にかいどう青のレビュー一覧
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児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。Posted by ブクログ -
改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。
①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
②男性が好きな男性を好きな女子。
③性自認が女性で女性が好き。
④父親の愛情表現がセクハラ。家...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙や挿画は可愛らしい絵で、だからこそ作品内で子供が犠牲になっていく結末が胸につまされる。
と言っても、怪談を読んで辛い気持ちになるのは正当なので文句じゃなく評価している。
怪談やホラー小説で有名である作家陣も、いつもとは違った筆致で児童向け怪談に挑み概ね成功しているように感じた。
『横断歩道には...続きを読む -
魔女である主人公に対しても普通に仲良く接する二人の友達が本当に親友だなあと感じました。今作でその二人に喧嘩が発生してしまいますが、その溝は主人公の機転などでだんだんと埋まっていきます。なかなか謝罪がしにくい大人と比べれば、これぞまさに子供時代ならではの正直な心が反映された作品のように思えます。
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「願いのかなう百物語って知ってる?」理子が絵流萌にそんな話をし始めた。その話を聞いた寧々は愛犬を生き返らせるため、百物語をやりたいと言い出す。悲しみから立ち直れるならと、他の友人も誘って百物語を始める絵流萌達であったが……。
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発売前からひそかに楽しみにしていた一冊。100物語とつくホラー...続きを読むPosted by ブクログ -
どうやって森野の死を回避するのか、はらはらしました!
曜日を飛び越えながら、だんだんと真相に近づいていくのも面白かったです!
ちょいちょい出てくる雑学も楽しかったです!Posted by ブクログ -
描写が細いので都度中学での日々を思い出して懐かしく感じた。
主人公レオは優れたパーソナリティの持ち主であり、読んでいて心地よくなった。
誰にでもお勧めする本であるが、中学生の時に出会いたかったな。Posted by ブクログ -
両親の仕事の関係で叔母の元から学校に行くことになったひびき。町の様子を見て歩いているとふしぎな古書店にたどり着いた。そこで出会った青年レイジは自分は福の神だと名乗り、ひびきを「福の神の弟子(仮)」と決めるのだった。
古書店がタイトルにあったので手にしてみました。いわゆるイマドキの児童文庫ですね。可...続きを読むPosted by ブクログ -
゛優等生の着ぐるみをかぶって生活する゛なんて中二病の話かと少々引きぎみで読み始めたが、ひき逃げ事故のあとに幻覚を見るようになってから面白くなった。幻覚が反転してたせいで複雑になったけど、思春期のいろいろが混ざりあって青春ものとしてもミステリとしても面白かった。川瀬とお友だちになりたい。Posted by ブクログ
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夏は怖い話が読みたくなる。
ドキドキ出来て面白かったけど、こじつけ感があるのも否めない。もう少し単純で分かりやすい「怖い話」がよかった。「キレイになりたい」と「むかし遊び」というテーマを無理やりくっつけたせいかもしれない。
四つの物語が最後に繋がっていく……のだけど、この繋がり方が無理やりな感じが...続きを読むPosted by ブクログ -
5年から。恋愛短編コメディー。頭にお花が咲いてる男子の理由は…お互いにキューピッドの矢を打ち合い⁈主人公は中学生だが、軽めで過激なものもなく、面白おかしく描く12話。Posted by ブクログ
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中学生が主人公でジェンダーフリーがテーマの短編集。巻頭の漫画の鎌谷悠希さんが各短編の扉絵も書いていて、とても良い。Posted by ブクログ
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わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。
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発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベ...続きを読むPosted by ブクログ