沖田正午のレビュー一覧
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御三卿清水家四女鶴姫(お鶴ちゃん)を主人公に、さまざまな脇役を配しての物語、全9巻、楽しませていただきました。嫁ぐ前に、街に出て、町娘の姿で、市中を楽しみながら事件を解決してゆくシリーズ、鶴姫の素直さ、優しさと思いやり、時に毅然とした態度、癒されもしまた拍手喝さいでした。狆の与与丸も頑張りました。準...続きを読むPosted by ブクログ
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埼玉県(武州)には、5万石前後の譜代大名の藩が3つありました。岩槻、川越、忍。埼玉県生まれの著者にとってはお手の物の舞台w。今回は槻山(岩槻)城に、越川(川越)藩主、忍出(忍)藩主が集まり3人で囲碁大会を。それに、鶴姫や菊姫が関与してくるストーリーです。テンポよく進み、今回は楽しめました。沖田正午 ...続きを読むPosted by ブクログ
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菊姫が武州槻山に帰りたいということで、鶴姫と与与丸、菊姫の化粧係のお松、亀治郎、大木善兵衛の5人と1匹が日光御成道で槻山までの道中に(7里半)。浅草に寄り、平吉と市松も一行に加わることに。槻山とは、どうやら岩槻がモデルのようですw。菊姫の嘆き、鶴姫のぼやき、お松のつっこみなど・・・、さて、この道中、...続きを読むPosted by ブクログ
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将軍家の分家、清水徳川家の四女、鶴姫16歳は、7日後の婚姻から逃れるため家を抜け出し町娘の姿で浅草に。一方、武州から若殿の付き添いで江戸に来た剣の達人小坂亀治郎25歳は武州に帰る前の休暇を利用して浅草に。この鶴姫と亀治郎の二人のドタバタ劇(^-^) 鶴姫の愛犬、与与丸(狆)が大活躍します。沖田正午 ...続きを読むPosted by ブクログ
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とうとう最終巻らしいが、続巻がぜひとも読みたいと思う。
鶴ちゃんのその後や、亀次郎の一生お守りしますのその後は?
番外偏でも何でもいいので、続きが読みたいなぁ。
「書いてたもれ」Posted by ブクログ -
沖田正午「娘の純情なんとする」、浅草かみなり大家族シリーズ№2、2012.12発行。今回は長女のお初、23歳、25貫が、見合いを。22歳の母親、お多枝の勧めに従いダイエットに励むことに。掃除に家事に護身術にお使いに。巷では、義母が娘をいじめて虐待との噂も。お初の頑張りが素晴らしいです。Posted by ブクログ
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47歳松五郎の後妻になった22歳のお多枝、神田娘として姑のお常(浅草女)とのバトル、松五郎の妾お貴とのバトルはなかなかのもの。おれおれ騙りの部分はテンポ悪く面白みに欠けた。沖田正午「おれおれ騙りに気をつけな」、浅草かみなり大家族シリーズ№3、2013.3発行。Posted by ブクログ
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沖田正午 著「だまらっしゃい」、姫様お忍び事件帖№7(2012.3)は、御三卿の一つである清水家徳川斉順(なりゆき)の四女鶴姫に瓜二つのお鴇(とき)、神問屋「大旺屋」の娘が登場、鶴姫とお鴇が入れ替わり、鶴姫が町娘となって事件を解決する話。解決する時は、葵の紋所を出してますが(^-^)「だまらっしゃい...続きを読むPosted by ブクログ
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沖田正午 著 「それみたことか」、姫様お忍び事件帖№2、2010.9発行。聡明で可愛くて美人な鶴姫16歳は間もなく小坂亀治郎の藩主である武州大谷忠信18歳のもとへ嫁ぐことに。ここで鶴姫のわがままさ、駄々こねが。第1巻、浅草での出来事で友達?となった諸々を警護役や駕籠持ちなど自分の脇をかためる人間にす...続きを読むPosted by ブクログ
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なまりがついついでてしまうが腕は確かな田舎侍が輿入れが嫌で逃げだしてきた姫様と出会う江戸の街。
しかし、まあ、「ボーイミーツガール」となるわけがなく、かどわかしや悪者博徒退治に巻き込まれていく。
いや、亀治郎と鶴姫の今後はまだわからないかも。
どうもまだ巨悪が隠れていて話が長引きそうだから。
し...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第3弾。
埋蔵金を巡り、金に目がくらみ悪事を企む人々を白九郎と牙黒コンビが懲らしめる。
お美乃との関係も相変わらずだし、当分このシリーズも続きそう。Posted by ブクログ -
シリーズ第2弾。
事件解決は犬頼み、悪い奴らも筋が通れば漢気あふれて手打ちとなる、とうまく行きすぎる感もなくはないが、安心してサクサク読める。
白九郎と牙黒の友情が羨ましい。Posted by ブクログ -
放蕩が過ぎ、旗本家を勘当された白九郎を危ないところを助けたのは人間の言葉を話せる1匹の犬だった。
白九郎と牙黒とのコンビが良い。巻き込まれた事件も相棒が犬ならではだし、仕返しが「3回回ってワン」ていうのもホッコリする。Posted by ブクログ -
ションなことから77人の子供とじいさんばあさんのいる47歳の浅草のいなせな棟梁松五郎とと結婚することになった神田生まれの江戸っ子22歳のお多枝さんの痛快極まるな物語 毒にも薬にもならぬが文句なしに楽しむる本だPosted by ブクログ
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軽~~く読める時代物ですね。先が読めるところが、ある意味安心していられる話だと思います。
畠中さんの”若旦那シリーズ”くらいの読みやすさです。
お鶴ちゃんの今後の成長振りが気になります。Posted by ブクログ -
表紙の絵に惹かれて読んでみましたが、面白くて一気に読めました。
難しい歴史小説にありがちな、わかりにくい身分や歴史背景なんかは出てこないので、気楽に読むことが出来ました。
お話もすっきりとして、後味も良いです。
亀治郎さんとお鶴ちゃんがどうなるのか、続きが気になります。Posted by ブクログ -
亀治郎とお鶴ちゃんの出会い、やくざの親分たちとの出会いが分かります。
家出した上に、自ら事件解決のために囮になろうとする鶴姫。
亀治郎始め、親分たちも振り回されっぱなしです。
御側に使えるう家臣たちは姫様探しにもうボロボロ…。
常に、切腹を考えてしまいます。
それぞれのキャラクターに深みは感じられ...続きを読むPosted by ブクログ -
主人公は、徳川御三卿の一つ、清水家は徳川斉順(なりゆき)の四女、鶴姫。 可愛い16歳の鶴姫が、お忍びで遊びに出かけると…まさに、御姫様版、水戸黄門!
御嫁入りまでの三日間が、鶴姫に許された時間。
その間に、身投げしようとした振袖姿の娘と出会います。その娘を助けるために、一肌脱ぐ御姫様一行。
鶴姫...続きを読むPosted by ブクログ