紫式部のレビュー一覧

  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    原文の和歌、訳文、寸評の順に、丁寧に解説される。四季や心情を織り込んだ和歌を音読しながら味わうので1カ月以上かかってしまった。ビギナーズとあるがなかなか読み応えのある内容。コラム欄も勉強になる。
    藤は春の終わりを飾る花とのこと。菊は中国から輸入、古今和歌集から盛んに詠まれるようになったとのこと。和歌...続きを読む
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ダイジェスト版で読みやすかった。入門に良い。
    平家の栄枯盛衰、また各登場人物の散り際の哀しく儚い様に心が打たれる。
    今も昔も、大切な人を想う心は変わらない。
  • 方丈記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    時代こそ違うが、同じ人間、思考する内容感じる内容は現代人と変わらず、驚くほどに共感できる。
    1000年前と比べて間違いなく文明は発達しているものの、自然災害を前にすれば今も人間は無力である。
    また、見栄や虚勢に左右され疲弊する様も同様である。
    自分はどのように生きるのか、生きるべきか、現代人の我々に...続きを読む
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    一度は読んだことのある竹取物語。
    別名:かぐや姫。
    具体的な解説とわかりやすい現代語訳付きで
    今まで気がつかなかった事がたくさんあった!
    解説者の言葉選びがなかなか面白い♪
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    奈良で橿原神宮と仁徳天皇陵を見たことがこの本を手に取ったきっかけでした。
    分かりやすく現代語訳、解説されており良く理解できました。
    解説もかなり砕けた解説で読んでて楽しかったです。

    個性的な神様がたくさん出てきますね。
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    五十数歳にして「おくのほそ道」ビギナーにとって、素晴らしい入門書。これをきっかけにより詳しく知りたい人向けに、色々な参考資料も載っている。

    自分的にはこれ1冊で「おくのほそ道」のエキスパートにでもなった風にすら感じている。
  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    好きな歌が新古今和歌集だったのでそちらを先に読んでしまったが、新古今和歌集と比べるとこちらの古今和歌集の方がやわらかい印象。

    今回この本に取り上げられていた歌の中で一際心に残った歌が、

    しののめの ほがらほがらに 明けゆけば おのがきぬぎぬ なるぞかなしき

    なのだけど、夜が明ける様子を「ほがら...続きを読む
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    言うまでもなく、最古の当時の全層の人々から収集した歌集である「万葉集」の入門書というか、「ビギナーズ クラシックス」な、ガイドブックである。
    義務教育にも、万葉集を取り上げられていて、今さら入門もないとおもうし、日本史史上初の、五経四書以外で、万葉集から引用された年号の令和の出典元であることから近年...続きを読む
  • 古今和歌集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ビギナーズと謳いながらも、なかなかの内容だと思う。和歌の意味も技法についての解説も適切。はたと膝を打つことも多かった。頭の整理にもいい。非常に読みやすい本だ。古今和歌集がその後の和歌のお手本とされたことがよく分かる解説だ。理知的というか理屈ぽいが、和歌の技法の基本的なことはここで出尽くしているのだろ...続きを読む
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
     神田の古本まつりに行ったときに100円で売られているのを見つけて、松尾芭蕉かあ、人生で一度は読んでみたい気がしなくもないなあ、ということで購入。俳句なんか中学のときに夏休みの課題で覚えた「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど(大江千里)」くらいしか知らないし(いや待てよ...続きを読む
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    栃木県大田原市へ林業体験した際に訪れた雲巌寺をきっかけに芭蕉の足跡を知りたくなり手に取った。東北から北陸へ旅をしたくなる。
  • 源氏物語 (新装版)
    源氏物語、、、そう聞くと少し難しいような気がする。
    主人公は光源氏。恋をすることの楽しみや悲しみ、苦しみを美しく描いた名作。
    光源氏の人生を、ちょっと覗いてみませんか?
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    つまみ読みだけど、とても面白かった。手にとって良かったと思える一冊。

    印象的なのは特にこの二つ。

    ●人生は、長くも思えるが、実際は今この一瞬の積み重ねである。何かしたいのであれば、今日の夜、明日の朝と思わず、今この一瞬に行動せよ!

    ●目の前の一事に全力であたれ
    (弓2本のくだり)怠け心が出てく...続きを読む
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    源氏物語の全ての話を網羅できるが、とても読みやすく、そして面白かった。
    ビギナーズと書いてある通り、現代の話と同じ感じになっていて、読みやすかった。
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    いとおかしだった。

    深夜アニメの平家物語がおもしろくて、原文も読んでみたくて読んだ。昔から世の中に残って人々に読まれ続けているのがとてもわかる。
  • 梁塵秘抄 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    後白河法皇が心血を注いで書き残した「梁塵秘抄」「梁塵秘抄口伝集」合わせて20巻だが、欠けた形で4巻しか残っていないとは、後白河法皇は泣くに泣けないだろう。いつか残りの巻が発見されるのを望む。
    とにかく今様は素晴らしい。平安時代末期ながら、諦観めいたものはなく、庶民の持つ活力に満ち、その面白さは比類が...続きを読む
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    これは、面白かったです。
    これは、中学生のときに出会いたかった!

    すべての意味をしらずに、テストに出るようなところだけを勉強してました。
    早くに出会いたかった!
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
     『平家物語』は、貴族社会から武家社会への変革の中で滅びていった平家一門への「長大な弔辞」「慰霊の深い祈り」であるという。
     平家一門が主人公であるため、とにかく登場人物が多い。何度も巻末の「桓武平氏系図」を参照しながら読んだ。有名な部分はいくつか読んでいたので知っているつもりでいたものの、初めて知...続きを読む
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    アニメ平家物語が非常に面白く、河出書房の原作を読む前の予習として。

    いつも通り訳文・原文・寸評・コラムで理解が深まりつつ原文にも触れることができる。
    しかもこの平家物語に関しては、重要な部分は原文訳文が出るものの、他の部分もあらすじを書いてくれてるので途中の流れが切れずに理解できる!とてもありがた...続きを読む
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    現代の自己啓発本に通ずるものを感じた。どのように動けば、自分に機運が来るか、他人に認められるか、など。