上月雨音のレビュー一覧
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シリーズ完結編です
この作品は信者なので補正ありまくりですが、最初から読んで中だるみしないならきっと気に入るはずです。
作者が考える死生観、生き方と、中高生に受けそうな内容です。
ラノベの武器である『イラスト』が、致命的な武器になっている、そんな作品です。
哲学に興味があって現代文で読みたいのなら気...続きを読むPosted by ブクログ -
実の所このシリーズの三冊目の表紙に惚れて買ってしまいました。
どんなものなのかと読んでみた所…奥が深いです
犯罪、自殺などそれは無縁なものだと思っていたけれどこの本を読んで初めて考えさせられました
現実にも死を恐れない人、他人の死を恐れない人などがいるのでしょうか…?
挿絵もとっても可愛くてあとがき...続きを読むPosted by ブクログ -
「人は何の為に生きているんだろう」
生まれてきたから?
子孫を残す為?
ならなぜ親は子供が自立した後死なないのか。
死ぬのが怖いから?
死ぬ理由がないから?
生きる為に生きている。
いまだ答えの出ない命題。
だが悲しいことに
生きたいという意志は、しかし死によってのみ完結される。
狂気に見せられ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ほらね。」何を示すかは原作を読んでください。猟奇殺人が好きな小学5年生の志乃ちゃんと大学生の僕が送る純愛系ミステリー第二段。とりあえず泣きそうになりました。Posted by ブクログ
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純愛系ミステリーってなんだ!?って思い買った作品。いやはや、こんなミステリーもありなのかと思った。猟奇殺人が好きな小学5年生の志乃ちゃん、彼女はすごいです。Posted by ブクログ
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死生観がテーマですかね
ヒロインの言い回しや、テーマのわりに緩かったりする緩急の早さについて行けるなら面白いかと
個人的にはラノベでは一番好きな作品です
ジャケ買いしたんですが正解でした。はい
ミステリ小説と言うよりは純粋に物語を楽しむ成分が多めかな、とPosted by ブクログ -
純愛系ミステリー小説の第一弾です。
大学生の「僕」とクールな小学生の支倉志乃の二人の世界観がなんとも言えません。
周りの登場人物たちも個性的な人たちばかりで面白いです。Posted by ブクログ -
転換点。
なんだかshi-noらしくない話ですが、いまんとここれが一番おもしろかったです。
動機や着地まできれいに仕上がっているかと。
ラストのアレは、気にせずにはおれない。。Posted by ブクログ -
志乃と僕の目指すものが提示されました。
ああ、自分はこれがみたかったのだなぁ。と自覚。
「殺人者」の志乃を抑え込む僕との純愛。
ミステリーよりラブストーリーとして読むなら相当秀逸なんじゃ。
なかなかに今回はミステリー部分もしっかりしてましたし。Posted by ブクログ -
シノシノはいつも通りかわいくて、主人公(名前なんだけ・・・;)は大学生であり一般人なのに撃たれて、真白たんは中学生のくせにコスプレして、なんか・・・イイ!!!Posted by ブクログ
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1巻に比べ、パワーが落ちてる感じです。
もっとディープにテーマをすすめても良かったと思いますがね。
やはり言い回しが綺麗なので読んでるとほっとします。
ちょっと雑な文があるとイライラしてしまうヘタレ読者なので。
殺人事件の犯人に関してですが、
作者が言っているように正解率は80%くらいだと思います。...続きを読むPosted by ブクログ -
毎回楽しみにしている本作。
今回も志乃ちゃんは黒いです。
志乃の設定にはほんとドキドキします。
すべての犯罪を内包する志乃。そしてそれを支える主人公。
彼らの未来は・・・
作者もあとがきで語っているように謎要素は皆無。
まあ一応あるんですけど、安易に想像できる。
犯罪心理に触れる作品なのでそういう...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻よりもちょっと(?)ミステリーしているシリーズ第2巻。1巻と同じくプロローグ+本編前編+番外編(?)+本編後編と言う構成。過去に起きた奇妙な殺人事件は、1つの怪談―『惨殺アリス』を作り出す。そして、それは、悪夢へと姿を変える。『被害者』『加害者』『共犯者』『復讐者』―全ては、自分の為に。Posted by ブクログ
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怪奇的な事件に異常に興味を示す幼馴染みの小学生の志乃ちゃん。
一人で危ない謎に近づいていくミステリー。
ラノベで死を扱うのってどうなんだろ?
話の展開はいいけど読後はなんかスッキリしないし、全体的に暗い。
その辺が受け入れられるかがこの作品を楽しめるかの分岐点かも。Posted by ブクログ -
“「じゃあ、予知ってのはなんや?」
「二つある。一つは天気予報のように積み重ねられた過去のデータから計算された、確率論上にある最大値です」
将棋や囲碁、チェスのような盤上ゲームのプレイヤーはその場での最善手を打っているわけではない。常に一手二手、更にもっと先を考えながら戦っているのだ。彼らの思考はそ...続きを読むPosted by ブクログ -
“「支倉さん……貴女以外の他人、必要ですか?」
「……………」
「断絶の向こう側に、あの人の姿を望みますか?」
「……分からない」
「あの人の元へ駆けつけたいと、そう思いますか?」
「……………」
志乃はハッキリと頷いた。
小さく、ではなく。
明確な意思を持って。
「その感情を、恋と呼ぶんですよ」”...続きを読むPosted by ブクログ -
“でも――志乃ちゃんだぞ?
あの支倉志乃が弱々『ここに居て』なんて言うものか?
いやいや、あり得ない。だってどう考えたってキャラが違ってるでしょ。そういう弱さの見せ方ってのは、所謂ツンデレ系の専売特許ではないのか。でも志乃ちゃんはツンデレじゃない。だって基本的にツンがないし。いや、ツンデレの定義はよ...続きを読むPosted by ブクログ