【感想・ネタバレ】なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?のレビュー

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解説が珠玉!

商売の本質に触れた本。
奥深いですね。
経営者が心に蓄積すべき内容だと思う。
石田梅安の考えを分かりやすく解説してくれた著者に感謝です。

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2017年12月14日

Posted by ブクログ

良本。
人として大切なことを大切なことにすることが大事なんだなと実感。

経済、経営の本出るけど、数字や戦略のことが書いてあるのでなく、もっと根底にあるものが書かれていました。歴史から学ぶことは多い。

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2020年03月20日

Posted by ブクログ

●石田梅岩について読んだ関連本は、この本で2冊目となることから、重複する部分もあり、『魂の商品 石田梅岩が語ったこと』よりは感動が薄れた感がある。但し、この本には、この本にしか書かれていない貴重な部分もあり、★4つとした。

●この本には、梅岩のもう一つの著書『斉家論』にも触れていることが特色である

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2018年12月02日

Posted by ブクログ

江戸時代の石田梅岩が提唱した石門心学からみる現代において見直すべき部分や筆者の考察について書かれた一冊。

梅岩の文献を引用したうえで商売や倹約の本質や助け合いの精神などがドラッカーやアダム・スミスとの比較を用いながら著者の考察とともに書かれていました。
社会という共同体で生きていくために利他の精神で仕事や商売に邁進することが自分の本性を正しく理解できる方法であることを本書全体を通じて感じました。

また、アダム・スミスの見えざる手に道徳感情論の議論が前提にあったことや士農工商の身分制度があった江戸において商の存在意義を提唱したことなど自分が知らない発見もありました。
また「形による心」や愛国心と市民性の話は非常に深いもので自分のなかで新たな視点を得ることができました。

梅岩の石門心学は個人の精神的な部分だけでなく、社会を形成していくうえでも現代に通用するものであると本書を読んで感じました。
戦後の日本経済が成長していくなかで失われたものが心学のなかにあるということも同時に感じました。
本書にある心学の教えを心にもって歩んでいくことがこの国の社会の進むべき道、あるべき姿に導いてくれるのではないかと感じた一冊でした。

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2016年06月04日

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