唐沢なをきのレビュー一覧

  • 怪奇版画男
    発掘されたので裁断した。これはほんとにものすごくて、みんな一回は読んでマンガというものについて考えるべきだ。
  • 電脳なをさん 白の巻
    なをさんを読んで、久しぶりにラーメンズのMACのCMを見た。
    「はなもちならない」という言葉の意味を理解するのにこれ以上の教材はない。
  • 電脳なをさん Ver.2.0
    『二人エッチ』ネタと『ジョブプラス』が特に酷かったw
    しかし、ネタを見てると当時何が話題だったかちゃんと思い出せるのが凄い
  • 俺とねこにゃん 1
    唐沢 なをき 先生の猫に対する親バカっぷりがたっぷり詰まった一冊。かまれても引っかかれても猫はかわいいのである!愛らしいのである! という気持ちが痛いほど(物理的に?)伝わってくる懇親の猫バカ本。
    猫好きにお勧めする一冊です。
  • 怪奇版画男
    "本編"どころか"目次"も"初出一覧"もすべて版画。"あとがき"ならぬ"あとぼり"もあり。ちょっとリアルな"竜頭蛇尾"や"怪奇指紋男"の登場に思わず笑い。"四色刷り"の苦労に思わず涙が出ちゃいます。
  • 漫画家超残酷物語
    先ごろなくなられた永島慎二の古典的傑作「漫画家残酷物語」のパロディであることは一目瞭然。が、当世漫画家事情を赤裸々に綴る語り口を踏襲した以外は、全くのオリジナルである。
    にも関わらず、妙にリアルで洒落になっっていない感が濃厚。そこが笑いどころなのだが、あまねくマンガ出版に関わる方々へのペーソスは容易...続きを読む
  • BURAIKEN
    唐沢なをきの最高峰の一つ。
    クックック、おぬし、儲かるアフィリエイトサイトを作りたくは無いか?(w
  • 怪奇版画男
    再読、というより時々本棚から出しては眺めたりしています。まる一冊版画で作った本ってすごいですね。後にも先にもこの本だけでしょう。電子版も出ていますが、これは紙媒体で版画の雰囲気を楽しみたいところです。ケース入りで画集のようです。
  • まんが家総進撃 4
    4巻! 帯の「完結」という文字に驚きました。
    そうかー、終わっちゃうのかぁ。マンガをお仕事にしマンガに生きる人々の
    凄まじいまでの狂気を、すさまじくとんでもなく描いた作品でした。
    可笑しくグロテスクで禍々しく、パワーにあふれていました。
    こんな作品はなかなか生まれてこないだろうなぁ…。
    唐沢なをきさ...続きを読む
  • まんが家総進撃 3
    今回はまんが家さんよりも老年ネタが目立ったような。
    いい歳になっても、ましてや老人になっても
    まんがを描くことやオタクであることにしがみついている姿は
    痛くもあり可笑しくもあり、でも他人事ではないような…(^^;。
    うわー、僕このまま歳くったらどうなるんだろう!?
  • 僕らの蟹工船 小林多喜二『蟹工船』より
    蟹工船に乗っている自称(他称もだろうが)クズ共の『蟹工船』ギャグ漫画。うんこ臭を「薔薇」で表現するシュールさに加え、こちらも何故かそこかしこから匂って来るやおい臭・輪ゴムつまようじリレー(笑)がカマされ…往年のJUNEの中に収録されていてもおかしくない異色の才能と呼ばれそうな違和感と面白さ。
  • 怪奇版画男
    うぉおおおお モブシーンだモブシーンだ。
     ペロリンガ星人だペロリンガ星人だ
     顔拓だ顔拓だ。
     奇をてらった「鼠の解剖図」だ(掲載時の翌年が子年 余り衒日はないが夢の国チキンレースも一応やってる)
     が、全部版画だ あぁ版画版画。
     作者の後のマンガ(『とりから往復書簡』)のあれではないが、
    「わ...続きを読む
  • 僕らの蟹工船 小林多喜二『蟹工船』より
    荒俣宏先生が、1990年頃、小林多喜二作品を「一級ホラー」として高く評価してゐたが、さうすると当然のやうに、かの地獄はパロディ的に書けば、面白いことになる筈なのである。
     実際、唐沢先生がやったらおもしろいことになったのである。
     「読む際に不快でしょうから」悪臭は花で表現され、他キャラクターはうん...続きを読む
  • 僕らの蟹工船 小林多喜二『蟹工船』より
    蟹工船という言葉は知っていたがどんな内容かは知らなかったので、この漫画のおかげでよく分かりました!
    浅川監督と船員の愛の話、ですよね!
  • オトナでよかった!
    唐沢なをき・よしこ夫妻の合作イラストエッセイ。なおきがいらすと、よしこが文章を担当。自分のことを「オイラ」と書くのには違和感あり。また、13年前の本なのでネタが古く感じる回も多々あるが、隔世の感を感じられて、これはこれでよいか。あと、友人からたまたま「カリキュラマシーン」のDVDBOXを借りたのだが...続きを読む
  • 俺とねこにゃん キジトラの章
    よろこんで猫の奴隷と化すさま、まさに自分を見るようだ。リニューアル前よりあるあるネタ多め?でライブカメラに対する「UMA写真みたいだなー」という作者らしい超小ネタ感想がかえって新鮮。
  • まんが家総進撃 1
    まんが極道から改題。
    理由を漫画でもコラムでもいろいろ書いてます。
    大変ねー。
    夢脳ララァの無法っぷりがエスカレート。
  • まんが家総進撃 1
    そうか、改題だったのか!
    コミックスで読む派なので全然気がついてませんでしたが、
    『まんが極道』だったんですね~(^^;。

    タイトルこそ某怪獣映画シリーズの一作みたいになりましたが、
    内容は変わらずまんが家さんたちの
    業に満ちあふれたお話となっております。
    可笑しくて哀しくて恐ろしい。
    でも読まず...続きを読む
  • まんが家総進撃 1
    コラム欄で嫁さんが長々と改題の言い訳をしていますが、今時唐沢なをきを買うような読者にとっては常識レベルの話だと思います。
  • 俺とねこにゃん ダンボールの章
    平凡な日常の中の出来事を猫愛でくるんだ漫画。
    が、今回は大事件が。
    とはいえ、大事件だけど、やっぱり日常の風景。

    次巻では日常が根本的に変わるので楽しみ。