三浦逸雄のレビュー一覧

  • 神曲 地獄篇
    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェ...続きを読む
  • 神曲・煉獄篇

    これも読みやすかったです

    天国篇に続いてこの煉獄篇もよみやすかったです。
  • 神曲・天国篇

    わかりやすかったです

    他の訳で天国篇を読んだことがありますが、この天国篇はとても読みやすいと思います。
    章の終わりに語句の解説があると、紙の本でないととても読みにくいのですが、
    この本では文章中で簡単に解説してくれるので、スラスラ読み進められます。
    意外と古い版の方がいいものですね。
  • 神曲 煉獄篇
    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェ...続きを読む
  • 神曲 天国篇
    イタリア古典文学の最高峰

    作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説

    1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。

    彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェ...続きを読む
  • 神曲 天国篇
    ああ この喜悦(よろこび)!いうすべのないこの愉しさ!
    ああ 愛と平安に満ちたこのいのち!
    ああ 望むものとてないこの富(たから)よ!

    前作の煉獄篇での地上の楽園から、いよいよダンテは天国の世界に足を踏み入れます。

    といってもこの天国篇、なかなか難解です。
    前作の地獄篇や煉獄篇よりも難解に感じる...続きを読む
  • 神曲 煉獄篇
    パンデミックの影響で在宅テレワーク時代が到来し、往復3時間の通勤から解放。
     自分時間を持て余す幸福なライフスタイルを信じて疑わなかったにも関わらず、フタを開けると忙しすぎて読書どころかランチの時間すら取れない有様。。。

     おかしい。。。明らかに何かが間違っている。。。

     考え抜いた挙句、「これ...続きを読む
  • 神曲 地獄篇
     「人の命の道の半ば
      正しい道を踏み迷い
      はたと気付くと 闇黒の森の中」

     気付くと深い森に迷い込んでいたダンテは、そこに住まう獰猛な野獣に囲まれ危殆に瀕します。
     しかし突如現れた詩人ウェルギリウスの助けでその場を切り抜け、代わりに地獄への道に足を踏み出すことになります。

     「・・・我...続きを読む
  • 神曲 天国篇
    天国編では訳者も解釈にかなり苦労なさったあとが、脚注や巻末解説のあちこちに見られる。カトリックの神学用語に脳内変換しないと読みづらい箇所も多かった。キリスト教嫌いが多いこの国では、どう受容されているか考えたくもない感じだが、カトリックにシンパシーを抱く人なら、誰でも感動するだろうと思う。
  • 神曲 煉獄篇
    地獄もそうだったが、煉獄も主にトマス・アクイナスの神学に倣って描いている。伝統的な聖歌や聖書のワンシーンで7つの徳を鮮やかに戯画的に描くことで、煉獄の各場で償われる罪がどういうものかがわかる仕掛けになっている。訳文は変な文語調の解りづらいものではなく、平易で読みやすい。またカトリックの聖人を「聖~」...続きを読む
  • 神曲 地獄篇
    面白い。文語調でわけのわからない日本語になっている訳が多いけれども、この訳は平易さを追及しているようで、とても読みやすい。カトリックに多少なりともシンパシーを覚える人ならば、楽しく読めると思う。キリスト教に否定的な人が多いこの国で、このような平易で読みやすい訳があるのはありがたい。
  • 神曲 地獄篇
    終盤。ピサ、飢餓の塔における、ウゴリーノ伯とその子、孫らが閉じ込められた実話。絶望感。カニバリズム的表現。
    「父よ、どうして助けてくれないのか」という、子の絶命の声。これは新約聖書の「主よ、我を見捨て給ひしか(主の元へ召されることの確約?)」に似せられている。
    作者ダンテが追放された時、ダンテとその...続きを読む
  • 神曲 煉獄篇
    むつかしいむつかしい。ファンタジーでも馴染みのある「七つの大罪」が軸に進む分読みやすい。
    結局誰の話してるのかわかんないのがどうしようもないんだろうなぁ。神様の名前はメガテンとかで知ってるけど、町の人とか知らないよ…
    七つの大罪を憎しみと善の行き過ぎとどちらでもないものに分けるのはなるほど。
  • 神曲 地獄篇
    む、難しい…。一時流行った「地獄」だったかの絵本みたいな感じ?には楽しめた。地下に行くほど寒そうなのが印象的。マグマじゃなくて太陽が大きな存在だったのかなぁ。
    歴史に疎くてピンと来なかったのが大きい。でも当時の人たちは「あーあいつが8つめの地獄ね。ざまー!」みたいな感じで読んだのかしら…とか思ったけ...続きを読む
  • 神曲 天国篇
    ダンテの旅もようやく集結。最後を飾る天国篇は風景描写がイメージしにくかった。そして、ベアトリーチェがやたらと出てくる。まあ、ダンテの個人的な愛を反映しているので、聖母マリアではなくベアトリーチェでいいのだろうけれど。理解するには膨大な知識が必要だと思い知った。
  • 神曲 煉獄篇
    煉獄のイメージがよくわからない。地獄編よりは穏やかだった。それにしても、このイマジネーションを持続できるのはすごい。
  • 神曲 地獄篇
    ダンテ自身に危害が及ぶことはなく、歴史上の人物やダンテの身近な人物などがみんな地獄に落ちている。敵の多い人だったのだろうか。ダンテには嫌われたくないものだ。
  • 神曲 天国篇
    やっと読み終わった…。興味がなくてもそのうち湧いてくるかと思ったけど無理だった!笑
    なんかでもてんごくって割とぶらっく企業?私の信仰は学生時代スコラ神学の本を読むことで得られました!会社のルールと自分のルールが違う?会社のルールが一番です!
    しかも役員には伝説~歴史の教科書に載るレベルでないとなれな...続きを読む
  • 神曲 煉獄篇
    飽きてきた。そもそも煉獄って概念が好きになれない。大半の人はここに落ちて救いを求めて頑張るわけだが、それだと現世と同じだよね。それでチートがあるのかw