中原淳のレビュー一覧

  • 働く大人のための「学び」の教科書
     会社に入ってしまえば、勉強をしようと思わなければ本当にやらなくて済んでしまう。
     そんな人たちが大半なのも知っている。
     しかし、学びを止めた瞬間から、現状の先端からは置いて行かれるだけでなく、次世代からも追い抜かれていくことになる。

     学ぶとは何か。
    ・背伸びの原理
    ・振り返りの原理
    ・つなが...続きを読む
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    残業が発生するメカニズムやその対処法について書かれている。経営者や管理職は、読むべき本。思わず職場の上司の机の上に置いて置きたくなる本。ただこの本に書かれている残業削減施策を実現させるのは、本気になって取り組む必要があると思うが、日本企業でそこまでできる企業は少ないと思った。
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    ビジネス=子育て、この考え方が、よく理解出来た。
    息子を一人抱える身として頑張ります。もうすぐ7才。
  • 「事業を創る人」の大研究
     新規事業をやるにしても、既存事業をやるにしても、アイデアも重要だが、それを形にする「人」が大事だと思い知らされた一冊。
     また、人を巻き込む力、意思決定者のコミットが重要なキーポイントになる。
     「事業を創る」とは、「既存事業を通じて蓄積された資産・市場・能力を活用して、経済成果を生み出す活動」と...続きを読む
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    残業の歴史・構成要素等、暗黙の了解となっていたことが豊富なn値のエビデンスに基づいて紐解かれており、包括的な知見を踏まえて現場の抱える課題を考える上で、役立つ良書だった。

    自分が属する「ムラ」の住人をいかに幸せにするか、というミクロな起点から実践に移したい。
  • 残業学~明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?~
    『働き方改革』によって多様な働き方、労働力の確保を実現するために重要な『長時間労働の是正』。残業を減らし、持続可能な働き方で、うまく仕事と付き合いながら人生を歩む。
    残業文化その歴史についてや、残業発生のメカニズム、残業時間削減のためにはどうしたら?と言った内容が講義形式で書かれています。
    読後は『...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    人事畑と、人事に関する研究、アドバイスをしているの二人の
    ジレンマだらかの会社、人事論。ユーザーのあるある相談内容をもとに
    議論が展開されます。中身は濃いしみんなマネジメントで悩んでいる。
    でも、コミュニケーションをとることで分かり合えることも多いことが再認識出来る一冊
  • データから考える教師の働き方入門
     「横浜市教育委員会と立教大学経済学部中原淳研究室の3年間にわたる共同研究の成果」本。
     本書には,横浜市の学校の職員から取ったデータが満載である。そして,そのデータに則って「持続可能な教職員の働き方は,どのように実現できるのか」を探っていく。

     ここに出てくる結果は,田舎の学校の現状とあまり変わ...続きを読む
  • 研修開発入門 「研修転移」の理論と実践
    「研修」の本質をついた良書だと思います。
    現場のニーズをくみ取って必要と判断した場合に、研修という形にしていくのがあるべき姿ですが、例えば「新入社員研修は必要だと思うから、3日くらい研修を組もう」と枠から入って後から内容を決めるような事も多々行われていると思う。(当社も少なからず同じような状態)
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる
    部下に女性が来て1年。
    男と女は違うし、男が持ってる働く女性のイメージってデタラメだな、と思っていたところでこの本に出会いました。

    でも、うちの女性部下は、あまりあてはまらず…
    うちの女性部下は男だと思って接するべきと結論付けました。

    とはいえ、この本は女性を切り口に、様々な多様性にどうフィット...続きを読む
  • 女性の視点で見直す人材育成―――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる
    「女性活躍推進」が声高に言われていますが、はたして今の女性は活躍していないのかって素朴な疑問からスタートしています。女性はすごく活躍しているけど、望むときに選択可能な働き方が多様に用意されているかというと、まだまだ環境整備不足なのでしょう。

    その職場作りが重要なのだけど、ここでの着目点は女性の働き...続きを読む
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    関係するのではと肌感覚で思っていたことが統計モデルでもって示されていて、非常に面白かった
    どういう育児がいいのかという考え方もできた
  • ダイアローグ対話する組織
    実はデイヴィッド・ボームの「ダイアローグ」は小難しくて今ひとつピンとこなかったんだけど、この本はいい。

    「対話」の定義やその意味付けが丁寧にわかりやすい(かつ著者自身の)言葉で、書かれている感じ。

    あとちゃんと「対話」のネガティブな一面にも言及しているところが好感が持てました。

    著者の方達と"...続きを読む
  • 会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~
    現場の組織の話で対談形式。

    本間浩輔さんの方は実際にヤフーで勤めてるだけあり、その問いや回答は具体的だった。
  • リフレクティブ・マネジャー~一流はつねに内省する~
    経営学者の金井さんと、教育学の立場から「大人の
    学び」について研究している中原さんが、往復書簡の
    ような形で綴っている一冊。

    内省することの意義と、効果のある内省の仕方に
    ついて、それぞれの立場で語っている。
    現場のことを丹念に調べてあげていることが随所に
    伺われ、示唆に富んでいて、説...続きを読む
  • アルバイト・パート[採用・育成]入門
    各アルバイトの年齢層を加味して、採用せよ、そして教育せよ。
    わかりやすく、区分も明確。アルバイト採用になやむ人たち必読。
  • 研修開発入門―――会社で「教える」、競争優位を「つくる」
    研修設計のプレオンポストを幅広く知ることができた。研修を受講やオブザーブした時の研修の工夫が思い出され、全体を整理できた。プレポストについて詳しくは研修転移を読んでみようかと思う。これからの研修設計に活用したい。
  • 育児は仕事の役に立つ~「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ~
    ワーママは、周囲に迷惑をかけないために抱え込みがちで、それが迷惑をかける要因であるってところ、納得した。
  • 「事業を創る人」の大研究
    企業が本業とは別の事業、つまり「新規事業」を展開することで、傾きかけた会社が持ち直したというサクセスストーリーはよく聞かれる。が、その裏には99%の新規事業の失敗が存在する。

    経営者にすれば当然、そんなことはわかっちゃいる。しかし、経営者は新規事業にあこがれ、やりたがる。なぜなら、我の新規事業こそ...続きを読む
  • 働く大人のための「学び」の教科書
    時代の進化が早くなっているので、学生時代の一度の学びでは時代に追従できなくなってきているとして、大人の学びを提唱します。
    「ライフシフト 100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン著の考え方を基本に具体的な大人の学び方について、背伸び、振り返り、つながりを三つの原理原則、タフアサインメント、本を1ト...続きを読む