鈴木たえ子のレビュー一覧

  • 美貌のシャペロン【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】

    ヤモメ同士の運命的なロマンス

    お互いに伴侶を亡くした者同士が再び恋をします。ヒーローはヒロインに拒絶されながらも、めげずに追っかけます。男らしく絶対的モテ男のヒーローなのに、簡単に進まないこの恋愛に、彼の家族全員が激励叱咤するのは笑えます。
    ヒロインも仕事上の義務と生真面目さからヒーローからの求愛をいつも拒絶しますが、態度にヒ...続きを読む
  • 幸せを運ぶ求婚者

    純愛物語

    ヒーローの深い無償の愛と、負い目を負ったヒヒロインの控えめで、愛しているからこそ身を引こうとする純愛物語。

    話の展開は色々変化があり、いつもの二人のすれ違いも飽きさせなく一気に読めました。

    ただ、7歳で引き取る娘の話はちょっと非現実的な気も。。。元婚約者の母親が忘れ形見を引き取ってもよか...続きを読む
  • 裏切られた愛情【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】

    葛藤を乗り越えたラブストーリー

    戦場で足に重傷を負ったヒーローを手当した看護師は少年に身を変えたヒロインでした。
    ヒロインもヒーローも、それぞれの目的があって音信不通のヒロインの兄を探索します。また捕らえられた兄の身の潔白を証明するためにヒロインは裏の行動に出ます。
    互いに愛し合っていた二人ですが、それぞれの敵味方の立場から関...続きを読む
  • 幸せを運ぶ求婚者

    ©︎2007年

    ヒロインもうすぐ25歳
    ヒーロー32歳
    ヒーロー兎に角良い人。
    H Qでは珍しく、悲惨な過去を持つヒロイン。
    エピローグがハッピーでホッとします。
    ヒロイン父を蹴飛ばしたくなる一冊でした。
  • 幸せを運ぶ求婚者
    極端ですが、男性にも読んでほしい一冊。確かにハーレクインらしい小説ではあるのですが、それだけではない、という意気込みが伝わります。主人公が、とても魅力的です。
  • 水都の夜に
    若き未亡人セシリーと、セヴリーン公爵のじれったいラブロマンスを描いた作品。
    お互いに好き合っているのに、これでもかというほどすれ違うので、最後までヤキモキさせられました。
    セヴリーン公爵の「モテる癖に本当のところではてんで女性をわかっちゃいない」ところが素敵です。天然のイケメンさんという感じで。
  • 愛のソネット
    便宜結婚からお互い愛し合うようになるが、相手の負担になってはいけないと、お互いに気持ちを伝えられない。でも、ヒロインはもちろん超放蕩者だったヒーローまで常に相手のことを労わって行動するところに愛が溢れていて、それなのにお互い自分ばかりが愛しすぎていること、相手から愛されてはいないことに落ち込んでてす...続きを読む
  • 誘惑のワルツを伯爵と

    面白くスイスイ読める

    一筋縄では行かない男女ふたりのお話です。二人とも出自が異色なため、上流および貴族社会に片足(以上?)を突っ込んでいるものの心理的には距離をとって冷笑的に見ています。
    男(イーサン)は母親のためにも爵位、領地の維持を頭の片隅には置いているところに、同じ匂いのするデビュタントのモーガン(女)に出会い、冒...続きを読む
  • 愛のソネット

    お互いに気遣いすぎる新婚夫婦

    ヒーローが逃げるヒロインを追っかけて妻にする過程はリズムあり、一気に読めましたが、後半夫婦になってからの誤解や、すれ違いが少々気だるく読むリズムを失速させられた感があります。

