井上舞のレビュー一覧
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実際にスウェーデンを含む欧州諸国で問題になっている事柄に題材を求めながら、(スウェーデンの首都である)ストックホルムで執念の捜査を展開する大ベテランの警部と、息詰まる現場の闘いを勝ち抜く腕利きの工作員的な潜入捜査員との「ダブル主人公」というような体裁は、なかなかに読み応えが在る。本作は、その「ダブル...続きを読むPosted by ブクログ
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スウェーデンの小説の翻訳である。ストックホルム警察のエーヴェルト・グレーンス警部が活躍するシリーズだ。加えて、潜入捜査員のピート・ホフマンも登場する。「ダブル主人公」というような体裁でもあるのだが、そういう体裁としては4作品目ということになる。
「警察の最高機密が漏洩?」という事態に思い至ったグレー...続きを読むPosted by ブクログ -
う~ん。読ませるなあという読後感。
ジリジリと迫るリミット。意表を突く展開。
時系列のズレがやられた。冷静に考えればそうなんだけど読んでる時には気が付かない。
大変な状況なんだけどホフマンとグレーンズ警部の協力体制が嬉しい。
ホフマンの子供たちとグレーンズ警部の交流が微笑ましい。もうホフマンを平穏に...続きを読むPosted by ブクログ -
2023.05.23
文句なしの傑作。
海外ミステリに二の足を踏んでいる人にもオススメ。
理由は読みやすいし、どんどん読み進めたくなる切迫感にあふれているから。Posted by ブクログ -
めちゃめちゃ面白かった。
これを待ってたよ。三分間、三時間とパッとしなかったんだけど待ってた甲斐があったな。
まったく読めない展開。あらゆるところに仕掛けられた謎。繰り返されるどんでん返し。いったい真犯人は誰なんだ。先生、もうページを繰る手を止められませんっ!!
解説の人も前2作は無かったものの如...続きを読むPosted by ブクログ -
潜入捜査官ホフマンが脅される。警察内部情報によってお前のことがわかったと。グレーンス警部には、17年前の未解決事件の容疑者が次々殺されてい件が。2つの件が合わさると途方も無い真相が・・・
ヤバイほど面白かった。家族を殺すと脅されたホフマンがやらされることなどドキドキさせる伏線多数あり、
※自分用...続きを読むPosted by ブクログ -
ピートホフマンのこのシリーズ、もちろん毎回面白いのだが、ホフマンと家族が危険にさらされ…という展開にやや飽きてきたなと思いながら読み始めた。
しかし本作は真相の意外性といい、独特ながら魅力的なグレーンスの人柄といい、いつも以上に素晴らしかった。Posted by ブクログ -
息つく間も惜しんであっと言う間に読み終えた。グレーンス警部シリーズだが、私はホフマンファン。今作はグレーンス警部とホフマンが手を組んで事件の解決にあたる。両者とホフマンの家族が殺人者と相対する緊迫感半端ない3日間が素晴らしかった。Posted by ブクログ
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グレーンス警部と潜入捜査員ピートとのW主人公シリーズは当初三部作のはずだった、と思う。三秒間、三分間、三時間で終了するはずだったこのシリーズは、さらに三日間、三年間と続くようで、今回は四作目の「三日間」の物語だ。何はともあれ、作者も多くの読者同様、このダブル主人公シリーズを終えるに忍びない状況とな...続きを読むPosted by ブクログ
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グレーンス警部と潜入捜査員ピートとのW主人公シリーズは当初三部作のはずだった、と思う。三秒間、三分間、三時間で終了するはずだったこのシリーズは、さらに三日間、三年間と続くようで、今回は四作目の「三日間」の物語だ。何はともあれ、作者も多くの読者同様、このダブル主人公シリーズを終えるに忍びない状況とな...続きを読むPosted by ブクログ
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〈グレーンス警部〉シリーズ。グレーンスが捜査した17年前の事件とピート・ホフマンに届いた脅迫。この2つを軸に進むのだけれどどちらも緊迫感がある。同僚を疑い始めるグレーンス、家族を何としても守ろうとするホフマン。グレーンスとホフマンが絡むと面白さが増し引っ張られていく。シリーズの中で重要な位置にある作...続きを読むPosted by ブクログ
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妥協せずに思いを貫く方法を知る本。
世界一有名なテーマパークを創造した、元映画監督のノンフィクション。
この本では、ワガママで頑固、そしてこだわるところを徹底的にこだわるといった、ウォルトの考え方たけではなく、ウォルトの考え方を噛み砕き、実際にディズニーランドの開業を支えた人々(イマジニア)が何...続きを読むPosted by ブクログ -
自分を脅迫している人物を明らかにするため、ホフマンはグレーンス警部に警察への潜入捜査を依頼する。だが、その交換条件として彼は17年前に起きた事件の容疑者を次々と殺していく犯人を探し出すことを命じられる。背中を預けあうことになった彼らに残された時間は、17年前の最後の容疑者である男を拘留できる‟三日間...続きを読むPosted by ブクログ
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一家惨殺事件の生き残りの少女はグレーンス警部の手により保護された。17年後、その事件の資料が警察署内から盗まれていることが判明する。さらに17年前と同じ手口で当時の容疑者が殺される事件が起こり……。一方、潜入捜査官を引退し家族とともに暮らしていたピート・ホフマンの元に、彼の正体を知る謎の人物から脅迫...続きを読むPosted by ブクログ
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アメリカはもちろん、日本のディズニーランドにも言ったことがないのだけど....
ウォルトディズニーがアナハイムにディズニーランドを作り上げ暫く後に亡くなるまでを詳細に綴った内容。
これだけの絶大な任期を誇るアミューズメントパークの秘密を読み取ることができる。
ウォルトという人物の才能と魅力が多くの能...続きを読むPosted by ブクログ -
アナハイムのディズニーランドの企画立案から立ち上げまでの細部が記されている。
ウォルトディズニーの情熱的かつ(色々な意味で)人間的な部分も記されていた。
ディズニーの歴史の中で、ウォルトの残した功績ももちろん大きいが、その後を紡いだメンバーの貢献度も非常に高いことを実感した。
アナハイムのディズニー...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻でまとめて。
作品の気温が33度で暑さを強調していますが、日本の夏はもっと暑いですよ。39度の2023年7月…。Posted by ブクログ -
ディズニーランドが出来るまでのアイディアや苦悩や成功までの話です。
勉強になったのはデザインや細部にまで拘ること。
ディズニーが好きな方は読んでみてください。Posted by ブクログ -
あまりにホフマン家族への脅迫の度が過ぎる。キレない妻のソフィアにさえ苛立ちを覚えるのは、私が女性目線で読んでいるからか。実情を知らされないまま子供達を守る心細さに同情する。Posted by ブクログ
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目次が面白くない!笑笑
もったいない!
"ディズニー"が創られるまでのパワーの出所がわかる一冊。
あんなに現実離れした「夢の国」も、ひとりの人の想像力とたくさんの人の手で、作られたものなのだなぁと改めて思う。
創る、ってすごいよなぁ〜…。Posted by ブクログ