atプラス編集部のレビュー一覧

  • atプラス 28号 (岸政彦 編集協力)

    『はじめての沖縄(岸政彦)』に出会って以降,岸政彦を追い続けています。生活史も自分の心理学研究の中に取り入れました。

    その流れの中で購入したのが本書。

    語りを聞くこと,色んな人生があること,新しい視点を提示すること。
    それ以上でも以下でもないのか。それとは異なる何かを生み出せないのか。

    生活...続きを読む
  • atプラス 09号
    一年以上遅れで読んだが、震災・原発事故に対する奥深い洞察は今更ながらに感心させられた。

    小林敏明氏の 脱原発―ドイツ的決断の背景について

    石山徳子氏の アメリカ合衆国と切り捨てられる弱者たち

    そした、杉並区会議員 曽根文子氏の

    地域から脱原発社会をめざす議員活動

    がよかった。
  • atプラス 10号
    3・11と福島第一原発の事故から半年経過し、エコノミーとエコロジーという特集が組まれた。

    柄谷行人は、資本主義が宿命的にもっている限界性を論じた。

    槌田劭は、原子力発電所を裏支えする科学主義と戦後日本の金主主義などを論じた。

    安富歩氏は、エントロピー論の観点から原子力発電を巡る言説の擬似科学性...続きを読む
  • atプラス 08号
    震災緊急特別号として発刊されたもの。

    宗教家、社会学者、建築家などなど、それぞれの識見で深い洞察を語っている。

    いつまでたっても勉強することばかり(涙)。
  • atプラス 10号
    たまにこういう雑誌読むと楽しい。

    見田宗介=大澤真幸の巻頭対談を読みたくて、でした。
    見田先生の発言自体は、3,4年前に聞いた最終講義の内容から変わっていない、延長線上のものだったように思います。

    楽しかったのは柄谷行人さんの『資本主義は死にかけているからこそ厄介なのだ』と題された講演。
    におけ...続きを読む
  • atプラス 04号
    脇田成 経済成長のコスト・ベネフィット “反”経済成長論のマクロ経済学的基礎 が分かりやすかった。

    大澤真幸 革命は夢ではなく、可能なる現実である での柄谷行人氏の「世界共和国」に関する分析が分かりやすかった。

    いずれにしても、世の中の諸現象を色んな角度で分析され、一定の考えにまとめられたものを...続きを読む
  • atプラス 10号
     見田宗介と大澤真幸との対談、宮台真司の特別寄稿などの内容。
     3.11大震災以後、〈「終わりなき日常」が終わった〉とする論が出てきたが、宮台真司はそれに対して〈「終わりなき日常」は永久に終わらない〉と言う。キーとなる概念は「自己の時代」と「様々なる意匠」と「スーパーフラット」。これらが要求してくる...続きを読む
  • atプラス 02号
    あまり中身が面白くない部分は飛ばして読むしかなかった。

    専門的すぎて、読みづらい。

    自分自身の勉強不足かもしれないが(涙)。
  • atプラス 05号
    ウェットなコミュニティからの可能性を見いだせる。
    特集ではないけれど時宗の考察が知的刺激をくれました。