ドン・ウィンズロウのレビュー一覧
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昨年の7月から、ドンウィンズロウの作品を、デビュー作の「ストリートキッズ」から執筆順に読み始めて、この作品までたどり着きました。これまでの作品の後日談(だけじゃ無いけど)がちりばめられていて、こういう読み方をして来て良かったとしみじみ思いました。ニールとブーンが、同じ作品で活躍するなんて、最高!その...続きを読むPosted by ブクログ
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ドン・ウィンズロウ初の中編小説集は、読み応えがあった。中編になるとなおさら、
巧妙なプロットとしゃれたセリフが目立つ。過去の長編の登場人物たちが顔を見せ、後日談が語られるのもうれしい。Posted by ブクログ -
6篇の珠玉の中篇。まさかこれだけの年月が経た後でニール・ケアリーに会えるなんて。ボビーZと再会できるとは。感涙の極み。生きていて良かった。本読みを続けていて良かった。至福の時間だった。
どの作品もウィンズロウの世界。2020年のベストでありオールタイムベストです。Posted by ブクログ -
中編小説が6篇。
どの話もそれぞれに面白く、ラストがどれも粋だ。
そして常に自分の内なる善悪や正義を問われている気がする。Posted by ブクログ -
生を受けてから波に乗ってきた。そのことから学んだのは波はどこにも連れてってくれず、必ず本当の自分のところに戻ってくるということだ。Posted by ブクログ
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6編収録されている中編集。アメリカの問題、世界の問題を描いて怒りや悲しみとかたくさんの感情がある。なかなかどれが正しいとか決められないことも多くて、でも正しいことをやろうとした、やった人たちの想いが伝わってくる。これまでの作品に登場した人物たちも何人か出てくる作品があってそれも嬉しい。最近は大長編の...続きを読むPosted by ブクログ