下坂幸三のレビュー一覧

  • 精神分析入門(上)
     やっと手を出した。そんで、疲れる読書を少しでも力にできるよう、読みながらメモったものを書く。


    第一部錯誤行為
     序論だけに、科学的思考と精神分析を説明し、自己の体や意識の反応を『偶然』と切り捨てない精神分析の説明も兼ねる。この時代に今まで生きてきて「無意識が存在する」という知識があるためか、少...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    なんとなく難しいイメージがあったのだけれど、
    タイトルに「入門」と書いてある通り、
    大学での講義をもとにしてあるのでわりかし読みやすい。

    「錯誤行為」
    まず気付くことは、
    フロイトは非常に科学的な人間であるということ。

    反証例をことあるごとに提示し、
    それをひとつひとつ検証していくの...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    自我とは自分の意識のことであり、意識は理性でコントールできる。自分の行動は自分の意識で理性的に決めている。デカルト

    意識された部分(理性や合理性など)は表層的なものに過ぎない。自我の意識の活動にのぼらず、自覚されていない心の奥底がある。無意識。潜在意識。無意識の内容は夢などに現れ、起きているときは...続きを読む
  • 精神分析入門(下)
    物事から目をそらして忘れてしまった気になっても、それらの物事はその人の無意識に落ちていってさらに不死なものらしいのです。無意識に落ちて出てこない状態を抑圧といって、心理的不調の原因になったりする。そういった抑圧された無意識の意識化が精神分析の治療の仕方のようです。現実にむきあわない、物事から逃げる、...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    錯誤行為、夢判断、神経症総論の前半を収録した上巻であるのが本書。それにしたって、分析によって突き止められるのは大体において性にまつわることだっていうのが、本当かなという思いとそうだそうだという頷きが半々に生じるようなことでした。100年前のものだけれど、性に対して現代的に取り組んでいて、いまもなお古...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    夢に関する部分がほとんどでこの部分はあまり興味は無かったけど精神分析に必要なステップだと言い聞かせてなんとか読み通した。全体を通じて性的な事柄の記述が多かったので驚いた。
  • 精神分析入門(下)
    精神分析入門(下)

    (上)から16年ほど経ったあとの講義
    より内容が整理されており、
    暴走気味だったように感じられる彼のロジックが
    とてもリファインされているように感じられた。

    精神分析をより身近に感じられた一冊である。
  • 精神分析入門(下)
    フロイトの中でもこの本は読みやすかった。
    精神分析の結果が真理かどうかは分かりませんが、
    答えを求めようとする過程が推理小説のようで面白い。
    心理学専攻以外の人にも一度は読んでほしいです。
  • 精神分析入門(上)
    心理学や精神のほうに進もうと
    考えていた時期が会ったので、これも
    高校のときに読んだ。大変だった。
    逆にユングのことを知っていけたのは
    自分にとって幸運だった。
  • 精神分析入門(上)
    往年の名著、精神分析入門です。
    難解としか言いようがない・・・
    大家でなければ読もうとも思わない作品ですね。
    ただところどころ「なるほど」と思わせる場面がありました。
    そういう意味でも原著に当たるのは価値があるかと
  • 精神分析入門(上)
    上下巻 いうまでもなく必読書。
    ただし、フロイトは性的虐待は幻想であると言っています。時代の限界かな。
  • 精神分析入門(上)
    言い間違いとは如何なる場合においてもその人の無意識の本心を表しているという事らしいが、本の中で示されている例がたまたま何れもそのような事例であると言うだけのような気もする、反例の検証がどの程度されているのか不明。それに、本心と言うのがどのような条件下で成り立つものなのかも具体的に検証してあげないと間...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    今月の4冊目。今年の11冊目。

    大分前に買っていた本を読み終わりました。
    正直下巻は読む気はおきません。フロイトの言っていることは面白いのかもしれません。また、同時代的にほかの著名な人と比べてみると面白いかもしれません。しかし、読んでいて、共感ができないところがあったので、最後のほうはじっくり読む...続きを読む
  • 精神分析入門(上)
    最後にリビドー登場。
    夢の解釈について表も裏とも解釈できるのであれば、解釈者の主観によっちゃうんじゃないかと思いつつ、曖昧な人間の夢の解釈だからそれも致し方なしなのかな。
    解釈者はあくまで補助者としてしか役割しか与えられないどいうことかな。
  • 精神分析入門(上)
    小さな兆候から物事を読んでいく姿勢には好感が持てるが、夢に出てくる様々なものを性的なものと解釈するのには少し抵抗があるし、リビドーによってすべてが成り立つとは思い難い。が、ものを考える姿勢としてはとても役に立つ一冊であると思う。
  • 精神分析入門(上)
    精神分析入門

    小学生や中学生でも聞いたことのあるフロイト。
    とうとう手を出してしまいました。

    この一冊はフロイトの熱が込められていて、
    わかりやすいように解説してくれているのがよくわかります。

    晩年には彼の言うリビドーの意味は変化するも、
    彼の考え方がよくわかる、
    入門にはおすすめの一冊。
  • 精神分析入門(上)
    いつか読みたい、と思っていて手にした本。
    思い当たる節とか、そういうところに付箋付けていったら付箋だらけになって読みにくい本になってしまった、、、
    まだ上巻の1/4ほど残っている。

    上巻は主に夢の解説なのだけど、結局全部そこに行くんですか?そうなの?人間て?みたいな、ちょっと受け入れたくないような...続きを読む
  • 精神分析入門(下)
    たぶん、これ読んでから、いろんな意味でいろんなコトに抵抗なくなったのね、、、。って、上巻と同じく、、、。
  • 精神分析入門(上)
    かの有名なフロイト先生の本。
    無意識の話題はもちろん出てくるが、私が特に着目したのは夢の部分。
    何故夢を見るのか。夢は不安に悩む人に眠りを誘うために起こる現象だという考えが興味深い。要は寝るための麻酔ということか。
    ざっと読みであまり頭に入っていないからこの評価に自信はない(笑)
  • 精神分析入門(下)
    この著書は精神分析の父、フロイトの本です。
    上下巻あるので両方一緒のことを書きます。

    まあ、やっぱり難しいですね。一応最後まで読みましたが、夢診断やリンゴの木などは何とか理解できましたが用語や考え方がまだよく理解できませんでした。
    でも夢診断などは面白いので少し読む分にはお勧めです。