石崎幸二のレビュー一覧

  • 第四の男
    ミリア&ユリ・シリーズ。ボケとツッコミの会話中心で軽く読めるがトリックはなかなか本格的。次作も楽しみ。
  • 記録の中の殺人
    ミリア&ユリシリーズ6作目。
    「女子高生連続殺人事件」の犯人の狙いは何なのか?

    あれ、今回孤島のお約束は?と思っていたら行きました。孤島。
    そんなことどこにも書いてなかったけれど、孤島に行って閉じこめられて事件に遭遇。
    あれ?連続事件は?と思っていたら。殺人鬼登場。
    もやっとした状態で終わっていま...続きを読む
  • 袋綴じ事件
    ミリア&ユリシリーズ第4弾
    孤島ばかりにいっているから、いつのまにか推理小説研究会が孤島研究会に(笑)
    今回は女子高生達の華麗な?推理が炸裂しています。
    前回はババ抜きで犯人をあて、今回は袋とじで犯人を当てる!
    でも、こんかいはちょっと回りくどかった気も・・・・
    でも、相変わらず笑いながら最後まで読...続きを読む
  • 日曜日の沈黙
    20世紀最後の「メフィスト賞」受賞作。

    ミステリィの館で謎解き合戦!
    女子高生2人とサラリーマン:石崎が謎を解くお話ですが、石崎さんのいじられっぷりがすごい(笑)

    仲良くなるヒマもなく女子高生達に良いようにされている石崎さんのはじけっぷりがみものです。

    ただ終わりが好きじゃありません。
    もうち...続きを読む
  • 第四の男
    DNAネタをこねくりまわすの好きですね…。
    現在の誘拐事件と16年前の殺害事件、この二つの事件が絡みつつ話は展開していくのですが、いつもの石崎+ユリ・ミリアチームは事件の当事者ではない。このため、伝聞の中でひたすら推理している状況のせいか、シーンの転換が少なく、なんだか物足りない読後感。
    何が足りな...続きを読む
  • ≠の殺人
    ■沖縄本島沖の孤島―水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたクリスマスパーティー。大手企業の御曹司・平森英一が主催するとあって、会には有名スポーツ選手や俳優などの豪華な招待客が名を連ねていた。そんな宴の夜、惨劇が!人気プロ野球選手、井沢健司が無残な死体となり発見されたのだ。その後、連鎖し起こる不...続きを読む
  • 日曜日の沈黙
    ミリア&ユリと石崎が運命の出会いを果たすシリーズ一作目。
    最初からかっ飛んでる会話が相変わらず楽しい。
    どうしてこの三人とこんなに波長が合っちゃうんだろう。謎。

    謎解きは正直言って、ほぼ斜め読み。
    数字はほとんど無視してました。
    煙に巻かれたようなラストだけど、楽しく読めたからまあいいか。
  • あなたがいない島
    謎解きも真相も強引なので、★3つ。
    でも、こんなに立て続けに同じシリーズを読んでいるのに、
    さっぱり飽きない(笑)
    ますます快調なミリアユリ&石崎。
  • 復讐者の棺
    連続殺人事件の種明かしはまずまず面白かった。

    この作者はコメディ・ミステリだと判って読んではいるのだが、東川篤哉さんほど好きになれないのは何故だろう。
    今回、作者が作品の中で女子高生の会話の区別がつかない!とか自ら指摘している辺り、メタ的で面白いのだが、そこが逆に私がこのミリア・ユリシリーズへのめ...続きを読む
  • 袋綴じ事件
    この作者はぬるーい感じが良いんだろうな・・・。
    石崎さんの本を読むのはこれで3冊目になりますが、ガチの本格ミステリとも一味違う印象が強まってきた。
    あんまり人が死なないし。(今回は頭を殴られて昏倒していただけ)
    あと、どんでん返しが3回ぐらい来るのもパターンとして慣れてきてしまった。
    同一の作者の本...続きを読む
  • あなたがいない島
    ミリア・ユリの会話が、ちょっと辛い。
    デキの悪い笑点をみせられているみたいで・・・。ああいう妙なところで頭の弱いキャラ付けにせず、ただの頭の切れる毒舌ツン属性の女子高生にすれば、もうちょっと読みやすいんじゃないだろうか・・・。
    (まぁ、頭の良い毒舌キャラクターは巷に溢れているので、作者独自の特徴を出...続きを読む
  • 日曜日の沈黙
    人が殺されることは無く、提示された「謎」を解くお話。
    デビュー作としては、こんなものじゃないでしょうか。

