石川和幸のレビュー一覧
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物流に関してエンジニアが考慮しなければならないことが網羅的にまとめられている良い本だと思いました。できれば、これから物流に実際に関わる人が読むべきだと思います。というのも本の内容だけだと抽象的な理解にとどまってしまうと思います。私自身、物流業界に携わりながらこの本を読み、自分の専門により理解が深まっ...続きを読むPosted by ブクログ
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広く浅く、生産管理系システムの全体像が説明されている貴重な本。この本だけではなかなか理解はできない部分も多いので、個別の業務や知識を習得しながら、時々再読して自分の立ち位置を知る、みたいな使い方が正しい気がする。ただ、マニアックな領域だけに、ある程度の前提知識がないと読み進めるのは難しいPosted by ブクログ
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やっと読み終わった。生産管理システム導入時のポイントや、生産管理に関する用語について学ぶことができた。データの流れや各システムでどういったデータを管理することが望ましいかも詳しく説明してくれて、製造現場のシステムイメージが掴めた。Posted by ブクログ
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SCMやERPを売るお仕事をしているので勉強のために読みました。
SCMとその周辺システムとの繋がりや、経営や現場では具体的に何が問題になるのかがよく理解できました。
長年の経験や考慮すべき事項を頭の中で処理できる1人の作業よりは劣るシステムだとしても、誰が使っても同じで平均的に良い結果が生成さ...続きを読むPosted by ブクログ -
システム面から生産管理を知りたかったので参考に読みました。最新の生産管理システムの動向を押さえながら書かれていて大変勉強になりました。Posted by ブクログ
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日本の製造業への応援歌。
1.減らない在庫=貧弱なビジネスモデル
2.SCMの不備=単なる在庫オペレーションでなく、経営判断。
3.業績評価指標=全部原価計算の誤り
4.製品重視=アフターサービス軽視
5.金喰い虫のIT=エキスパート不在による部分最適化Posted by ブクログ -
ちょっと古いがいい本。
SCMが実は出来てないことは有事のときに表面化する。
ただマネジメントレベルを上げることはその分コストがかかるし現場レベルでの柔軟性が落ちることにもなる。
何でも完成形を目指せばいいというものでもなくさじ加減が重要だろう。Posted by ブクログ -
当たり前と言えば当たり前なんだけど、個人的に覚えておきたいことは以下。
・短期的な利益追求だけでなく企業の永続性を忘れるべからず
・他社との数字の比較では環境の違いを考慮すべし
・管理会計では、部門最適ではなく全社最適の指標も用いるべし
・アフターサービス(顧客接点)を大切にすべしPosted by ブクログ -
工場に戻るにあたって、最低限の知識がないと話が出来ないから、いくつか生産管理の本を入手。
具体的なものの作り方が書いてあったのが印象深い。Posted by ブクログ -
読み終わって、一晩考えた。良いところと悪いところが拮抗してる本って感じ。
まず、悪いところは、焦点がぼやけているところ。儲からない理由として、①ビジネスモデル、②SCM、③経営指標、④アフターサービスの軽視、⑤無分別なITシステム導入、を挙げているが、それぞれをまとめる論理が無い。また、各項目で展開...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の製造業が儲けるためのキーとなるのは、SCMの(再)構築、アフター分野の見直し、の2点。業種によって環境は異なり、全てに適用されるとは一概には言えないが、総論的に、大切な事を学ぶことが出来た。Posted by ブクログ
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会計士やコンサルタントにお薦めです。
見込生産の仕事の流れや個別受注生産の仕事の流れ、新製品開発の仕事の流れなどが、図を使いながら解説してあります。
会計監査やコンサルティングで工場に行く人には、役立つ内容です。Posted by ブクログ -
情報マネジメントというサイトの書籍紹介コーナーをいつも参考にしていて
この本もそこで紹介されて知りました。で、買いました。読みました。
普通に面白いです。いま流行りの工場見学というか、
日本の製造業の製造拠点配置の歴史と概要が
分かりやすく記述されてるので、おすすめです。
自動車会社のマザー工場...続きを読むPosted by ブクログ -
実務をやっている人が部分部分を参考にできる。逆に実務者や関連サービスのベンダー以外はあまりイメージがわかないかもしれない。Posted by ブクログ
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石川和幸(2018) 激ムズ1回目
①日本の流通業では、仕入れ企業の調達物流への視点が希薄。調達物流は効率化の余地がある。それ以外はある程度効率化している。
要点
WMS(倉庫管理システム)
ロットナンバーや入庫日などを細かく管理
ERP(基幹システム)
会社の取引や内部処理を記録するシステム
...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の製造業の課題について筆者の主張が順を追って述べられており、読み易く理解もし易かった。ただ内容はSCMの不備に関することが中心になっており、ややタイトルから想像される内容からの乖離を感じた。Posted by ブクログ
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製造業の現場でどういうことが行われているのか概括的に知りたくて手に取った1冊。具体的なエピソードを交えて、通りいっぺんのことを知ることができるので良かったです。工業簿記の勉強をしている人にもおすすめ。Posted by ブクログ
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SMC、ITガバナンス、在庫管理、会計目標
オリジナルの真似だけでは解決しないと考えさせられた。
真似するエッセンス、視点は盗むことがあるが、真の解決策は自社にしかない。Posted by ブクログ -
現場、現物、現実を見据える。当たり前でできないことが大事、というもの。製造業だけでなくすべてに通じるのでは。自分も仕事のやり方を見直そうと思う。Posted by ブクログ