kashmirのレビュー一覧
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kashimir先生の電車への愛が前作「てるみな」ではもう少し抑えられてストーリーに馴染んでいたのが今作では露骨で笑った。雑誌で一本ずつ読んでると驚いたけど、(慣れてしまったせいか)単行本で通して読むと、全然良いな。Posted by ブクログ
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現実のようなファンタジーのような素っ頓狂な路線の導入、それが徐々に悪夢めいてくるのがたまらない。楽しんで描き込まれただろう背景の異様も見所。コラムと番外編で毎回気持ちをリセットしてまた次の悪夢を見るのが楽しい。Posted by ブクログ
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みすずが自我を獲得したと同時に
はじめて目にした「他者」がナオコサンであった
その名付けにおいて、力の大半が貸与されたのだとすれば
ナオコサンはまさしくみすずの影であり
その存在こそ、みすずの理性を担保する存在だったと言えるわけである
だからつまり、やがてひとつになるべき二人ということだPosted by ブクログ -
代替わりもあったせいか、神様がいる以外はわりと等身大な学祭前。学校のお泊まりとか、ああやっぱり上手いなあこの人「空気感」を描くの。モブ以上脇役未満のキャラ達の、ちょっとした得意分野がちょっとだけ活かされる瞬間のなんでもなさとか、何も起きてないけどいいわあ。あと副会長が強力。Posted by ブクログ
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kashmirセンセの画や話はいつも共通してどこか不思議な懐かしさというかアナログ感があって惹かれる。
今巻は新キャラ登場。しかもやっぱりダメなひと。でもロマンスな話も少々。楽しそうだなぁ。Posted by ブクログ -
ついに夏休みが終わってしまった・・・!
今巻はバイト先(?)の喫茶店でのお話がメインです。
新キャラが出てきますが・・・世間は狭いなぁ(笑)。
夏穂の「いいなぁって思って」という気持ち、分かる気がします。
しかし今後変態度がさらに上がるフラグが・・・(苦笑)。Posted by ブクログ -
そこに線路があるならば
人はいつでもどこへでも行けるだろう
それは生きる希望
希望のエネルギーはやがて進化をもたらし
進化によって人は、人にあらざるものと同化していくのだ
そしていつか線路が宇宙にまで伸びていくのだとすれば
石川賢みたいな話ですPosted by ブクログ -
「ざつ旅」とか読んで、ぶらり旅モノが読みたくなり、Web広告か何かで出てきたので、ネット書店で注文。若干、非実在系もあるけど、ぶらり旅が楽しめるマンガかな。Posted by ブクログ
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ゆるふわ旅情ものの皮を被ったガチ鉄道もの。百合要素も入っていて鉄オタでなくても楽しめる。
鉄道以外の旅もしっかり入っているので、思った以上にいろんな人種にリーチできる作品だろう。
主人公が無職っぽいので、そこだけかなり不安になってしまうが……。 -
2巻になっても失速せずイイ感じ。地方と東京とをバランスよく繰り返すので、知っている土地や路線が出てきたり、知らないところが出てきたりというのが行ったり来たりできて楽しい。しかし酒に弱いって嘘だろ……Posted by ブクログ
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魔界都市東京に張り巡らされた複雑な鉄道路線
それは深淵から這い出てこようとする悪しきものたちを
封じるための結界なんだ
そして現代
インフラ整備の綻びを破って魔が侵食する時代
鉄道に魅入られてどうも集団行動の苦手っぽい猫耳少女は
いつかそれらと同化していくのか
あるいは戦う宿命にあるのかもしれないPosted by ブクログ -
共感度マックスすぎて、逆に飛躍がなく個人的にはそれほど興奮しなかった……(笑) 不思議な手触りの作家さん。限りなくノンフィクション作品なのに、時々めっちゃ嘘を紛れ込ませたりする所が面白い。ぼんやりしてる。/つーか金持ってそうで羨ましい……。Posted by ブクログ
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すごくいい。
突発的乗り鉄風紀行なんだが、鉄道を主な動機にしつつも周辺も楽しみたいって気持ちとか、意識低い鉄的なとことか、なんとなくな粋の心とか、全てに共感を覚える。
東京の特急列車の雰囲気とか実際に突発鉄道旅行の参考にしたい。Posted by ブクログ -
作者の作としては小ネタ控え目ストーリー寄りのコメディで、設定が固まって魔法少女メタネタが増えてからががぜん面白い。メタギャグと魔法由来の突拍子もない展開がバカバカしく笑える。「産毛」ひどい。Posted by ブクログ
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今巻キャラとネタとドタバタのバランスが一番よく取れてる気がしたがとうとう最終巻。いつもとそれほどには変わらず、でもしっかりと最後らしい、いい終わり方だった。Posted by ブクログ
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悪夢感は少なめに(鉄道中心の)旅情UP。これ『てるみな』でいいの?というポップなオチも、いつもの作者の味に戻ったという気はする。中華街編の疾走感に満ちたまま突き抜けるラストが好き。Posted by ブクログ