森田健司のレビュー一覧
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明治維新司馬史観という過ち 原田伊織✕森田健司 悟空出版
目からウロコの新しく確かな情報が満載
本気の歴史家や作家はここまで調べ通して行くのだと感動
かつての友人を探し出すのでさえ簡単でないのに
何百年も前の関が原や会津などの動乱で
散り散りになった人間を追跡して
日記や手紙などの資料を見つけ出す...続きを読むPosted by ブクログ -
商売の本質に触れた本。
奥深いですね。
経営者が心に蓄積すべき内容だと思う。
石田梅安の考えを分かりやすく解説してくれた著者に感謝です。 -
日本人に巣食う司馬史観という病巣を徹底糾弾する画期的な本。教科書の記述の不自然さはまさにその通りかなと。確かに日本が立ち直るには、明治維新とは何だったのかの総括も必要だね。Posted by ブクログ
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特に興味はないけれどなんとなく持っていたイメージを確認したくて読んだ本
読後はイメージがかなり変わりました
歴史上の人物も人間なんだなと当たり前のことを感じるPosted by ブクログ -
良本。
人として大切なことを大切なことにすることが大事なんだなと実感。
経済、経営の本出るけど、数字や戦略のことが書いてあるのでなく、もっと根底にあるものが書かれていました。歴史から学ぶことは多い。Posted by ブクログ -
すでに原田伊織さんの本を読んでいる人には、少し物足りないかもしれません。
しかし、原田さんの人格にも触れており、過激な作家だと思っていたので、印象を変える事になったかな。
あと、森田さんの「明治維新という幻想」が現在bookliveに無いのが残念 -
●石田梅岩について読んだ関連本は、この本で2冊目となることから、重複する部分もあり、『魂の商品 石田梅岩が語ったこと』よりは感動が薄れた感がある。但し、この本には、この本にしか書かれていない貴重な部分もあり、★4つとした。
●この本には、梅岩のもう一つの著書『斉家論』にも触れていることが特色である...続きを読むPosted by ブクログ -
全体的に知っていることが多くて少し物足りない感があったが、江戸時代の人々の考え方に興味があるので、「石門心学」についてはもう少し勉強してみたいと思った。Posted by ブクログ
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江戸時代の生活をリアルに、慎重な姿勢で著している。読みやすい。人足寄場の道徳教育や、高札による法の伝達の仕方を振り返ると、日本人は人情的でやさしいなと思った。いまは、道徳教育はなくなり、法の改定があっても、どこが変わったのか、わかりづらい。変わってしまったんだなと実感した。Posted by ブクログ
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韓国や中国が自国の歴史を現在の政治体制にとって都合の良いように書き換えているのと同じように、明治政府は江戸幕府を徹底的に悪く描くことによって自らを正当化した。
現在では明治維新について、様々な本でその実態が明らかにされている。幕末の有能な人達は戊辰戦争等で犠牲になっているので、残った人達は権力欲...続きを読むPosted by ブクログ -
江戸時代の石田梅岩が提唱した石門心学からみる現代において見直すべき部分や筆者の考察について書かれた一冊。
梅岩の文献を引用したうえで商売や倹約の本質や助け合いの精神などがドラッカーやアダム・スミスとの比較を用いながら著者の考察とともに書かれていました。
社会という共同体で生きていくために利他の精神...続きを読むPosted by ブクログ