ケン・フォレットのレビュー一覧
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カナダ人の先生に薦められて読みました。3冊で1500ページくらいあり、正直読み終えるのに半年かかるかもしれないと思いましたが一カ月で読めました。
こんなにページ数が多いのは描写が細かすぎるんだ!
と半ギレ状態でしたが読み終える頃には気になる事もなく。→感想・中巻に続くPosted by ブクログ -
王の覇権争いでの醜い覇権争いもさることながら、教会内での覇権争いも醜くく、聖職者でも人を蹴落としたりお金に汚い。平和になったかと思ったらすぐにそれも打ち壊されたり。
この小説の日本の題名でもある「大聖堂」を建てるという事を軸に様々な人間模様が絡み合って面白い。Posted by ブクログ -
ついに読み終わりました。登場人物のやりようにムカつく場面は多々ありますが、それを含めて4人の主人公と共に、中世の時代にドップリと浸って、面白く読め、しばらくは『大聖堂ロス』です。引き続くペストの猛威に関しては一旦収まっては、またぶり返す様は、まるで今のコロナとシンクロし、興味深く読めました。最後はカ...続きを読むPosted by ブクログ
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プロテスタントとカトリックの抗争は激化の一途。エリザベス女王のために働くネッドと、フランスの貴族ギーズ家で地位を得たピエールを中心として物語は展開していく。Posted by ブクログ
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『大聖堂』シリーズ3作目。イングランドの女王メアリー・チューダーの時代。
今作はキングズブリッジだけでなくフランスやスペインなどでも物語が展開されていく。カトリックとプロテスタントの争いなども出てきて興味深い。Posted by ブクログ -
主人公はたくさんいるけれど,やはり,本当の主人公は大聖堂か。主人公側が必ずしも完全な善人ではなく色々な欠点を備えているところもしっかり描いている。肉食人種の旺盛な欲が興味深い。Posted by ブクログ
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12世紀のイングランドを背景にしたあまりにも壮大な物語。
愛と憎しみ、野望と貪欲、欲望と怨恨と復讐(作者のあとがきより)。
たまには、こういう長い小説もいいな。Posted by ブクログ -
少し時間はかかったが全完読破。心地いい疲労感と満足感。
歴史背景を反映させた世界観、次が気になる展開、個性豊かな登場人物たち、絡み合う人間関係。
中世ヨーロッパの知識がなくても全く問題なし。エンタメ的にも、群像劇としても十分楽しめる。Posted by ブクログ -
ペストとの戦いやラルフの暴虐にも決着がつき、よい終わり方だった。でもなぜか、グウェンダとアネットの和解のシーンで胸がいっぱいになった。
それにしても、マーティン、ちょっとモテすぎじゃないかい?wPosted by ブクログ