山中俊之のレビュー一覧
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自らを「単一民族」として捉えてしまいがちな日本人は民族偏差値が低い、本当にその通り…。タイトルの通り超入門なので浅く広くではあるが、自分の見識を深める一冊としておすすめです。Posted by ブクログ
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ビジネスエリートを目指す人に対するメッセージが繰り返されます。私はビジネスエリートを目指す立場でも年齢でもありませんが、今のイスラエル問題を含めて理解を深める為に役立つと思います。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教だけでなく、仏教、ヒンデユー教についても興味深く読むことができました。
キリスト教の中...続きを読むPosted by ブクログ -
ユダヤ教•キリスト教•イスラム教•ヒンドゥー教•仏教•日本の宗教について深く書かれている本だった。
我々日本人は宗教に対してネガティブなイメージを持つ人が多いがそれは「宗教」と言うものを深く理解していないからだと痛感させられた。
「知識がないから怖れる」の典型的な例と言ってもいいだろう。
日常生活...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読んだことにより、視野がかなり広がった。
法務省によると2022年6月末時点の在留外国人数は約296万人らしい。
同年10月時点での日本の人口は約1億2,495万人なので約2%は外国人という計算になる。
外国人と共生する中で異国や民族の理解は不可欠と言える。
ほとんどが同じ民族の国家という...続きを読むPosted by ブクログ -
宗教導入書として最適。分かりやすい、面白い、日本人に是非読んでもらいたいです。少しでも宗教の知識があると、世界情勢の見え方がグッと広がるのがよく分かります。日本人に根付いているのは仏教の価値観なんだなと実感。Posted by ブクログ
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外交官とて長く培ってきた様々な経験を民族という視点から共有してもらえる非常に興味深い本。
今まで自分が有していた諸外国に対する偏見に気付かされた点と各民族の背景に潜む正負の歴史へ強い興味を駆り立てられた。
高校生の時より地政学や各地域の民族に興味があるのは自覚していたが、より詳しい民族概要(矛盾して...続きを読むPosted by ブクログ -
世界の民族・人種問題について広く、浅く説明されている印象。
本書でも指摘されているが、事民族問題に関しては、自分も含め日本では何となく他人事のように考えられがちだが、アイヌ民族や、最近では在留外国人への差別的態度が問題視されており、決して対岸の火事ではない。
世界に向けた視点も大切だが、まずは...続きを読むPosted by ブクログ -
世界94カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 世界5大宗教入門。山中俊之先生の著書。ほとんどの日本人は自分が信じる宗教への理解も足りなければ他人が信じる宗教jへの理解も足りない。宗教に対する無理解は国際社会では致命的な欠点。宗教に対して無理解な人間は簡単に非常識人間の烙印がつく。...続きを読むPosted by ブクログ
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世界の紛争の原因に民族問題があるのは事実。
ただ、同じ民族だったら一致団結すると言う単純な話ではない。
近いエリアの国でも細かく分かってはいない。特に民族について。歴史を学んでも民族についての理解が深まるということではない。
フォーカスするようにあえて意識しないといけないが、この本で民族にフォー...続きを読むPosted by ブクログ -
民族=言語・文化・宗教、だとしている。
一般市民が知りたいであろう知識に絞って解説。
細かく定義しづらいニュアンスは、筆者の意見として理解出来る。Posted by ブクログ -
【印象に残った話】
・日本の天皇家は、6世紀初頭に即位した継体天皇から続く家系だと考えられており、少なくとも1500年は同じ家系で承継されているといってよい(世界中の皇室・王室の中でも最長)
・日本の演劇の筆頭である歌舞伎は、は安土桃山時代に出雲阿国(いずものおくに)という女性がはじめた「かぶき踊り...続きを読むPosted by ブクログ -
私は宗教偏差値が本当に低いので、すごく勉強になった。
海外旅行によく行くけど、その時に文化の違いなんやなぁと考えてた点が、宗教と深く関わっていたり、基本中の基本なんやろうけどほとんど全てのことを知らなかったので、これを機に理解を深めていこうと思う。 日本人は宗教と聞くと何か怪しいものをイメージしてし...続きを読むPosted by ブクログ -
☆全ての教養の基礎には宗教がある
世界の宗教を学ぶ事は全ての教養の基礎になると言うことを学んだ。今までは宗教はただの歴史で学ぶ事くらいに思っていて、歴史的な事実でしか宗教を学んでいなかった。しかし、これから海外の人とビジネスや交友をする時に、宗教の当たり前や日常、タブーを知らないのはあまりにも失礼...続きを読むPosted by ブクログ -
これは誰もが読むべき本だ。
大河ドラマでも戦国時代が扱われることが多いくらい、大抵の日本人は日本の歴史というと戦国時代を思い浮かべると思う。かく言う私もそのとおり。
でも、この本で改めて、海外の人は日本の歴史のどんなところに興味をもつかを知ると、ハッと気付かされることが沢山あった。俯瞰視出来てな...続きを読むPosted by ブクログ -
○第2章 ユダヤ教
・IntelやDELL、Google、Facebookの創業者もユダヤ人p56
・イスラエルはITやベンチャーが盛んp56
・神は最初の人間アダムを創り、アダムの肋骨からエヴァを作ったp61
←男女差別的であると感じる人もいるだろう
・産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地...続きを読むPosted by ブクログ -
元外交官的な視点で見た、日本の歴史・文化で海外の人に刺さる5つのポイントが紹介されており興味深く引き込まれた。
①相対的な唯一性・独自性
②江戸時代の経済・文化・教育水準の高さ
③東アジア諸国との関係・合流
④絵画や演劇などの芸術
⑤固定観念を覆す史実
読んでみて思ったのは日本的な評価と海外から...続きを読むPosted by ブクログ -
外国人にとってのツボ、それは『日本らしさ』であると同時に、『日本人が忘れているもの』とも言えると思います。大切なことに気づかされた気分です。Posted by ブクログ
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歴史(日本史)を学ぶ意義を知る上で、とてもよい本だと思います。
通史を学ぶのに適した本ではありませんが、日本人の特性・特徴を、日本史から捉え、説明する姿勢は、とても大切だと思います。
歴史について、史実を間違って捉えるのは問題だと思いますが、その流れを、自分なりに解釈することは、思考の訓練にも...続きを読むPosted by ブクログ -
元外交官で、現在研修講師やコンサルタント、大学院教授など、多様な分野にて活躍されている方の著書。
中東に駐在された経験や、また、長年にわたる宗教についての研究や豊富な知識により世界の五大宗教を1冊の本にまとめてらっしゃいます。
もはや、日本中どこに住んでいても、外国人と関わる機会がある時代、相手...続きを読むPosted by ブクログ -
各宗教の歴史的な背景と、現代社会でのビジネスマンが知っておきべきポイントを無駄なく抑えた良書。仕事上で海外とやりとりがある人は読むべき。Posted by ブクログ