持地佑季子のレビュー一覧

  • クジラは歌をうたう
     続き気になりすぎてサークルの部室でずっと呼んでました。みんなごめんね。

     ホンマの後半に、タイトルの意味がわかった瞬間がもうやばかったです。(語彙力の欠如)
  • クジラは歌をうたう
    今まで読んだ中で1番いい本でした。
  • クジラは歌をうたう
    何気なく点けていたテレビ、偶然流れていたクジラの特集で鳴き、うたうことは頭の片隅にあった。偶然見つけたこの本のタイトルに惹かれ読んでみる。ストーリーも良し、何かにつながりながら出会ったこの1冊も思い出の本になりました。
  • クジラは歌をうたう
    君は今、何を見て、何を思っていますか?

    10年後、自分がそこにいないことを受け入れてこの言葉を送ったんだよな
    その心境を思うと胸が張り裂けそうになります。

    正直ストーリーはベタだし、ブログの謎も「まあ、そうだよね」という感じ。
    ただその分とても読みやすく、入り込みやすかった。
    何より、沖縄や東京...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    病気の女の子とそれを知らない男の子という昔からの定番の青春ストーリー。大人になった主人公が過去からのメッセージの意味(ブログの謎の更新)を探るという謎解きの要素が加わるものの、ありきたりな内容。

    だが、読後感は非常に高く、良い小説に出会えたという感想。過去と現在で交互に話が進む形式で無駄がなく飽き...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    主人公である拓海は、死んだはずの橘睦月のブログが更新されていることに衝撃をうける。

    拓海は、橘睦月のことが好きだった。しかし、橘睦月は死んでしまった。このことが消化できないまま、地元沖縄を離れて東京での生活を続けている。

    そんなか、橘睦月のブログがある日更新される。

    死んだはずの橘睦月が更新で...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    途中まで、なんかよくある感じの話だなぁと思っていたけれど、最後まで読んだ時に、大切な人や大切にしていた思い出を思い出して涙が出ました。爽やかで、ちょっぴり切ない。
  • 小説 映画 青夏 きみに恋した30日
    読み始めたきっかけは単純に私の好きな曲、Mrs. GREEN APPLEさんの「青と夏」がこの映画の主題歌と聞き、どんな映画なのかなと興味が湧いたからでした。学生の遠距離ってやっぱり不安要素の一つですよね。出会いってどこにあるかわからないですね。ですが、個人的には二人で信じ合ってれば大丈夫な気がしな...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
     初めの拓海の心情は理解が難しかったけど、終わりに近づくに連れて、過去を忘れられない拓海から“今を生きる拓海“って感じになってなんかエモいなって思った笑。不思議な青春って感じでした。
  • クジラは歌をうたう
    沖縄に住む高校三年生の自分と東京に出た三十歳の自分とを、ある女の子のブログが繋ぐ物語。
    恋とも言えない淡い季節を想い出にできずどこかぽっかりと心に穴が空いた主人公が、逃げるように出た地元の友人らの支えで一つずつ気持ちに整理をつけるラストの展開は、温かくも切ない。

    ブログの謎がすぐ読めてしまったり主...続きを読む
  • 七月七日のペトリコール
    おもしろかった。自分にしては珍しく先を予想しながら読んだけど、全然かすりもしなかった。ただ、156ページで高校生の和泉がスワイプしてるのだけ気になってる。ガラケーでもスワイプできる機種ってあったのかな。
  • クジラは歌をうたう
     『〝クジラ〟強調月間始めました!』5

     第5回は、持地祐季子さんの『クジラは歌をうたう』です。
     結婚を控える30歳の主人公・拓海には、高校時代の忘れられない女の子(今は亡き)睦月がいるのでした。
     密かに見る睦月のブログが、12年の時を経て更新されているのに気付き、物語が動き出します。表題の『...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    この本はほんとに何も知らずに何も見ずにタイトルに惹かれて買った本だったけどほんとに読んでよかった。「死」をわかりやすくテーマにしてるわけではないけれど読んでいくうちに心に死の新しくてほっとする概念を植え付けてくれる。全員の登場人物が魅力的でそれぞれに素敵なところがあって、どんでん返しとかそういうのは...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    初見の作家さんの作品。脚本家ということで映像的でとても読みやすい本でした。
    過去に引っ張られ、内面では大人になり切れていない青年拓海が、もうこの世にはいない少女睦月の幻影を追い続ける話です。
    周りの人々がひたすらいい人なので、主人公の中二病っぷりが際立ちます。再婚した父も、その後妻も何も悪くない。疎...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    過去の辛いことと
    どう向き合って生きていくのか。

    ティダは 太陽
    ウミンチュは 海の人

    産まれて、生きて、骨になる

    毎日を変わらずに生きていく事

    私もクジラのように
    君のために歌おうか


    謎解きのために 色々な人と会うけど
    その行為が 探偵ぽくて ちょっと気持ち悪かったな‪w

    でも ちゃ...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    脚本家さんが書く小説らしく、ストーリーの展開が気になって気になって文章をすっとばして読みたくなってしまった。
    でも読んでいるうちに、大事なのは誰がブログを更新したか、というところではなく、拓海が睦月への想いをどう背負って生きていくか、もっと言えば過去の後悔を人はどう消化して生きていくか、というところ...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    「君は今、何を見て、何を思っていますか?」From Mutsuki 12年ぶりに彼女から送られてきた、届くはずのないメッセージ。東京と沖縄、18歳と30歳。時間と場所を超えて綴られる、彼女と僕の物語。
  • クジラは歌をうたう
    クジラが歌を歌う理由を知る時、その想いも知る。

    亡くなったはずの想い人のブログが更新された事から始まる恋物語。

    ミステリーではないので、ブログが更新された理由は簡単に想像出来てしまうけれど、こういうの何か良いよねって思う。

    このブログがきっかけで、拓海と関わる人達の関係も変わってきて、気持ちも...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    結婚を控えた数ヶ月後に控えた拓海は密かな日課である、高校の時好きだった子ブログを見ると更新されるはずのないブログが更新されていた。拓海はブログを更新したのは誰かを知るため長年あっていなかった同級生たちに会いに行く…

    かつて好きだった子のブログ更新から物語は始まる。それをきっかけに、級友との再開や、...続きを読む
  • クジラは歌をうたう
    スーッと読めたけどあんまり記憶には残ってない。死んでしまった女の子のブログを今でも見てるよーって。更新されたよーって。諦め切れないよーって。