高野陽太郎のレビュー一覧

  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    これは面白い、鏡に映る像がどう見えるのか、それはなぜかは、光学反転、表象反転、視点反転という三つの多重プロセスによってもたらされることを論理的に説明し、データによって論証するもの。いや〜、鏡は深い。
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    [くるりんぱの怪]答えを知っているようで知らない、「なぜ鏡の中では左右が反転して見えるのか」という問いを糸口とし、鏡映反転という現象を解明しようと試みた作品。プラトン以来、数多くの哲学者や物理学者が挑んでは破れてきた身近な謎をめぐる科学ミステリーです。著者は、認知科学を専門とし、東京大学大学院で教鞭...続きを読む
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    「読売新聞」(2015年09月20日付朝刊)で、
    池谷裕二先生が紹介しています。
    (2015年09月20日)
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    「何故、鏡に映ると反転するのか?」この単純な疑問が過去から現代に至るまで長らく論争を繰り広げており、かつ現時点でもその明確な答えが出ていないことに関して驚きを隠せなかった。しかし、この単純な問題が何故現代に至るまで解かれていないのか、この本を読み進めていくことによってこの問題の奥深さを知ることが出来...続きを読む
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    鏡に見える自分の見え方、見方がこれだけ人それぞれなのかと。みんな自分と同じなのかとばかり思い込んでいた。まずそこに驚く。
    左右の不確かさ。揺らぎにも驚く。
    脳みその中でどう判断してるんだろ。けっこう適当なのは分かった。
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    非常に興味深かった。時間をかけて読むだけのことがある、刺激的な一冊だ。

    まず驚くのは、鏡に映ると左右反対になる理由には定説がないと書かれていることだ。そして読み出すと、ページを追いながらずっと、その理由にここまで複雑な説明が必要なのか?という疑問が頭を離れない。これは著者もそう書いているし、おそら...続きを読む
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
     鏡に映る自分は左右が反転しているように見える。
     なぜだろうか?
     ごく当たり前のように思われるこの事象について、きちんと説明は為されていなかったことが驚きである。
     過去の仮説に対する反証と実験で構成されており、なるほど!と思わせるんだけど他人に説明できる気はしない。
     だけど、仮説と検証、実験...続きを読む
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    なぜ鏡に映ると左右が反対になって見えるのか。上下は
    そのままなのに、なぜ左右だけが反転するのか。この本
    を見た時、考えてみれば簡単に答を出せない問題である
    ことにハッとして早速読んでみることに。すると、何と
    その答は未だに定説を得ていないというではないか。
    どんどん興味が湧き出し、さぁいよいよこれか...続きを読む
  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    誰しも一度は疑問に思ったことがあるのではないだろうか?
    鏡を見ると右と左は反対に見えるのに、上と下、前と後ろは反対に見えない。
    当たり前のような気もするが、きちんと説明しようと思うとそれほど簡単ではない。

    数年前に少し、これについて考えてみたことがあったのだが、そのときは、
    「要するに面対称なのだ...続きを読む