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四天王プロレス――全日本プロレスの三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明。90年代、最大年7回の武道館を満員にし、全国津々浦々の会場のファンを熱狂させた闘い。激しい打撃、急角度の投げ技、エプロンでの危険な攻防……何度もマットの上に倒れ、何度も立ち上がる。そして続くカウント2・9の攻防。命がけの闘いを見つめ続けた元週刊プロレス全日本担当記者が当事者たちへの取材で解き明かす、四天王プロレスの真実。
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Posted by ブクログ
読んでる最中に感じていたのは興奮している自分 まるで記憶の中からその試合映像が甦ってくる感覚というか、文章と共にレスラー達の動作が鮮明に見える感覚と共にページをめくり続けた 実はずーーっとカゴに入れたままだったこの本 たまに「よし、今だ!」と思いつつもやはり迷い結局は購入ボタンを押さず、またしばら...続きを読むくすると「よし、今度こそ!」と盛り上がるもまたまた悩む。というのを幾度となく繰り返していた。もし今同じ様な状態の方がいたら迷わず買えよ!と背中を押してあげたい まさに四天王プロレスにのめり込んでいた自分には興味がありすぎる題材とはいえここに書かれていることはまあまあ知っている、そう知っているのだ! それなのに面白いのは市瀬さんの巧みさによるところ 80年代終盤新日本やUWFのビッグマッチは増刊号が出るが全日本ではそれが無い。全日本では販売局が許さない=数字を持っていないのだ それゆえ編集部で肩身が狭い思いをしていたとは… メジャー団体である全日本プロレスなのに!と驚いた 菊池は小橋とアジアタッグをようやく獲った時を振り返りこう言った「小橋選手はトップにいく選手ですよ。でも足踏みをして、俺に付き合ってくれた。俺を待っててくれた」という件には「おい菊池、オレはとっても感動したぞ!」というラッシャー木村さんのマイクパフォーマンスが見えたようだった 本当に楽しく読ませていただきました
800ページを超える大巨編。全日本プロレスの四天王のプロレスに徹底的にフォーカスした著書である。 三沢、川田、小橋、田上。それぞれの葛藤や苦悩、喜怒哀楽が目の前に展開される。全日本プロレスは私の青春であり、感動も興奮も共有した身としては、とても読み甲斐があった。 近代の煌びやかなプロレスとは一線...続きを読むを引くリアルで高難度なプロレス。 彼らがどれだけプロレスのレベルを何段も上げたのか。 そして、馬場さんがどれだけ大きな存在だったのか。 しかし、悲しいことに、全日本プロレスは次世代にバトンを渡せなかった。痛恨の極みであるが、もしバトン渡しが成功して四天王プロレスが続いたら、全日本プロレスはどうなっていたのだろう。 プロレスが好きな方は、是非とも一読願いたい。
この時代、週プロを読んでいた人からすると、周知の事実ばかり。筆者が週プロのスター記者だったからあたりまえか。その周知の10年をまとめて振り返る機会を与えてくれたことに、この本の意義があるのであろう。強いて言えば、長州は小橋を評価していたということが、軽いサプライズではあった。 分厚く、90年5月の東...続きを読む京体育館を知らない若者が手に取るとは、とても思えないが・・・自分は大好きです。忘れられない時代としか言いようがない。
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