キッチン・コンフィデンシャル

キッチン・コンフィデンシャル

レストラン業界のインテリジェンスとは。CIA(米国料理学院)出身の異色シェフ(なにしろ2冊の傑作犯罪小説の著者でもあるのだ)がレストラン業界内部のインテリジェンスをあばく。2001年に初版が出るや、たちまちニューヨーク・タイムズ紙がベストセラーと認定し、著者は自分の名を冠したテレビ番組のホストという栄誉を得(その後離婚と再婚もした)、料理のセクシーさに目覚めた(血迷った)読者をしてかたぎの職場を捨て去りコックの門を叩かしめた(という実例を私は知っている)、男子一生の進路をゆるがしてやまない自伝的実録。「月曜日に魚料理を食べるな」「グローバルのシェフナイフ一本あればいい」など、役立つ知見を含む極上の読み物を人気の野中邦子訳でおくる。

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キッチン・コンフィデンシャル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ワイルドな料理人の裏世界。
    精液とドラッグと喧嘩、
    それから今にも香りが漂ってきそうな美味しそうな料理への執着。

    表現が綺麗ではないので好み分かれる作品かと思いますが、僕は好きです。w

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    2023年06月11日

    Posted by ブクログ

    いつだったかにABCでオススメされていてずっと気になってたキッチン・コンフィデンシャル。爽やかなカバーから想像できない、良い意味で暑苦しくてエネルギッシュな著者の人生と料理人の世界が描かれた本だった。

    物語のような自叙伝のようなルポのようなビジネス書のような啓発本のような…一言で「こういう本!」っ

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    2021年08月21日

    Posted by ブクログ

    ニューヨークのレストラン事情に精通した、現役のシェフでもある筆者がその内情を暴露したルポルタージュ。また、幼少期から現在に至るまで、筆者自身が魅了されて止まない「食の魔力」を軽妙な筆致で描いていく自伝小説でもある。危険で、妖しくも魅力的な食を巡る物語に、ただただ没入せざるを得ない。

    0
    2015年08月26日

    Posted by ブクログ

    テンポよく気取らない文体に魅了される。
    料理人どころか、一流の文筆家といったところ。
    海外っぽい装丁も好み。
    キッチンコンフィデンシャルって海外ドラマを見たことがあったけど、これが原作なんだろうか?
    そんな気がする。

    0
    2020年09月21日

    Posted by ブクログ

    これでもかというキッチンの海賊たちの怒濤の生き様を活写。ワイルドな料理人の話。あまりにもコッテリしつこ過ぎて一気読みはできなかった。訳者あとがきで再婚したのを知り、ガッカリしたのは何故だろう。

    0
    2020年04月13日

    Posted by ブクログ

    生き馬の目を抜く業界で生き馬の目を抜いてきた猛者の語り。恐るべきレストラン業界の実態、日本はこれよりましだろうが正直五十歩百歩だろう。業界の裏側を知って外食が嫌になる、というよりは、良い店を探すための自分流メソッドを磨くことができる本と感じる。自分史は斜め読み。東京紀行は実に面白い。

    0
    2016年10月09日

    Posted by ブクログ

    土曜社さんの本にはバーコードがないのね! 恥ずかしながら浅学にして社名くらいしか認識なかったけど、大杉栄の著書充実。野枝さんの伝記を最近読んだので興味ひかれるなあ。
    こんな出会いがあるのが、書店で本を買うことの醍醐味だ。ありがとう、岩波書店(の実店舗)!
    本自体ももちろん面白い。有名シェフの赤裸

    0
    2016年05月22日

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