適菜収のレビュー一覧

  • 日本共産党政権奪取の条件
    割と良く読んでいる適菜収氏の対談本。共産党党大阪府委員会副委員長の清水忠史氏と。清水氏は(元松竹芸能の漫才師らしい)共産党のイメージが少し変わるキッカケになる本だと思う。政治は理想を当て嵌めるとおかしくなっていく。"「正しい社会」より「楽しい社会」を目指すべき"(適菜)という言葉には共感した。"政治...続きを読む
  • 男が30代でやめるべき習慣
    一流を目指すトレーニングが大事
    スパンを長くすると見えてくる
    異常に短いスパンで話をする人がいる

    数値より「価値判断」
    そのためには一流のものに触れる
    データではなく価値判断の連鎖が一流を作り出す

    貧乏人根性ひがみは良くない
    嫉妬もダメ
    答えの丸暗記は意味がない思考が大事
  • 遅読術
    面白くて一気に読み終わってすぐに2回目を読み始めた。まず見開きから→「自分を救えるのは自分ではないと気づくことだ。自分の力などたかが知れていると思い知ることだ。」と自己啓発本の類なら大概「自分を救うのは自分しかいない」と書かれていそうだが、その逆を突かれ「ん?」となる。確かに我々現代人はマスコミや広...続きを読む
  • 遅読術
    表紙のイラストは内容と全く関係ありません。
    スタバで読んでいたので誤解を受けたかも!?

    近年、本を沢山読むことや速読などがポジティブに受け取られていますが、この本を読んで、その危うさと勿体なさに気づくことができました。著者は口が悪いのですが、とても全うなことを言っており、納得しながら読み進めました...続きを読む
  • 博愛のすすめ
    書いてる内容でこの人は信用出来ると自分なりに判断する人とそうでない人がいて、また自分の読む力によって読みごたえある人とそうでない人がある。そのどちらも自分好みの著者の2人が共著を書いてることを知ってすぐに読んだ。特に適菜収氏に関しては3つ年上なだけだが圧倒的な知識量と頭脳の明晰さでもはやメンターとし...続きを読む
  • 遅読術
    情報の洪水の中で安易に答えを得ようすることなく、古典を読むことの勧め。人間の悩みは、今も昔も変わらない。同じことを過去の偉大な人々が悩み、考え、そして作品に残している。それを読み、謙虚に考えることでしか答えに近づく道はない。ゲーテ、ルソー、三島由紀夫、小林秀雄などの読書論を紹介しながら主張されている...続きを読む
  • 遅読術
    古典名著をじっくりと時間をかけて読むことを説いた本。

    濫読や速読が悪いわけではありませんが、そればかりでは本から得られる知識をうまく吸収することはできません。古典名著をじっくりと時間をかけて読む。遅読も行うことで知の遺産を自分の人生に生かすことができる。そのことを本書は説いています。

    著者の文体...続きを読む
  • 問題は右でも左でもなく下である ~時代への警告~
    今回も著者の本は相変わらず難しかったが面白く読んだ。政治のことは正直不勉強で分からないがおそらく言ってることは正しいのだと思う。直感で。これからは分からないことを知った上で謙虚に学んでいきたいと思う。馴染むために古典を読みたい。あと世の中をよくしようとすると人間は間違うことがあるが、世の中を楽しくし...続きを読む
  • 遅読術
    人類の知的遺産に向き合う(⌒‐⌒)くだらないものと距離を置き、価値あるものに触れ続ける\(^_^)/
  • もう、きみには頼まない
    安倍政権の支持率は「いろいろと抱えている問題はあるが、いま安倍に変われる人はいないだろう」と評価する人々に支えられている部分が多いのではないかと思うが、「いろいろと抱えている問題」がそもそも政治家(人間)としていかがなものかと思われるようなものなので、安倍政権は出発点からして間違っているのではないか...続きを読む
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    "著者の文体は好みでは無いが共感できる点は多々あった。
    ゲーテとの対話
    世界文学全集
    三島由紀夫
    はいずれ読みたいと思った。"
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
    キリスト教に対して抱いていた矛盾をニーチェが明解に解き明かしてくれた。キリスト教=病気など、思い切った言い方にびっくりした。キリスト教に矛盾を感じている人に一読を勧める。
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    真っ当な"世界"で暮らす
    偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる
    家畜として死ぬより、人類が到達した場所から、思考回路と眼により世界を再構築する
    読書とはそういうものです

    「たとえ、世界が全体として、いくら進歩したところで、若者は、やはりいつの時代にも、最初の地点から出発し、個人として世界文...続きを読む
  • デモクラシーの毒
    適菜収と藤井聡の対談だが,5章まではやや理論的なやりとりだったが,橋下劇場の話になって俄然面白くなった.大阪人が騙されなかって良かったが,橋下がさらに何かを仕掛けてくることはあるはずなので,警戒が必要だろう.前半で議論があった「保守」については理解できない部分もあったが,現在の保守層が実際には「保守...続きを読む
  • 男が30代でやめるべき習慣
    30代の必須ネガティヴリストという感じ。簡単にまとめると、周りに流されるな、人脈は整理しろ、本でも食べ物でもなんでも一流に触れろ、外見やマナーで人は判断されちまうぞ、なんてところか。
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
    私は盲信への警告と受け取った。信仰の対象は宗教に限らないからだ。さて、本書のテーマは、どうすればより価値の高い人生を送ることができるか、であり、自分を肯定し物事をしっかり捉え誇りを持って実践せよ、が主張だろう。そして、今を精一杯生きるための力を削いでいる元凶としてキリスト教が徹底的に批判されている。...続きを読む
  • デモクラシーの毒
    「多数決は最善の決定方法ではない」ことと「思考停止の危険性」を理解していれば、どれも理解できることばかりですが、無知であることをバカにしているような語り口は、気になりました。

    また、この本の中で批判されている人や考え方については、批判されることが前提となっているように思えました。
    その前提は、...続きを読む
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    攻撃性はアドレナリン。楽観性や浮気性はドーパミン。不安を感じやすいのはセロトニンを作れないから。親密さと戦争惹起はオキシトシン。脳内物質が原因ならば、遺伝が関わります。脳内物質を作る過程は遺伝子が関与しているそうです!

    Mahalo
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体
    人民を四象限に分割し、自分で考えず他者の発言を自分の意見として流布する層に目標を絞って洗脳工作する図式。
    それが日本で明示的に企画された起源が郵政民営化だという指摘に、なるほどと思わせられた。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    概ね首肯できる。ただし、移民のところは、日本民族の純潔性を言っているようで、どうかなと思う。日本という国が成り立っていくにはどうするかという視点は必要だと思うし、その中で移民の問題も避けられないのではないか。