杉山茂樹のレビュー一覧
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相変わらずこの本の作者はサッカーの戦術の優劣を古い、新しいで断定している。
サッカーのフォーメーションはそのときの選手の特性、コンディション、相手の布陣や強さなどで決定されるものであり、古い、新しいで優劣は付けられないはずである。
サッカーの監督の仕事も試合のときの采配だけでなく、チーム作り、選手...続きを読むPosted by ブクログ -
サッカーの布陣(フォーメーション)、攻撃サッカーの優位性、サッカー偏差値etc は、私は杉山氏の著作から学んできたことである。しかし、杉山氏もある意味最先端を走っていた時期から、他の評論家が同じような視点で分析できるようになったにも関わらず、杉山氏はいまだ新しい視点の分析がない気がする。本書は、杉山...続きを読むPosted by ブクログ
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サッカーはポジショニング。だからサイドの攻防とエリア、陣地取りが大事。
メッシノゼロトップも攻め上がらないセンターばっく前であることや、バルサの両ウイングはサイドラインを踏んだぽじしょにんぐをとることによって相手のサイドの攻め上がりを押さえつつ、バックラインを横に拡げることによりメッシのフィールド...続きを読むPosted by ブクログ -
世界各地でサッカー観戦をしているスポーツライターの杉山氏が語るサッカーの戦術論!
フォーメションの図などを用いてわかりやすく、そして詳しく書いてあってわかりやすいです。
こんな戦術所はほかにはないんじゃないかな?読んでみてください。おすすめです!Posted by ブクログ -
フォーメーション図をごちゃごちゃしながらサッカーを理論的に語ろうって内容だったような。
内容の真偽はともかく新鮮ではあった。
現在では似たようなことがいろんなブログとかでやられてるけど。Posted by ブクログ -
【読書その38】サッカー好きの中での、戦術的布陣、システムに関する論議は多い。
バルセロナの4-3-3、イングランド伝統の4-4-2が好きなど。
しかし、ベースとなる戦術や布陣に関する知識が足らず、感情的で根拠のない議論になりやすい。
本書は、現代の攻撃的なサッカーを象徴する流行の4-2-3-1とい...続きを読むPosted by ブクログ -
一つの試合に焦点を当てているありそうでないタイプの本。
実際にこの試合のバルサは凄まじかった。
試合を見た人ならおすすめ。Posted by ブクログ -
ヨーロッパのチームの栄枯盛衰の歴史とそのときのシステム(布陣)が見て取れる。サッキが率いた80年台後半のミランやクライフ率いる91-92シーズンのバルサとともにザックの率いたウディネーゼがシステム論上のエポックメーキングな出来事として捉えられている。個を活かすための布陣、相手の長所を消すための布陣が...続きを読むPosted by ブクログ
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まだ2ndレグが残ってはいるけど、今年の決勝はほぼバルサvユナイテッドで決まりだろう、ということで、一昨年と同じ対戦なので、復習の意味で読んでみました。
あのときはエトーという非常に戦術理解が優れたFWがいたけど、今回のバルサだとそれを担うのは誰なのか?ビージャにそこまでは求められない気がする。最近...続きを読むPosted by ブクログ -
世界最高の一戦を軸にとりながら、監督やサポーターの役割、4-3-2-1といった布陣の意味、攻撃的vs守備的vs効率的サッカーといった流行、海外・日本の有力選手の評価など、盛りだくさん!初心者的にはわからないところもたくさんあると思われますが、今のサッカー界のキーワードを覚えられる範囲だけ頭に入れるた...続きを読むPosted by ブクログ
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EAFA決勝の実況と戦術の奥深さを解説する中で
日本代表、岡田監督の問題点を指摘し、
日本サッカーが強くなるには?
世界の強豪と戦うための戦術は?
に対する事故の持論を展開している。
そしてそのほとんどはビジネスの世界の理論では
特に弱者の理論から日本代表を見る視線は納得できるものなのだ。
W杯...続きを読むPosted by ブクログ -
写真がたくさんあって視覚的によかった。
内容は、まぁ杉山茂樹さんらしい「ちょっと上から目線」の文章だな、という印象。
日韓ワールドカップの日本vsチュニジア戦を長居で観戦していた私は、思う存分初めてのワールドカップを楽しんだけど、それをバカにされているような気持ちになったことも事実。
日本戦に夢中に...続きを読むPosted by ブクログ -
サッカーの戦術といっても4バックと3バックの違いぐらいしか分からなかったが、それも単に4バックだと攻撃的、とか決まっているものではない。3バックでも中盤の両サイドが上がりぎみであれば攻撃的だし、一時期の日本のように、中心に宮本がいると中盤からのケアが入って下がりぎみになり、守備的となる。現代サッカー...続きを読むPosted by ブクログ