにあ...続きを読むPosted by ブクログ -
トースターを鉄鉱石から自作するという、無茶苦茶な実験で鮮烈な世界デビューを果たしたトーマス・トウェイツ氏の第2弾、今回は「ヤギ男になる」がテーマらしい。表紙から想像するに、自作の着ぐるみを身に付けてヤギと寝食を共にする、そんな内容だと思っていた。
トウェイツ氏はある公益団体から、このプロジェクトの...続きを読むPosted by ブクログ -
終始ふざけたトーン(実際ふざけてるか)だけど、
きちんと専門家に話を聞きに行っているし、
意外とためになるのかもしれない
でもやっぱり読み終えて思い出すのは、ふざけてる場面Posted by ブクログ