石倉昇のレビュー一覧

ヒカルの碁を読む度に、碁が打ちたくなって、この本を借りるのも三回目。
その辺の入門書より全く判り易い。
打てる気になるんだよなあ。
何で打てないのかなあ。
これ、ちゃんと買った方が良いような気もすんねん。

囲碁のルール、基本的な用語および戦術が初心者にもわかりやすく書かれている。"弱い石から打つ"など、戦況に応じた打ち方を意識することは、日常生活をフレキシブルに進める上で活用可能だと感じた。

東大で行われた囲碁に関する授業内容をまとめた本。その興味深い試みに惹かれて入手。囲碁には以前より興味があったため，本文については斜め読みした。
前書きが面白い。特に興味深かったのは，囲碁の学習過程を言語の学習とパラレルに扱っている（ように読める）箇所があるところ。私はこの部分がとても気に入った。理屈...続きを読むから入り，正しさに関する感覚を身につけていく。この学習の過程は，大学入学あたりから自覚することが少なかっただけに，自分が上達することが新鮮であり，不思議であった。
本書には，囲碁を学ぶことの8つの効用が挙げられているが，自分にとっては，学びの再発見へ導いてくれたことが，9つ目にして最大の効用だった。同じような楽しさを見出す人が多くなると嬉しく思う。

東大の教養講座として行われている囲碁講座を本にしたもの。基礎の基礎から説明されている。大人になってから囲碁を勉強する人には良いかも。

確かにわかりやすい、(けど実践はそんな理想的にはいかないよっていう)囲碁構想地図であり、数ある場合のうちの一つの例における理想はこうですよって紹介してくれる。
基本に立ち帰れる一冊でしょうか。
それにしても中古本の価格が定価の倍以上、なぜ。発行部数少なかった？

囲碁由来の言葉が多いことに驚く。日本にはいろいろな文化があるが，体験していなければその面白さや有り難さを知り得ない。メディアで記録することは伝承にならないので，文化を保存し伝えていくためにも知っている人を増やすことが大切だろう。しかし，そのような目的のために体験する人は少ない。囲碁はゲーム性も優れ，...続きを読む戦略眼を養うのに適したものであり，リーダー人材になりうる人達が触れている，知っている，たしなんでいることは社会的に価値があるだろう。囲碁を通した人間関係作りもあるだろう。ゲームを通して相手を知るというのは悪い手ではないなぁ。

石倉先生の本は分かり易いものが多いが、それでもまだ一般的な囲碁本の域を超えてはいないかなぁ〜。囲碁的能力の欠ける者に分かり易い手引きのあり方ってのは無いものか…

完全な入門本だと、初歩からの説明すぎて中身が薄くなってしまうけれど、この本は、まったくの入門部分は省いて、次のステップで必要になる、基本的な布石や定石について親切に書かれていたので、とてもわかりやすかった。突然難しくなってついていけなくなるような部分もなく、上手に段階を踏んで解説がされている本だと思...続きを読むう。