市瀬英俊のレビュー一覧

  • 夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」
    読んでる最中に感じていたのは興奮している自分
    まるで記憶の中からその試合映像が甦ってくる感覚というか、文章と共にレスラー達の動作が鮮明に見える感覚と共にページをめくり続けた

    実はずーーっとカゴに入れたままだったこの本
    たまに「よし、今だ!」と思いつつもやはり迷い結局は購入ボタンを押さず、またしばら...続きを読む
  • 誰も知らなかったジャイアント馬場
    いい本でした。題名の通り知らない事が沢山有りました。元子さんとの往復書簡はちょっと赤面ではありますが、お二人のその時々気持ちが分かったような気もします。プロレス会場では元子さんをよく見かけたのを思い出しました。もう何十年も前の事になりました。故人の方々も、覚えている限り、心の中で、生きているのだなあ...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズVol.3 闘魂最終章 アントニオ猪木「罪深き太陽」裏面史
    改めて猪木のファンを自覚。
    それだけに今の姿が痛々しい。
    もう頑張らなくていいからもっとゆっくりしてよ
  • 夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」
    800ページを超える大巨編。全日本プロレスの四天王のプロレスに徹底的にフォーカスした著書である。

    三沢、川田、小橋、田上。それぞれの葛藤や苦悩、喜怒哀楽が目の前に展開される。全日本プロレスは私の青春であり、感動も興奮も共有した身としては、とても読み甲斐があった。

    近代の煌びやかなプロレスとは一線...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズVol.3 闘魂最終章 アントニオ猪木「罪深き太陽」裏面史
    プロレス週刊紙「ファイト」の編集長として、プロレスの現場でアントニオ猪木を取材し続けてきた筆者の書。

    現役時代、書きたくても書かけなかった秘し沈められた事実が続々と明かされる。

    ただの暴露本では無い。
    新たに明らかにされる歴史に触れて実感する。

    規格外の壮大なスケール。
    功罪折り合わせた人間臭...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズvol.2 『週刊ファイト』とUWF 大阪発・奇跡の専門紙が追った「Uの実像」
    1984年、新日本プロレスのクーデター騒ぎの渦中から、日本の総合格闘技のルーツの一つであるプロレス第三団体「UWF」が産声をあげる。

    前田日明、藤原喜明、初代タイガーマスクの佐山聡、高田延彦らが集結し、前衛的なプロレスリングのスタイルを築き上げていく。しかし一年足らずで経営が行き詰まり、佐山以外の...続きを読む
  • 誰も知らなかったジャイアント馬場
    元週プロの市瀬記者によるジャイアント馬場の伝記。
    吉田豪の『聞き出す力FINAL』に出てきて気になったので読んだ。

    内容はプロレスについては知ってる話が多かったが、元子夫人との関係性は知らなかったので面白かった。
    特にラブレターのやり取りが生々しかった。
  • プロレス激活字シリーズvol.1 痛みの価値 馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」舞台裏
    大好物なのでグイグイ読めた。
    新日派ですが、全日は全日で面白い。
    あらためてそれを認識しました。
    80年代のプロレスは、
    藤波VS長州で始まり、
    鶴田VS天龍で完成した、という感じですね。
  • プロレス激活字シリーズvol.4 ブッカーKが見た激動の時代 UWF、そしてPRIDEの崩壊
    ブッカーKこと川崎浩市氏がUWF、藤原組、RINGSでの裏方を経て、それ以降はブッカーになった話。

