野中邦子のレビュー一覧
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ワイルドな料理人の裏世界。
精液とドラッグと喧嘩、
それから今にも香りが漂ってきそうな美味しそうな料理への執着。
表現が綺麗ではないので好み分かれる作品かと思いますが、僕は好きです。wPosted by ブクログ -
いつだったかにABCでオススメされていてずっと気になってたキッチン・コンフィデンシャル。爽やかなカバーから想像できない、良い意味で暑苦しくてエネルギッシュな著者の人生と料理人の世界が描かれた本だった。
物語のような自叙伝のようなルポのようなビジネス書のような啓発本のような…一言で「こういう本!」っ...続きを読むPosted by ブクログ -
ニューヨークのレストラン事情に精通した、現役のシェフでもある筆者がその内情を暴露したルポルタージュ。また、幼少期から現在に至るまで、筆者自身が魅了されて止まない「食の魔力」を軽妙な筆致で描いていく自伝小説でもある。危険で、妖しくも魅力的な食を巡る物語に、ただただ没入せざるを得ない。Posted by ブクログ
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まっとうなことを熱く語ってくれる。
わかってたはずだけど忘れちゃうこと、揺らいじゃうことを呼び覚ます。
体系だった本じゃないけどそれゆえの強さがある。Posted by ブクログ -
美術について特に興味があるわけでも、知識があるわけでも無いので、著者が教え子に語っているスケッチや色の塗り方など技術できなことについては読んでいてもいまいちピンと来なかった。
しかし、著者が教え子に語る言葉は情熱的で読んでいると少しやる気をもらったような気がした。Posted by ブクログ -
テンポよく気取らない文体に魅了される。
料理人どころか、一流の文筆家といったところ。
海外っぽい装丁も好み。
キッチンコンフィデンシャルって海外ドラマを見たことがあったけど、これが原作なんだろうか?
そんな気がする。Posted by ブクログ -
これでもかというキッチンの海賊たちの怒濤の生き様を活写。ワイルドな料理人の話。あまりにもコッテリしつこ過ぎて一気読みはできなかった。訳者あとがきで再婚したのを知り、ガッカリしたのは何故だろう。Posted by ブクログ
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何年かぶり再読。わかりやすい目標を掲げることは大切!でも、具体的な処方箋を示さなければ絵に描いた餅。こうやってわかりやすい目標で大衆を引き付ける人も必要だし、地道に現場で取り組む人も大切。Posted by ブクログ