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「アイデアをつくる・出す」ための本はたくさんあるが、じつはアイデアは「選ぶ・決める」ことのほうがずっと難しい。いくらアイデアがたくさんあっても、実行できる企画は1つだけの場合が多いからだ。せっかくいいアイデアを思いついても、「正しく選ぶ」ことができなければ、結局は凡庸な企画を実行することになる。
企画の素であるアイデア段階での単純な多数決はけっして正解を導かない。「アイデアを選んで決める」ためには独自の技術が必要であり、本書ではまさにそれを仕事とする広告会社のクリエイティブ・ディレクターが駆使している様々な技術・方法を、一般ビジネスマンが幅広く活用できるように噛み砕いて解説する。
Posted by ブクログ 2013年06月30日
アイデアを選ぶ方法を言語化していてわかりやすい。自分の中で選ぶ基準が曖昧なので参考になる。
基本的に大事なことは
言語化、方向性、理屈でキーメッセージ・コンセプト作り。
以下、選ぶ方法の備忘録。
①一枚の紙に一案アイデアをだしまくる(効率的にシェア)
②粗選り。方向性ごとに分類。3つ〜6つ位の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
理屈と感覚でアイデアを選んでゆく手法、大変参考になりました。
改めてこの視点で打ち合わせにのぞむと、理屈による検証が徹底的になされないまま、「流れ」で決まりかけることもやはり多々あり、こういうときにアイデアひとつひとつのメリット、デメリットを自分から提示できると議論もすすむな、と思いました。
また...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月27日
「アイデアは、つくるより選ぶのが難しい」と、確かにそうだ。
いくつものアイデアを分類し、選んでいく方法について、参考になる。
アイディアをどのようにねん出するかという本はたくさんあるが、選ぶことに重きを置いた本はめずらしい。
アイデアを出すところが書き出しで、ストラテジの構築なく始めるのかと思ったら...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月15日
本書に出てくるように、アイデアの作り方は学んだ。
何冊も本を読んだし、講義も受けたし、師匠たちに聞いたし。
でも、本当に難しいのは、アイデアを選ぶこと。
コピーにも同じことがいえて、自分が書いたコピーを選ぶことほど難しいことはない。
選ぶことがなぜ怖かったのかも、この本を読んでわかった。
選ぶ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月15日
言語化、文字化することの大切さ。クリエイティブだけでなく、ふだんの打ち合わせでも同じ。できる人、意外と少ない。
98ページ、ダメなところの言語化チェック。これ、やらないなー。
とにかく言語化することが大事。いい点も悪い点も。言語化しないと他人と共有できない。
これ、音楽についてツイートするときも...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月01日
2014年6月初版
佐藤達郎 著
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クリエイティブディレクターとしてアイデア選びの現場で著者が培った「選択術」のノウハウを公開した一冊。
分かってはいるんだけどなかなかできずに、流されて、残業しているという、耳の痛い話を再確認できた一冊。
アイデアの”選ぶ・決める”プロセスをより良く行う...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月01日
【読書ノート】アイデアの選び方
アイデア出しの本が多い中、「アイデアを選ぶ・決める」ことを
テーマにした本。
筆者曰く、アイデア開発の全体像は
①理屈で下地⇒②感覚でジャンプ⇒③理屈で選択⇒④感覚で決定
右脳と左脳を行ったり来たりを繰り返す作業を繰り返すこと。
アイデアを「選ぶ・決める」ためのテ...続きを読む
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