佐藤達郎のレビュー一覧
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最近の事例を取り上げながら、「これからの広告」の傾向と対策についてよくまとめられている。若い広告人のみならず、古い考えの広告に携わる人も読むべき。Posted by ブクログ
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第3章までは業界人以外にははっきり言って面白くない。「へー」という感じ。でも第4章以降の内容がその不満を補ってくれます。
「意志」「広告らしくなさ」「不完全さ」「話題にしやすさ」この本に出てきた内容が広告のトレンドになっていく可能性もありますが、その意味に消費者が気づいた時にそのトレンドがどう変わる...続きを読むPosted by ブクログ -
多国籍混じりあった多種多様な審査員との審査の模様や各国の尖った広告について自分の視野が広がったうれしさがある。Posted by ブクログ
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「人に好きになってもらう」「仲間を増やす」という考え方を知ってから広告に興味がわいていました。
そんな中で広告業界の先端で活動されてきた佐藤達郎さんが本を出版されたということで読みました。
「広告のカタチを辞めた広告」という考え方はそれまでもなんとなく感じていましたが、改めてこの本でそれが意味する...続きを読むPosted by ブクログ -
カンヌ国際広告祭に特化したようなタイトルですが、現代の広告の現実と課題を見事に述べ切っています。用語の解説・整理も的確にして親切。星5つは、著者を存じ上げている影響が多少はありますが、決してデタラメではないつもりです。Posted by ブクログ
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カンヌの紹介を通じて、日本のCMの現状、そしてこれからを見ることができる。
ただの分析にとどまらす、どうすればいいかという答えの例やヒントも散りばめられているので、広告に携わる人だけでなく、一般の人にも理解しやすいように書かれている。
あとがきで広告業界を目指す学生たちに対するメッセージもあり、「広...続きを読むPosted by ブクログ -
よく書かれている。広告業界では権威が高いが、その選考方法など良くわかっていないカンヌを審査員をした実体験で語り、この数年の受賞作の傾向の変化、それはすなわち、作り手ばかりではなく、受け手の変化も含めて紐解いている。私も「ゴリラ」を見たときは驚いたが、なぜ、そうなったかについて、筆者なりの分析をしてい...続きを読むPosted by ブクログ
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広告の知識ゼロでもスラスラ読めるのが良い。コミュニケーション方法の変化が広告にも影響を与え、一方的に伝える広告から受け手の感性を重視する広告を感じさせない広告へ、という時代の流れが印象的。色々な工夫が施され我々は意識せずとも広告にさらされている、そんな人によっては当たり前のことを考えさせられる一冊。Posted by ブクログ
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アイデアを選ぶ方法を言語化していてわかりやすい。自分の中で選ぶ基準が曖昧なので参考になる。
基本的に大事なことは
言語化、方向性、理屈でキーメッセージ・コンセプト作り。
以下、選ぶ方法の備忘録。
①一枚の紙に一案アイデアをだしまくる(効率的にシェア)
②粗選り。方向性ごとに分類。3つ〜6つ位の...続きを読むPosted by ブクログ -
理屈と感覚でアイデアを選んでゆく手法、大変参考になりました。
改めてこの視点で打ち合わせにのぞむと、理屈による検証が徹底的になされないまま、「流れ」で決まりかけることもやはり多々あり、こういうときにアイデアひとつひとつのメリット、デメリットを自分から提示できると議論もすすむな、と思いました。
また...続きを読むPosted by ブクログ -
普段接触の無い人に、自分を理解してもらうのは結構難しいです。そういう場合の注意点をまとめてありますが、私にもっとも必要なのは言語化力だと思います。普段、モヤモヤっと考えていることを、敢えて言葉に変換するよう努力しようと思いました。Posted by ブクログ
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「アイデアは、つくるより選ぶのが難しい」と、確かにそうだ。
いくつものアイデアを分類し、選んでいく方法について、参考になる。
アイディアをどのようにねん出するかという本はたくさんあるが、選ぶことに重きを置いた本はめずらしい。
アイデアを出すところが書き出しで、ストラテジの構築なく始めるのかと思ったら...続きを読むPosted by ブクログ -
本書に出てくるように、アイデアの作り方は学んだ。
何冊も本を読んだし、講義も受けたし、師匠たちに聞いたし。
でも、本当に難しいのは、アイデアを選ぶこと。
コピーにも同じことがいえて、自分が書いたコピーを選ぶことほど難しいことはない。
選ぶことがなぜ怖かったのかも、この本を読んでわかった。
選ぶ...続きを読むPosted by ブクログ -
カンヌ国際広告祭といえば、捻りが効いていてクスリと笑えるものが受賞するんでしょ?という疑問があったけれど、この本を読んで、その舞台裏は結構大変で複雑なんだなぁと思った。特に今はコマーシャルの方法が千差万別で、しかもそれが有効かどうかという根源的な問い掛けが常にされている状態では、コマーシャルのあり方...続きを読むPosted by ブクログ
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カンヌ国際広告祭という世界最高峰の広告賞から激変する広告のカタチを論じた一冊。ふるくから「広告はラブレターだ」と言われることがあったが、広告がラブレターである時代は終わり、広告は関係構築型のリアルな恋愛に近づいてきたという主張がされていた。また広告の非広告性というものが重視され、従来の広告らしい広告...続きを読むPosted by ブクログ
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広告は混迷期。時代と共に変わり、今も勿論変わり続けている。そんな中、「広告というカタチを辞めた広告」も出てきたぞというお話。審査員を務めた著者が語るカンヌの裏側は面白い。Posted by ブクログ
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常に私達の生活の身近にある広告が、どのように考えな基づいて作られているかということや、それがどのように変化しているかについて知る事ができた。
広告に、特にCMに興味がある人が読んだら面白いと思います。Posted by ブクログ -
広告業界にいる人なら実感を伴って、そしてマーケティングに携わる人ならコミュニケーション全般の勘所がわかる新書。国際会議のシズル感はいうまでもなく、今の時代、USPがあるサービスや商品なんてないとブリーフを準備しながら思っていたので著者の指摘はうなずけた。またしばらくしたら読んでみよう。Posted by ブクログ