ロバート・ジェームズ・ウォラーのレビュー一覧
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なんて美しい恋愛なんだろう
たった4日間の短く深く一生の愛
彼が彼女の名を刻んだペンダントを身につけていたシーンでぶぁぁぁぁと泣いた
彼女が走り書きした1枚のメモが彼にとっての唯一彼女がこの世に存在した証であるなんて悲しすぎる
亡くなってから灰になりやっと一緒になれた(号泣)Posted by ブクログ -
かなり映画で話題になっていたけれど、
当時は全く興味がなく
本を手にとった段階でも
やっつけ仕事的に流し読みかなって。
だけど全然違った。
いわゆる不倫のお話なのに
心の葛藤や精神論の部分が秀悦しているせいか、むしろ感動する覚えたほど。
四日間で人はこんなにも変わっていけるものなのか。キンケイド自...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、映画の「風と共に去りぬ」を鑑賞したばかりだったので、今作の主人公の一人・ロバート・キンケイドと、風と〜のスカーレット・オハラが、同じアイルランド系という偶然の一致が、何だかすごく嬉しかった作品ですo(^▽^)o←長い
で、そんな同郷の2人なんだけど、一方は自分の生まれ育った土地を愛し、もう一...続きを読むPosted by ブクログ -
若かりしころに感銘を受けた名作。
いつでも懐かしくて甘酸っぱくてちょっびり悲し悔しな気持ちにさせてくれる一冊です。
恋愛モノは苦手だけど、この本は何かを残してくれた、そんな気がする。Posted by ブクログ -
涙がとまらかった。田舎の風情がしばらくわすれられなかった。最後の方は通勤でこの読むのを辞めて、自宅で目を腫らせました。Posted by ブクログ
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中年の写真家と、家族を持つやはり中年の農場の主婦が出会い、恋に落ちる話。
「彼氏彼女の事情」でチラっとでてきたので読んでみた。
ストーリーはとっても陳腐。
でも、読んでみるとなんともいえない気持ちになる。
映画化するとおもしろくない、本ならではのよさを実感できるだろう。
内容はとっても暖かい・・...続きを読むPosted by ブクログ -
あたたかい。
責任、という表現がとても的確で、
深い想いを共感できた。
少し直接的すぎる訳もまた、良い。
何に対しても、あまり強い愛情や想いを持てない私だけれど、
出会えば、変わるだろうか。Posted by ブクログ -
時代の中で忠実に一生懸命生きた女性の姿が美しい物語。
人は一つの道を選んで進み始めたら、それを進路変更することはむずかしいですよね。家族がいるのに恋を・・。しかも恋によって本当の自分を見つけてしまったフランチェスカは本当は彼と歩みたかった。でもそれが何を意味するか十分理解できているフランチェスカ。結...続きを読むPosted by ブクログ -
ロバート・ジャームス・ウォラーの【マディソン郡の橋】を読んだ。
1995年にクリント・イーストウッドとアニー・コーリーの共演で映画化され、大ヒットを記録した作
品であるので、見た、または読んだ人も多いかもしれない。
小説は全米で250万部を売り上げるという記録も作り出した大ヒット作である。
...続きを読むPosted by ブクログ -
「大恋愛」なんて陳腐な言葉では片付けられない
ロバード・キンケイドとフランチェスカの4日間の奇蹟。
あー私の数少ないボキャブラリーでレビューは書けませんね。
でもね、こんなことが実際にあったって知るだけで、
地球の真反対にいる知らない人類に対しても愛おしさを覚えます。
夢を見ているよ...続きを読むPosted by ブクログ -
コレも流行ってたときに、親が買ってきたのを隠れて読みました。なんかロマンを感じ、暫くうっとりしてしまった小五のワタシ。Posted by ブクログ
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様々な見方があるだろう。不倫の正当化ともいえる。純愛ともいえる。キンケイドという男の魅力でなりたつ少女漫画のようなものともいえる。
ここでは、どこにも所属しない者のさ迷い混んだ物語として、カフカの「城」のように読むことが一番文学的には面白いと指摘したい。ただ、女を我が物にしたいというところに落ち込む...続きを読むPosted by ブクログ -
最後のカーボーイ、ロバートと、アイオワの農場に住むイタリア出身のフランチェスカ。対極の人生を歩む二人が、マディソン郡の橋を介して出会います。
まるで足りないピースを探し当てたかのように、二つの魂が一瞬にして一心同体となり、死が訪れるまで紐帯に結び付けられます。二人はまさにベターハーフだったのでしょ...続きを読むPosted by ブクログ -
何が良いかと問われたら、即答できませんと即答してしまうような本。読んでいて、おもしろいなーとは思うのだが、その正体が全く分からない。不思議な作品。恋に落ちた熟年同士の初々しい仕草と駆け引きのギャップが良かったのか?はたまたローズマンブリッジを始め、情景描写が美しく端的だったことに惹かれたのだろうか?...続きを読むPosted by ブクログ
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斜に構えれば、「世の人は不倫を許さない、よって不倫は悲劇でなければならない。責任を果たすために一生に一度の恋を犠牲にしたふたりが死をもって結ばれるのが、感動を呼ぶのだろうなあ」という感想。
物語に入り込んでえぐえぐ泣きながらラスト150ページ読んだ身としてなら、「幸せってなんなのかわからない、わから...続きを読むPosted by ブクログ -
否定されるべきテーマ「不倫」を悲劇にすることで肯定的に描く。3人が死んで、ようやく思いが遂げられるという構図に読者はほっとする。生きているうちにこの思いを遂げてしまったら、読者は決して共感しないということをよく理解している。
特殊なhappy endとして原作者の腕を感じるし、訳者の醸し出す空気も...続きを読むPosted by ブクログ -
まとまってきちんと完成された文章だとは思った。一つ一つのエピソードもうまく繋がっていてきちんと完結しているけど、あまり心に響かなかった。わたしがまだ若く経験が少ないせいもあるかも知れない。歳をとってから読んだらまた違う印象になるかも知れない。Posted by ブクログ
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中学時代に仲のよかった先生が転勤するときに私にくれた一冊。
短い間でも運命的な出会いって、運命的な恋ってあるんだと思わせてくれた。
現実にあったかもしれない、なかったかもしれない、そういうギリギリのラインの淡々とした文章が更に話を引き立ててくれている。Posted by ブクログ