    プロレス団体あるあるも含めて、どの時代の話もとても興味深かった。
  • プロレス激活字シリーズvol.2 『週刊ファイト』とUWF 大阪発・奇跡の専門紙が追った「Uの実像」
    地味でストイックなイメージの『週刊ファイト』の、今や業界にさしたるしがらみも無いように見える元記者の回顧録なので、素朴に信ぴょう性を感じた。ただUWFの振り返りというより、週刊ファイト自体の振り返り書として評価すべきだろう。
  • プロレス激活字シリーズVol.3 闘魂最終章 アントニオ猪木「罪深き太陽」裏面史
    どこかで、猪木が若き日のアメリカ武者修行時代、自分が田吾作スタイルをとらなかったことを誇っているような記事を読んだことがあるが、その気分がようやくわかった。
    馬場のアメリカでの実績に比べると確実に見劣りするが、この本によると、猪木もまたメインイベンターの一角に位置し、プロモーターの評価も高かったとの...続きを読む
  • 夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」
    この時代、週プロを読んでいた人からすると、周知の事実ばかり。筆者が週プロのスター記者だったからあたりまえか。その周知の10年をまとめて振り返る機会を与えてくれたことに、この本の意義があるのであろう。強いて言えば、長州は小橋を評価していたということが、軽いサプライズではあった。
    分厚く、90年5月の東...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズvol.1 痛みの価値 馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」舞台裏
     80年代後半からプロレスのテレビ露出が激減した。新日本プロレス、全日本プロレスともテレビ中継は平日夜中にまで追いやられ、枠も30分にまで減らされた。ネットというものが一般家庭には影も形も無かった時代、プロレスに関する情報は、プロレス誌に頼るしか無くなった。週刊ゴング、週刊プロレス、週刊ファイト。そ...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズvol.4 ブッカーKが見た激動の時代 UWF、そしてPRIDEの崩壊
    昨日書いたライガーの自伝と一緒に購入した
    プロレス檄活字シリーズの第四弾。ちなみに第三弾は著者
    との相性の問題(^^;)でまだ買っていないのだけど、まぁ
    コレが先でも大丈夫かと。

    著者は川崎浩市氏。
    90年代後半の格闘技ブームの頃、ヘンゾ・ハイアンのグ
    レイシーチームやヴァンダレイ・シウバを擁する...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズvol.4 ブッカーKが見た激動の時代 UWF、そしてPRIDEの崩壊
    20171019
    ・メガネスーパー田中社長&藤原組長との会食中に空気を読まずにアタッシュケースから企画書を取り出す北尾選手

    ・仕事もせず「俺のゴッチノート」を書き連ねていたリングス営業チーフX氏

    ・藤原組で鈴木みのるから受けた「落ちる」という儀式
  • プロレス激活字シリーズVol.3 闘魂最終章 アントニオ猪木「罪深き太陽」裏面史
    アントニオ猪木について元週刊ファイト編集長の著者が綴った一冊。

    特筆すべきことはなかったが、新日追放以降の猪木について知れて良かった。
  • プロレス激活字シリーズvol.1 痛みの価値 馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」舞台裏
    往年の全日本プロレスの記者をしてた市瀬氏による全日の回顧録。

    天龍さんを中心に、彼の台頭から離脱、四天王プロレスの台頭までを描いており、当時の舞台裏をうかがい知ることができた。
  • プロレス激活字シリーズvol.2 『週刊ファイト』とUWF 大阪発・奇跡の専門紙が追った「Uの実像」
    UWFについて週刊ファイトの波々伯部記者が綴った一冊。

    UWFの選手については元より、週刊ファイト編集部について詳しく書いてあるので、その手の業界裏に興味がある人にとっては楽しめる一冊。
  • プロレス激活字シリーズvol.2 『週刊ファイト』とUWF 大阪発・奇跡の専門紙が追った「Uの実像」
    NumberでUFCの連載始まったことを受けて、関連の本を読んでみたというところ。
    いろいろな関連本読まないとダメだな、と思いますね。自分自身の経験がないので。これがPRIDEやK-1ならば、この時の試合の状況が・・・とか肌感覚として理解できるところもあるのだけどね。
    内輪で何が起きているかはわかな...続きを読む
  • プロレス激活字シリーズvol.2 『週刊ファイト』とUWF 大阪発・奇跡の専門紙が追った「Uの実像」
    以前読んだ『痛みの価値 馬場全日本「王道プロレス問題マッチ」
    舞台裏』に続くプロレス激活字シリーズ第二弾。今回の著者は
    波々伯部哲也という聞き慣れない作家さんだったのだが、読み始め
    てすぐ謎が解けた。我々の間では既に伝説となっているタブロイド、
    週刊ファイトの元副編集長にしてI編集長の懐刀であった人...続きを読む