深谷忠記のレビュー一覧
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冤罪がテーマの推理小説。
ただただ、推理しながら読むのではなく…
冤罪をかけられた当事者・冤罪をかけた警察官
それぞれの心理を読みながら進んでく。
途中までは『何だ。やっぱり』感がありますが
『ん?こんな簡単ではないよね?』で驚きの展開へ。
最後はゾワッとして終わりました。Posted by ブクログ -
色々予想して、合ってる合ってる、普通じゃんと思ったら最後にマジかー!ってなりました。
帯買いしたので、確かに帯の通りだったと思いました。
最後なんて、あっさりと日常に戻る感じは怖いなと感じて、なんとも言えない気持ちになりました。
しいていえば、読みにくい本だな…とは思いました。Posted by ブクログ -
初めに、パニック障害の症状と大変さが書かれていて、次にその母親の起こした殺人事件。娘の病気とどう関係しているのか、一風変わった探偵の調査により、読者にも整理されて伝わってくる。Posted by ブクログ
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ほんの数分の隙をついて誘拐された三歳の女児・美菜。
犯人からの要求もなく、美菜の安否も確認できないまま時間だけが過ぎていく。
なかなか進展しない捜査が続くなか、ひとつの目撃情報が犯人とおぼしき男の容疑をより色濃くしていく。
男は18年前に起きた連続幼女誘拐殺人事件の容疑をかけられ、アリバイ成立でリス...続きを読むPosted by ブクログ -
まあ、普通に面白いですね。
昔のように大掛かりな仕掛けがあるわけではないけど、ミステリをうまく転がしているし、ロジックの反転はいいですね。Posted by ブクログ -
「法隆寺の謎」が事件の本筋に絡まず添え物程度だったので不満が残りました。蘊蓄が学術的で苦心しただけに残念です。
寝台列車「はやぶさ」のトリックは意表を突かれました。実際思い通りにいくか疑問でしたが、良く纏まっていると思います。事件や、ダイイング・メッセージ、「鬼」という暗号も魅力的なので読み応えはあ...続きを読むPosted by ブクログ -
ラストのどんでん返しは途中読めた感があるが
それで有りのストーリー。
しかしこの作者の「殺人者」と言う本も最近読んだが
登場人物の周りの狭い範囲内に
似たように苦しみや悩みを持つ者が丁度いるというか…
少し出来すぎ感あるのが否めない気がした。Posted by ブクログ -
大学講師?の堅物(名探偵)と元気のいい助手(恋人)が殺人事件を解決。定番ぽいが安心して読める。寝台特急に女性の他殺死体が・・・そしてかたわらには、鍵をにぎる黒百合。次には殺された女性の姉が殺され、また黒百合が・・・ 怨恨か?金か? さて犯人は?Posted by ブクログ
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雑誌編集者笹谷美緒は取材で「あさかぜ4号」に乗った。
彼女の乗った個室寝台に、黒百合が置かれていて、隣の部屋の女性が殺されていた。
熱海では女性の姉が殺され、動機、犯人、アリバイの謎が。
その謎に美緒と黒岩壮のコンビが迫る。Posted by ブクログ