    手放しで「すげぇ!」と絶賛するレベルではないかもしれないが、今後このシリーズを引き続き読んでいくと右肩上がりに評価が上がることを祈って、評価は★3つ。
  • 記録の中の殺人
    作者と同名のサラリーマン「石崎」と女子高生コンビ「ミリア&ユリ」シリーズの第7弾。相変わらずのノリで繰り返されるボケとツッコミが愉しい。連続殺人犯ミキサーの被害者をつなぐミッシングリンク、孤島での殺人の犯人の動機、別々に展開される2つの事件ともにホワイダニットものとしてなかなか良く出来ているのでは。...続きを読む
  • 記録の中の殺人
    「石崎」と「ミリア&ユリ」の女子高生コンビシリーズ
    最新作。今作は...やはり島での殺人事件に巻き込まれます。
    一応、本人達も今までの経験を考慮して、事件に
    巻き込まれないように対策を練ってるんですが...
    その対策がピントがズレまくりで、相変わらずの
    脱力ギャグは冴えています。このシリーズの7割は...続きを読む
  • 記録の中の殺人
    シリーズの7作目。女子高生コンビミリア&ユリ+会社員石崎さんは、相変わらずぼけまくった推理を披露しております。『首鳴き鬼の島』以降、作者さんの興味はDNA鑑定にあるのかな?違うテーマを扱ったミステリも読みたいんですけど。
  • 袋綴じ事件
    この女子校生コンビのシリーズは読む順番が
    バラバラになってしまっているんですが...
    今のところ問題なく読めてますw。

    「ミリア」「ユリ」の暴走コンビは今作では
    やや控えめな行動ですが、コンビ漫才、そして
    「石崎」を弄り倒す様は容赦なく、数ページに
    一回は必ずニヤリとさせられますw。
    相変わらずの...続きを読む
  • 復讐者の棺
    ミリアとユリの女子高生コンビと冴えない
    サラリーマン「石崎」( 本格ミステリマニア)との
    掛け合い漫才をメインにしながら島での
    連続殺人事件が起るという一つのパターン化
    した良質ギャグミステリ。
    今作も事件が起るまでのギャグパートも
    キレキレで失笑の連続ですw。

    その事件と言えば大掛かりな連続殺人...続きを読む
  • ≠の殺人
     沖縄本島沖の孤島で起こる連続殺人。いつものミリアとユリに仁美が加わり,ますますにぎやかに。探偵役の石崎さんと3人の距離感が面白く,ばかばかしい掛け合いは相変わらず健在。今回は定番のガンダムネタは控えめ。
     ミステリとしては,短いながらしっかりとしている。こういうシンプルさはけっこう好みなのだけど,...続きを読む
  • ≠の殺人
    女子高生ミリアとユリのコンビシリーズの新作。
    途中の作品読んでないけど...まぁ...いいや(笑)。

    今回も島に行きます。また島です(笑)。
    217ページの本作ですが事件が発生したのが
    91ページ目(笑)。すでにこの時点で全体の
    1/3ページ以上費やしてます(笑)。
    事件が起こるまでの90ページ...続きを読む
  • あなたがいない島
    「俺が言いたいのはだな。こんなイベントに本当に意味があるのか?その心理学なんかの研究の役に立つのかと言いたいんだよ。費用をかけて無人島に行って,しかもたった一つだけしか物を持っていくことが許されないなんて,変だよ。そんな心理学の調査なんて聞いたこともない」
    「でも石崎さんは,その精神医学とか心理学の...続きを読む