    ただこのヒロインのキャラクターは個人的には結構好きです。美女で知的ですが、ヒーローへの反抗やギャフンを狙っているのでは...続きを読む
  • 幸せを運ぶ求婚者
    「誇り高き愛人」のマックスの双子の弟リチャードの話。
    リチャードいいやつ!GJ
    ヒロイン・シーアの兄が妹想いでよろしい。
  • 美しき標的 危険な恋のゆくえ II
    妹が誘拐されたことに責任を感じすぎてしまって、ちょっとめんどくさいひとになってるチャールズの話。
    アラベラがまたよくできたヒロインである。
    卑屈だったコンパニオンであるティルダの活躍もいい。
  • 幸せを運ぶ求婚者
    「誇り高き愛人」のレビューで勧められていたので読んでみた。非常に重たい部分もありつつもいい話だった。

    ヒーローは幼い頃の落馬事故から足をひきずっているのだが、双子の兄が爵位を継ぐために名付け親の叔母はヒーローのために資産家の妻を捜している。ヒロインもヒーロー叔母の名付け子で、婚約者の死後田舎で暮ら...続きを読む
  • 子爵と恋の迷宮へ
    いつものアン・アシュリー、「料理番の娘」系。愛人なし。
    あ、でもヒーローはなんだか物腰が柔らかかった。訳のせいか、作者の傾向が変わったのかわからないけど。丁寧な口調の訳はヒストリカルっぽい雰囲気が出ていて好き。
  • 解かれた封印 灼熱の冬 I
    秘密を持ったヒロインと、謎解き名人のヒーロー。
    二人のやりとりが面白い。
    謎が明らかになっていくのもドキドキします。
    それにしてもヒロインの持つ秘密が重い。
    暴力夫に嫁いだり、そこから完全に逃げ出したり、恋をしたり、拉致られたり・・・波乱万丈です。
    ヒーローにもトラウマがあり、ヒロインを救えなかった...続きを読む
  • 容疑者
    愛する夫が謎の凶弾に倒れ、何もかも完璧だったスペンサーの人生は狂い始めた。一向に進まない警察の捜査に業を煮やし、自ら事件の解明に乗り出した彼女に次々と魔の手が襲いかかる。もう誰も信じられない。猜疑心に苛まれる彼女を支えたのは、私立探偵デイヴィッド―かつて熱烈に愛し合った元恋人だった。危険な捜査が最後...続きを読む
  • 拒まれた求婚
    「華麗なる密航」のペリーとエリザベスの成長した長女がヒロイン。独立心旺盛な若いヒロインは、社交界の恋愛ごっこを馬鹿にして冷笑するヒーローを敵視していましたが、ある目的のために二人が協力せざるを得なくなり、彼の真実の姿を知り惹かれていきます。

    意固地なヒロインも、ヒーローに恋している事を自覚して...続きを読む
  • 侯爵に恋の罠
    放蕩者の侯爵ヒーローと伯爵未亡人のヒロイン。
    ヒロインのプライドの高いところがお気に入り。
    賭けまでしてヒーローと結婚してやろうと思う勝ち気なところも良き。
    そんな普通のヒロインとは少し違うところが面白かった。
    逆にヒーローは可もなく不可もなくかな…。
    終盤でも弟の嘘に騙されヒロインに酷い言葉を吐い...続きを読む
  • 私という名の他人
    記憶喪失もの。
    こういった記憶喪失前と後で全く性格の違うヒロインというのは大抵双子か他人に唆されてといったパターンが多いけど、今回は正真正銘本人。第三者も居ない。
    記憶喪失前のヒロインに対してヒーローの愛を感じない+別人すぎて、ヒーローが本当に他の女性に恋をしたように感じる。
    ロマンスというよりはヒ...続きを読む
  • 解かれた封印 灼熱の冬 I
    3.2
    ローラが可哀想キャラ。
    ボウは詰めが甘すぎる。実際、最後に駆けつけるとこ以外、ローラ1人で頑張っているあたり。
  • 裏切られた愛情
    3.8
    途中からかなり迂闊になってないかこのふたり。
    最後ほポッと出の奴がアレなのはモヤモヤする。
    デヴィレルは行動で示したとはいえ、もっと早く気持ちを言葉で伝えても良かったのでは。
    でもそれだとピッパが受け入れられないかな。