小池良次のレビュー一覧

  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    クライドコンピューティングとは何か?
    副題が概念を的確に表している。サービスの提供方法、構築方法の違いを説明。今後の進化の方向性を示す。ビジネスモデルとして描くビジョンでは、集中⇒気象予測や量子工学、分散⇒デバイス(ホワイトボックス)のアプリケーションを例示している。
    サーバー設置を有する視点等は、...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    オビに書いている通り、放送機器メーカーと既存マスメディア(新聞・テレビ)にとっては厳しいお話の本です。(ブロードバンドの普及や4G通信による大容量・高速度の通信環境の整備は、通信が放送の領域を侵食→データサーバーに番組コンテンツ・画像編集の機能が集中し、大企業が高額の設備投資をする意味がなくなる→メ...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    クラウドコンピューティングから始まった社会のクラウド化が、クラウドコミュニケーション(ネットワーク)、クラウドデバイス、とその幅を広げ様々なツールが融合する高度なクラウドサービスへと発展する様子を、日米の放送・通信業界の技術の発達と政治的な動きを織り交ぜて語ります。

    SI業界などはクラウドコンピュ...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    通信放送に関する日米の動向が書かれている。内容はクラウドの技術的な話ではなくホワイトスペースやデバイスの未来予想、テレビのビジネスモデル、著作権など多岐にわたっており中身が濃い。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    #007 クラウドの未来
    良書!
    クラウド、というキーワードながらその範囲は広く、光の道、ホワイトスペース、スマートテレビ、ソーシャルと最近の業界全部入り。これ一冊読めばだいぶ業界が俯瞰でき、ここに書いてあるくらいの事は知ってなきゃいけない事なので、一冊で読めちゃうのはちょうお得。
    とはいえこれだけ...続きを読む
  • ドローンビジネスレポート -U.S.DRONE BUSINESS REPORT
    2018年3月刊行で、すでに情報の一部は古くなってしまったが、ドローンの基礎知識から運用例、課題まで非常のわかりやすくまとめられている。一般にはほとんど知られていないドローンビジネスの現状と展望を知るのに非常に有用だと感じた。今後、有視界外飛行が条件付きで認められるようになると、プラットフォーム開発...続きを読む
  • ドローンビジネスレポート -U.S.DRONE BUSINESS REPORT
    米国拠点の通信系コンサルで、最近はドローン業界にも詳しい小池良次さんがUSを中心に商業ドローンの状況についてまとめた本。

    色々と書かれているので、参考にしたく。

    商業用ドローンビジネスにおいてもクラウドサービスなども含めて収斂してくるのだろうか。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    時々、妙な克己心を起こして、まったく知らない分野の本を手にしてみる。
    何とか最後まで読んだけれど、びっくりするような変化が起きているらしい。

    私のような末端のユーザーからしてみれば、タブレットで映画や音楽を楽しむのは、従来型のコンテンツ供給の方式であっても、クラウド型であっても、正直に言って、どち...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    カタカナが多すぎるというのが率直な感想だ.本書の最後のp232に「私たちはどうやって、クラウドに立ち向かうべきか」があるが、挙げられたリストでは最初の「超集中と超分散」以外はすべてカタカナ.このカタカナを何とか漢字で表現する努力が必要と考える.でないと、かなり曖昧な理解になり、そこで変な論争が発生す...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    2010年の本なので少し情報が古いが、クラウドの本質を「超集中 超分散」と定義づけ、ネットワーク、デバイス、サーバー、サービスのそれぞれについて、今後の方向性がわかりやすく整理されて提示されている。
    とかくクラウドは言葉だけが踊りがちで、人によって異なる意味で認識していることが多いと感じる現在、IC...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    「クラウド」をキーワードに、
    ビジネスモデル・モバイル端末・通信事業・マスメディア
    ・電波政策
    と言ったような様々な観点で論じていく。

    内容は非常に固く書いてあるが、
    情報処理業界の歴史と今後を考える上で、
    読み応えがあった。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    クラウドの本質は「超集中と超分散の複合モデル」に尽きます。

    この一言を様々な観点から書き上げて、未来を語っています。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    放送・通信業の片隅にいながら、知らなかった事の多さに気付く。 

    とても勉強になるが、通信規格の用語など、なかなか頭に入ってこない・・(汗
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    放送が規制に守られている日本は、アメリカメディアの進展と比べるとかなり遅れている。
    クラウドとメディアが連携し、新しいビジネスが生まれる余地をたくさん残している日本は、逆説的には可能性の高い市場ではある。
    鍵は多重化で、放送とモバイル(いわいる4G)がひとつになってリアルタイムとそれ以外が密に連携す...続きを読む
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    クラウドへの「超集中」とクライアントの「超分散」。専門用語を使わないで、それなりにまとまっていますが、ここから未来を読み取れるかというと、そんなことは起きません。
  • クラウドの未来 超集中と超分散の世界
    もう少し、人間側もっと言えば精神的なコストに言及すべきか。
    クラウド化、オールIP化といった事がユビキタスな展開を指すのなら、常にネットに接続してしまう際の負荷も考えるべき。
    また、メディア、特にビデオコンテンツにだけ注意が向きがちなのも個人的にはつまらない。