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囲碁は、チェスや将棋など他のボードゲームに比べると、ルールが単純なのに盤面が広いことから、コンピューターがプロに勝つには相当の時間がかかるだろうと言われてきました。しかし、2016年3月に人工知能がプロ棋士に圧勝したというニュースで、改めて興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなオトナにおすすめしたいのが、東京大学教養学部で過去に行われた授業をまとめたこの本です。本書のまえがきによれば、もともと当初の授業自体が「全くの初心者を対象とした、成人のための囲碁入門指導法の開発と実践」を目的としていたそうですから、オトナの初心者向け入門書にうってつけでないはずがありません。ちなみに東大の本講座は、現在も本書をテキストとして毎学期開講されているとのこと。みなさんも思い切って、4000年の歴史を持つ最高の知的ゲームに足を踏み入れてみませんか。
Posted by ブクログ 2013年06月18日
東大で行われた囲碁に関する授業内容をまとめた本。その興味深い試みに惹かれて入手。囲碁には以前より興味があったため,本文については斜め読みした。
前書きが面白い。特に興味深かったのは,囲碁の学習過程を言語の学習とパラレルに扱っている(ように読める)箇所があるところ。私はこの部分がとても気に入った。理屈...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月03日
囲碁由来の言葉が多いことに驚く。日本にはいろいろな文化があるが,体験していなければその面白さや有り難さを知り得ない。メディアで記録することは伝承にならないので,文化を保存し伝えていくためにも知っている人を増やすことが大切だろう。しかし,そのような目的のために体験する人は少ない。囲碁はゲーム性も優れ,...続きを読む
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