カール・シュミットのレビュー一覧

  • 政治神学 主権の学説についての四章(日経BPクラシックス)
     「主権者とは、例外状態について決定を下す者のことである。」
     非常に印象的な一文から本書は始まる。「例外状況とは、現行の法律では規定されていない状況であり、極端な緊急状況とか、国家の存立が危ぶまれる状況などとして示すことができるだけであ」る(14頁)として、正にそのような例外状況に国家の本質が示さ...続きを読む
  • ポスト産業資本主義における差異を生み出すもの 「顔」を見せることが価値を生む時代へ(インタビュー)