小谷真理のレビュー一覧

  • 別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都
    俄然、『ポーの一族』シリーズを読み返したくなる。
    そして読んだことのない、『バルバラ異界』が気になる。
  • ファンタジーの冒険
    [ 内容 ]
    一般にファンタジーというとき、それは「フランケンシュタイン」や「妖精物語」のように、新世界の発見と急激な機械化に触発されて十八世紀中頃に生まれた作品を嚆矢とする。
    そして第二次世界体戦後に発表された「ナルニア国物語」や「指輪物語」などによって、一挙に多くのファンを獲得することになった。...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都
    四人の執筆者たちが萩尾望都の作品をとりあげ、その魅力を語っています。また巻末には、「萩尾望都スペシャルインタビュー」が収録されています。

    小谷真理が解説しているのは『トーマの心臓』です。小谷が主要なフィールドとしているフェミニズムとSFという二つの観点から考察をおこない、とくに美しい少年たちの物語...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都
    番組を見損なった。萩尾望都大ファンの番組プロデューサー(秋満吉彦)が満を持して放つ100分de名著。番組よりも論者は更に加筆したようだし、論者たちをア然とさせたらしい萩尾望都ロングインタビューも完全版で載っている。番組観なくても、こういうムックで読む方がよっぽど役に立つ。

    【内容】
    『トーマの心...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都
    お正月に放送された素晴らしい番組の本が出てたので買った!スペシャルインタビューも。じっくり読みますよ
  • ファンタジーの冒険
    19世紀中葉の産業革命以来、世界を席巻した合理主義のカウンターカルチャーとして登場した「ファンタジー」・それらは多大な分野に影響を与えながら広がって行き、さまざまなサブジャンルを生み出す。
    トールキンの指輪物語、ラブクラフトのクトゥルー…
    サイエンスフィクションが登場すると、それはペーパーバックとと...続きを読む
  • ファンタジーの冒険
    モダン・ファンタジーの歴史をたどりながら、ファンタジー作品に秘められた想像力の意義について考察している本。

    前半は、「モダン・ファンタジーの父」G・マクドナルドから、ラブクラフト、トールキンとルイスなど、ファンタジー作品の歴史を、ていねいにたどっていきます。しかし後半に入ると、現代のファンタジー作...続きを読む
  • 別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都
    そもそも「11人いる!」と「イグアナの娘」
    しか読んだことがないのだから、
    (それにしても2つとも秀逸な題名!)
    本書は深くは理解できていないのだが。
    理解できないながらも、タダモノではない、
    というのは理解できる。
    もう少し作品を読み進めようと思います。
  • ファンタジーの冒険
    ブックガイド的なものを期待して、自分でネット検索とかして見つけた新書。これはでも、ちくま新書って時点で自分の求めるものとは違うかな、と。案の定、ファンタジー初心者には限りなくハードル高し。かろうじて、最後の和モノのところはついていけたけど、世界のファンタジー史については、全く理解が追い付かず。流し読...続きを読む