紫式部のレビュー一覧

  • 源氏物語 御法

    お疲れ様でした

    紫の上が他界する。最高の女性が理不尽にも耐え抜いた様は、本当にお疲れ様でした。
  • 源氏物語 雲隠れ

    源氏の最期

    源氏の最期が書かれていたはずですが、本文はありません。本当に無いです。
  • 源氏物語 横笛

    夕霧の視点

    主に夕霧の視点で話は進みます。柏木の遺児は源氏に保護されて育ってます。一方で夕霧は、柏木の正妻・女二宮に惹かれ、自身の正妻である雲居の雁と関係が悪くなる。夕霧、頼もしいキャラだけに、踏みとどまってほしいなぁ。
  • 源氏物語 夕霧一

    夕霧の物語

    ただひとりの妻・雲居の雁だけを愛していると評判だったのに、女二宮の寝室に入り込む事件を起こしてしまう。ここは、やはり源氏の息子と言うべきか…。
  • 源氏物語 鈴虫

    女三宮の出家

    女三宮の出家を機に、秋好中宮も出家したいと源氏に告げる。また、冷泉帝が退位して冷泉院となった。物語の終焉に向けて、また一つ進んだ印象ですね。
  • 源氏物語 柏木

    生と死

    柏木は後悔のあまり体調を悪化させ他界する。一方で女三宮は、柏木の忘れ形見となる男の子を出産した。女三宮は心理的な苦痛から出家することを決意する。夕霧がいろいろと頼もしく育ってますね。
  • 源氏物語 若菜(下)

    慌ただしいさなかに

    紫の上が生死を彷徨う騒ぎの中、柏木が女三宮の付き人を言葉巧みに言いなりにし、女三宮と結ばれる。明確な言葉はないけれど、女三宮が怯えた様子があるので、これは…という可哀想な事件。
  • 源氏物語 若菜(上)

    源氏、祖父になる

    明石の姫君が無事に出産した。源氏は40歳の祝賀を受ける。そして、柏木が女三宮に恋文を送る。
    とても長いですが、読みごたえがあります。
  • 源氏物語 真木柱

    一途で不器用な大将

    玉鬘に恋した大将は、妻に対して気を遣わずになった。玉鬘のことで、うまく根回しをしなかったために、周囲からも懐疑的な目で見られる中、一途さで無理矢理に玉鬘と結婚してしまう。源氏との対比が鮮やかなキャラクターが出てきました。
  • 源氏物語 梅が枝

    明暗

    源氏の娘が嫁ぐ準備をする華々しい話の後に、頭中将の娘・雲居の雁には縁談が無いと、頭中将が嘆く話になってます。二人の姫の明暗が、すごいです。
  • 源氏物語 藤のうら葉

    次の世代へと

    夕霧と雲居の雁の結婚の話。主人公・源氏の話から、いよいよ次の世代へ移っていくのかなという感じがします。
  • 源氏物語 行幸

    玉鬘、良かったね

    玉鬘がようやく実父・頭中将と出会えると決まった話。頭中将が迎えた近江の君は、道化役なのかな。
  • 源氏物語 野分

    夕霧の視点の話

    夕霧の視点で、紫の上や玉鬘などを見ていく話。心がかき乱されるほど、二人は美人なのですね。
  • 源氏物語 藤袴

    玉鬘をめぐる男たちの話

    玉鬘という美人をめぐって、当人の意思の外で男たちが駆け引きをしている。なんだか可哀想。
  • 源氏物語 常夏

    頭中将の新しい娘

    玉鬘が実の娘だと知らない頭中将は、玉鬘のような娘が欲しいと探しだしたけれど、理想の女性に程遠い。この新しい少女が、どんな運命を辿るのか興味深いですね。
  • 源氏物語 蛍

    「小説」を読む姫たち

    「小説」を読んで姫たちは精神的に成長し始めるけど、苦々しくおもうのか、全否定しようとする源氏の話。
    姫たちが幸せになりますように。
  • 源氏物語 篝火

    短いです

    篝火というタイトルのように、あっという間に終わりましたが、玉鬘と頭中将の登場回なので、今後の展開の布石かも知れません。
  • 源氏物語 玉鬘

    夕顔の娘

    夕顔の娘を源氏が養女にする話。紫の上を娘として養育すべきだったと、源氏が後悔することや、花散里が紫の上をもっと大事にしなさいと、苦言を呈したり。人間模様が生き生きとしています。
  • 源氏物語 胡蝶

    玉鬘の苦悩

    源氏の悪い癖が出始めて、玉鬘は苦悩し始める。源氏も一線を越えたくて仕方ない感じです。え、どうなっちゃうの?
  • 源氏物語 初音

    華やかな新年

    華やかな新年の宮中行事の話でした。雅な舞とか見てみたいですね。