木村清孝のレビュー一覧

  • 教養としての仏教思想史
    仏教教説の歴史的な解説は、結構難解。
    ただ、仏教創成期の流れ、日本仏教の歴史を知るうえではとても参考になります。
  • 教養としての仏教思想史
    少し難しかった。
    でも、客観的な記述で、偏っていない点がテキストとして優れていると思う。何回か読まないと内容が良く理解できないと思う。また読もう。
  • 教養としての仏教思想史
    仏教の誕生から部派仏教、大乗仏教の流れ、東アジアへの伝播の様子が素人にも分かりやすく書かれている。日本の仏教の展開についてやや端折り気味なのは紙幅の都合上仕方なしか。
  • 華厳経入門
    もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過...続きを読む
  • 教養としての仏教思想史
    世界三大宗教の1つに数えられる仏教。その成立から、宗派への分裂、アジア諸国への広がり、そして近現代の状況に至るまで、仏教の全貌をわかりやすく解説する書籍。

    仏教は、約2500年前の北インドで、ゴータマ・シッダッタが開いた教えである。彼は29歳で出家し、35歳の時に悟りを開く。以後、人々にブッダと呼...続きを読む
  • 教養としての仏教思想史
    仏教の歴史と広がりが概説されておりわかりやすい。仏教と一口にいってもさまざまであることがよくわかる。例えば空海が広めた密教の経典は釈迦の教えではなく大日如来の教説との事など、あまり一般には広く知られていないのではと思う。
  • 教養としての仏教思想史
    仏教の歴史的展開を新書一冊にまとめて解説している本です。

    釈尊による仏教の創唱から、大乗仏教の誕生、密教とチベット仏教の形成、スリランカや東南アジアなどにひろがっていった部派仏教の展開を概観し、さらに中国、朝鮮半島、日本における仏教の受容とそれぞれの特質が説明されています。さらに最終章では、「共生...続きを読む
  • 華厳経入門
    華厳経の内容を、わかりやすいことばで解説している本です。

    本書は、NHKラジオの「宗教の時間」で著者が語ったことをもとにしており、仏教にかんする知識をもたない一般の読者にも理解しやすいような説明がなされています。仏教の入門書には、具体的な事例について著者自身の説法のような解説を展開しながら経典の解...続きを読む