安東みきえのレビュー一覧
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手袋がめんどりのトサカに!
発想が楽しいお話です。
絵も好き!
はっきりらくっきりした絵で、めんどりや手袋の顔の表情もわかりやすく、子供たちに人気が出そう。Posted by ブクログ -
ヒヤヒヤしたけどおもしろかった。
オンドリみたいに鳴きたかったメンドリの「トサカがほしいとおもったのに」ということばが印象的だった。さびしそうでかわいそうだった。最後には、「自分のままでオッケー」だから、自由に鳴くことにしてよかった。(小4)Posted by ブクログ -
いばりんぼうの手ぶくろと、朝を告げたいメンドリが、本当の自分を見つける物語。
メンドリや手袋の生き生きとした表情が可愛いらしい。
表紙の絵を見て、メンドリと手袋が一緒に活躍するのかなと想像していたら思惑が外れた。
思い描いていた物語とは違ったけれど、いろいろ思い悩むようになる年齢の子から楽しめる絵本...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ病院で同じ日に産まれ志保と美月。その二人と保育園が一緒だった祥吉。
思春期真っただ中のあのややこしい時期の物語。
親との軋轢。反発。あるね、思春期には。
大人の繭と知り合うが、そこにも母と娘の軋轢があった。
素敵な物語でした。
志保と美月、祥吉はどんな大人になるんだろうなぁ。Posted by ブクログ -
最後まで一気に読みたくて時間を忘れてしまった。がみがみうるさい母親に対する気持ち・・・・改めて、まさに同じ年齢の子たちを持つので、親としての関わりについて、色々身に染みるところがあった。明日以降、気を付けていきたい。Posted by ブクログ
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中学生の少女が失くしたお話を探しに辿り着いた、ゆめみの駅の中にある遺失物係。
そこは誰かが忘れたお話が世界中から届けられる不思議な場所。
係の人から一日一話ずつ読んでもらい、少女は自分の失くしたお話を探していく。
がっかりすることには慣れているから、と学校にもなかなか馴染めずいつも寂しい思いを抱え...続きを読むPosted by ブクログ -
“がっかりすることには慣れています。それに、立ち直るコツも知っています。かんたんです。それ以上を望まなければいいのです。”
“手にしていたはずのものを、気づいたら失っていたのです。”
“失くしたことだけがわかっていて、なにを失くしたのかを覚えていないだなんて”
小説の始めの方からこんなフレーズが続...続きを読むPosted by ブクログ -
右の手袋の利き手へのこだわり。若いメンドリのトサカへのこだわり。こだわらなくても良いものにこだわって世界をつまらなくしてることって多くあると思う。子供にも大人にも良い内容の絵本だと思う。Posted by ブクログ
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利き手であることが自慢の右手の赤い手袋が強風で飛ばされ、大きな声で鳴きたいめんどりに出会い、ありのままのを受容して頑張ること、手袋の本来の役割に気づいていきます。Posted by ブクログ
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母と娘の話
掃除は物をどかすことで、片づけられたゴミは別のところへ形を変えてずっと存在し続ける
この考え方がしっくりきました
死別した人の家を片付けない繭さんの気持ちの描写が好きですPosted by ブクログ -
母と娘。
お互いがお互いのことを心配せずにはおれない、でも嫌いなところは絶対ありそうでそれを無視できない。お互い一人の人間だけど、母は母であるがゆえに、娘の嫌いなところを矯正したくなるのかな。娘はそれを、純粋な心配だけではないことを感じ取って、嫌悪感を覚えるのかな…。Posted by ブクログ -
せんたくものが風に吹かれている。
手ぶくろも右手と左手で風にあおられ、けんかしている。
そのうち強い風で右の手ぶくろが飛ばされてしまう。
庭では、ニワトリがなにやらケンカしていて…
「りっぱなトサカのオンドリだけが鳴けるのです」
落ちてきた手ぶくろをかぶったメンドリが、これでオンドリにみえる、鳴い...続きを読むPosted by ブクログ -
これはホラー小説というのかな?
人間の心には当然善と悪の部分があって、時々ふいに悪の部分が何かに引っ張られるようにして、見たくもない世界を垣間見てしまうことがある、という感じのお話だった。Posted by ブクログ -
子どもと大人の境の
ピリピリした思春期の感覚と
軽いオカルトのような
メルヘンのような
その辺のブレンド感がとても良かった
こども古本店ツナギ畑本店にて購入Posted by ブクログ -
おもしろかった.内容がちょっと子ども向けだけど良い話だった、半日で読み終わった.親と子どもの関係、生まれる前の選択、考えさせられた
志保と祥吉が恋愛に繋がるかなて、ならなかったね笑
Posted by ブクログ