脇明子のレビュー一覧

  • 読む力は生きる力
    子どもにとって本を読むことにはどんな意義があるか。
    漠然と大事だとはわかっていてもその意義を掘り下げて考えてみたことがなかったので、新鮮な学びになった。かなり納得感があった。

    幼児にとっての本は、本から何かの情報を得ることではなくて、親子のコミュニケーションを深めることが最大の意義だから、こどもの...続きを読む
  • クリスマス・キャロル
    挿絵を見ながら、スクルージになり、過去、現在、未来を旅した。
    最後の喜びは、今の現実の自分の喜びとなった。
  • 小公子
    子供地代には手にしなかった本。
    大人になってから、児童書を読み進めるのが難しいときもあるが、
    主人公セドリックの天真爛漫な愛らしさ、優しさに引き込まれて、優しさ溢れる行動に読み進めるスピードが止まらなかった。その母親の温かく、セドリックを包み込む優しさが、セドリック始め、まわりの人たちを包み込んでい...続きを読む
  • 読む力は生きる力
    読書が好きと最近思うようになり、子どもにも読書が好きになってほしいと思い、絵本とかを読むも、あまり興味をもってもらえず。。

    自分にとってと読書はなぜよいのか、改めて考えるきっかけになった。
    子どもの読む力を育てるにはわかりやすい絵本ではだめ、絵を見るだけの絵本では読む力は育たないなど、目から鱗だっ...続きを読む
  • 辺境の惑星
    文字通り「辺境の惑星」である竜座の第三惑星に植民し、数十世代を経て忘れ去られた人類(ファーボーン)たち。世代を重ねるうちにテクノロジーの伝承もほとんど絶え、半ば中世のような暮らしをしている。コミュニティの人口も不妊などで減少し閉塞感が漂うなか、ファーボーンの指導者アガトと原住民族ヒルフの少女ロルリー...続きを読む
  • 読む力は生きる力
    ・本を選ぶときに
    「作者への信頼感が持てる」ことと
    「距離を置いて外からながめながらも、登場人物と一体になれる」ということは、
    児童文学作品の質を見分ける時に、大切なポイントとなる

    ・しばらく時間をあけてからまた読みたいと思いました
  • クリスマス・キャロル
    金貸しのスクルージ爺さんは、ケチで気難しく冷たい心の持ち主です。今日はクリスマスイブだというのに、たった一人の甥を追い返し、書紀のボブ・クラチェットを安い賃金でこき使っています。しかし家に帰ったスクルージの前に七年前に死んだ共同経営者のマーレイの亡霊が現れます。マーレイの亡霊は重い鎖をつけてスクルー...続きを読む
  • 小公子

    ずっとずっと大好きな本

    子供の頃に読んで、感動した本は、大人になって読んでも、感動する。世の中の嫌なことも、綺麗さっぱり無くなってしまって、すっきりした気分で、また、明日から頑張ろうという気になる。
  • 鏡の国のアリス
    まさに夢の中の話
    辻褄が合わなくても、話の成り行きがめちゃくちゃでもそれは夢の中の話なので楽しめる
    こんな夢を見てみたい
  • かるいお姫さま
    姫の洗礼式に招待されなかった王の姉は、姫から重さを奪ってしまった。ふわふわ浮いてしまう姫は湖で泳ぐ時だけは重さを取り戻せたので、ほとんどの時間を、湖で楽しく過ごすようになった。それを知った叔母は…
    魔女である叔母が悪い企みをする場面は怖いけれど、それを上回る王子さまの愛が希望をもたらしてくれる。
  • 読む力は生きる力
    この本は大学教授である著者が、
    小学校教諭や幼稚園教諭、保育士を目指す学生に本嫌いだったり本の読み方が分からないと言っている人が多い事、彼女たちが将来関わる子どもたちはどうなってしまうのだろうと危惧する気持ちから書かれたものだ。
    自分自身、我が子に沢山本を読んでもらいたいと思っていながらその方向性が...続きを読む
  • 読む力は生きる力
    幼児に絵本を読み聞かせることの必要さなどは他の本でも読んできたので、次には小中学生の読書に関して知りたくて探していました。紹介していただきましてありがとうございますm(_ _)m


    本書で書かれているのは、子供が本を読むことは大切だと言われている。では子供に本などのような良い影響を及ぼすのか?では...続きを読む
  • 小公子
    大学の授業で一度英語版を読んだことがあったので、今回この本を読んでイギリスの貴族制度について深く理解できました。
    日本人の子供にとって、貴族制度は身近なものではないので「伯爵」や「小公子」などの単語がちょっと理解し難いかな?と思いますが、サラッと読んで、イギリスには貴族制度というものがあるんだなとい...続きを読む
  • 鏡の国のアリス
    不思議の国も面白いですが、鏡の国も面白いです。一回読んでもう一度読み直すと面白さがわかる作品だと思います。現実逃避したい方にはおすすめです。
  • 小公女
    秘密の花園がおもしろかったから、他の作品もと思ったら、小公女もこの作者だった。アニメ見てた。懐かしい。けど、かわいそうな女の子の話という、うっすらした記憶だけ。
    本は、秘密の花園と同じく、情景描写、心の描写がとても細やかで、物語の中に入りこめて楽しかった。空想と誇りを武器に生き抜くといえば、一言だけ...続きを読む
  • 不思議の国のアリス
    出てくる動物が、どれもこれも可愛くない!けれど、読み終わると不思議と面白かったなぁという心持ちにさせられます。英語のまま読んだ方が、詩の遊びをもっと感じられるような気がしました。不思議な世界。理不尽なのになんとなく理屈が通ってるようなよく分からなさが面白かったです。テニエルの絵は本当に素敵!
  • 小公女
    これまでどんなどの翻訳よりもわかりやすかった。
    滑らかで流れるような文体は清水真砂子さんの翻訳を彷彿させる。
    伊藤整さんの翻訳ではほんの少し思い違いをしてしまっていたような部分も「ああ、こういう意味だったの!」と得心がいった。
    特にラスト、ミンチンに、貧しくなっても公女さま気取りだったと罵倒された際...続きを読む
  • 小公女
    小公女セーラはアニメで見てストーリーは知っていましたが、書籍を読んだのは初めてです。
    物語は20世紀初頭ロンドンの寄宿生学校に、父親から宝物のように大切にされた女子が入学し、父の死、貧しさに襲われるが決して誇りを無くさないまさに小さな公女様スピリットをもったセーラ。
    これ、なんでもっと早くに読んで...続きを読む
  • 読む力は生きる力
    「本を読みなさい」と子供に言ってはみたものの、「どうして本を読んだ方がいいの?」と問われると答えに詰まってしまう、そんな大人にとっての救世主となる本。子供が成長する上で大切な感情や、認知能力を如何に本が育んでくれるのかという事を、作者が推奨する本を交えながら、とても分かりやすく丁寧な言葉で教えてくれ...続きを読む
  • 小公子
    いまだ未読だった名作児童文学を今さらながらに読んでみるシリーズ①(笑)。

    子供の頃に放映されてたハウス食品の世界名作劇場シリーズに、「小公子セディ」というのがあったなぁ、と思い出して手に取った1冊。

    最高。
    名作。
    傑作。

    セドリックってば、絵にかいたようにパーフェクトな少年!

    こんな完璧な...続きを読む