円居挽のレビュー一覧

  • 日曜は憧れの国
    てぃーぬオススメ本
    かわいい女子中学生たちのお話。
    ちょっと苦手かな?と思っていたものの、
    意外に楽しく読めました。
    中学生にしてはみんな大人びている気もするけど、
    学校とは違う気安さなど感じたり。
    自分はどのタイプだっただろうとか思いながら読んじゃうかもです。
  • 烏丸ルヴォワール
    展開が複雑過ぎてついていけない。正直しんどかった。めくるめく!というわけではなく、普通に不快な感じでわかりづらい。特に達也の回想シーンはどこから回想に入ったのか全くわからず。
    相変わらずのラノベ臭、中二病。特に、賢い女性というキャラクターが通り一遍。丸太町のルージュと達也の学校のセンセが全く同じキャ...続きを読む
  • 丸太町ルヴォワール
    「真相が欲しいのではない、驚きが欲しいのだ」という、読者の身も蓋もない無意識の欲望をつまびらかにする。麻耶雄嵩が解説を書くのもよくわかる。7.75
  • 日曜は憧れの国
    ほんわかしてて良かった。印象的には薄いかな。
    あらすじ(背表紙より)
    内気な中学二年生・千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターの講座を受けることに。彼女はその料理教室で、同い年だが性格も学校も違う桃・真紀・公子と出会う。ところが、教室内で盗難が発生。顛末に納得がいかなかった四人は、真相を推...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    唐突に探偵養成学校、ディベートのような推理合戦、本物の名探偵などが次々と登場するアニメのような作品。
    思う存分に理屈をこねまくっており、円居氏らしい内容です。好き嫌いが分かれると思うものの、たまに読むならいいかな。
  • 烏丸ルヴォワール
    ロジックの連打と騙しのためだけに作られた精緻なミステリで、久々にあのトリックにやられた。
    いわゆる私的裁判の話しなんで、そこまで行くのにいろいろな騙しはあるのはわかってよんでいて、最初に一回やられ、次はロジックの連打で真実の様相の変化に酔い、そして最後のあかしにもやられました。
    この人の作品は最初の...続きを読む
  • 日曜は憧れの国
    【収録作品】レフトオーバーズ/一歩千金二歩厳禁/維新伝心/幾度もリグレット/いきなりは描けない 
    *あとがきによると、テーマは「若い頃の悩み」とのこと。確かに毒もミステリ成分も薄め。中学二年生の少女たちを四つのパターンで捉え、カルチャー教室の講座のテーマと絡めて描いている。
  • 日曜は憧れの国
    中学生がカルチャースクールに通うのがピンと来ない。現実を知らないので普通のことかもしれないが。違う学校に通う中学生が塾以外で知り合い、友人になるのはいいね。
  • 日曜は憧れの国
    素敵な表紙に惹かれて購入。女子中学生のカルチャーセンター日常ミステリ。4人の女の子が交代で主役を務める。はじめのターンの女の子の、日常が退屈だという心に興味をもって読み始めたが、謎はすっきりせず、つまらないことに足をつっこむ割には表面的な付き合いしかしてないように思う。どの子も少しずつ自分の嫌なとこ...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
    このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
    それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
    きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。
  • コクラセ
    青春、恋愛、ミステリ、そして喧嘩稼業とバキか。喧嘩稼業なプロローグ、アレを本歌取りした一話、男の子同士の奇妙な連帯感と謎の怪物の戦いを描くの二話、三勢力の思惑が蠢く三話。嫉妬激励隊が好きなので原作で活躍してるならそちらにも手を出したいなぁ
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    ■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。

    剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論...続きを読む
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    ■さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。

    鷹司高校で起きたカンニング事件。剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。激突する論理と論理。反転し、姿を...続きを読む
  • 日曜は憧れの国
    女子中学生たちが主人公のミステリ短編集。
    バラバラに個性的で、それゆえバラエティある悩みを持つ4人の少女は、周辺に起こる事件を解きほぐしながら成長する、という王道青春もの。
    全体的に可もなく不可もない感触だったが、舞台をカルチャースクールに、それも各講座一度ずつの体験コースという設定にするというのは...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    シリーズ2作目。今作は前作よりキャラクター物として読んでしまったが、まあ話しがどう動くのが肝だから〜。そして流さんいいよね〜。続きが気になる。
  • 日曜は憧れの国
    ミステリというよりも、中高生向けの青春小説に近い。
    ミステリを切り口にそれぞれが抱える悩みを解決する、とまでは行かなくとも、徐々に変化して行く様子が良いですね。
    読みやすいし、キャクターもたってるいるので、良いんじゃないでしょうか。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    【収録作品】プロローグ/第一章 試験と名探偵/第二章 古典と名探偵/第三章 学園裁判と探偵殺し/エピローグ 
    *次々とひっくり返る論理が気持ちいい。
  • 丸太町ルヴォワール
    ラノベっぽいなと思ったら、講談社BOXから出てたのね。どんでん返しが多くて驚いたwシリーズ出てるみたいなので読んでみようかな。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    これもなかなか面白かった。
    シリーズ二作目ですが、最初は静かな事件からいろいろ絡み合いながら最後に私的裁判になりそこから後ろにあった悪意が浮かびあがる。
    なかなかいい、ミステリーです。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    僕の目指すところは――。

    思ったより主人公が歪んでいなくて安心した。成長する面があるのがいい。さすが新潮文庫nexだな、と思うこともあった。ノリがラノベ。登場人物もラノベ。悪くないけど。ただ、本当に導入編でキャラクター紹介に終わった感じも。

    最初プロローグがどう本編とつながるかわからなくて戸惑っ...続きを読む