小田中直樹のレビュー一覧
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コロナの影響によりこの1年で世の中は変わってしまった。マスクをつけて外出し、食事の団らんはなくなり、友人との集まりは避けられるように。人間らしい活動が制限されているのだ。
本書では、これまでの歴史における感染症をペスト、天然痘、コレラ、インフルと追いながら、当時の人々の生活や社会の変遷が描かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、あちこちで話題となっている歴史認識問題を易しく解説した本です。歴史学は暗記の学問だという思い込みをくつ返してくれるはずです。史学科に進学するまたは進学中の方は、ぜひ手に取ってみてください。
(九州大学 大学院生)Posted by ブクログ -
○歴史学ってなんだ?
小田中 直樹 著 PHP新書
タイトルを見て想像していたものよりずっと奥が深かった。(例えば構造主義だとか)
そうか、そう単純な問題ではないのか。
かなり考えさせられる本であった。Posted by ブクログ -
講義の参考図書で、最終レポートを書くのに読んだ。歴史を学ぶのって義務的だなと思ってたところがあったけど、ちょっと意識が変わったかも。またちゃんと歴史学ぼうと思った。Posted by ブクログ
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「なぜ歴史を学ばなければならないのか」という問いは,多く聞かれる。筆者は歴史学がこれまで歩んだ経緯を示し,その存在意義を述べている。
歴史学が史料批判を通じ「より正しい解釈」に至ることの営みであることは,説得力がある。
近年の教科書問題にも通じ,その解決にも寄与する書だと思う。Posted by ブクログ -
とっても読みやすい入門書☆
Q史実を明らかにできるか
Q歴史学は社会の役に立つか
を軸に綴られている。
結論も納得w。
でも、歴史学ってより全ての学問に通じる結論だと思う。
社会科学、人文科学、自然科学…
曖昧さを肯定するには??的な。Posted by ブクログ -
歴史学は「史実を明らかにできるか」「社会の役に立つか」という二つの疑問に迫る。前者の問いの答えには結構納得させられる。歴史書と歴史小説の違いなども興味深い話題だ。Posted by ブクログ