栗田昌裕のレビュー一覧
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初めて手にした記憶法の本。
昔から記憶力が悪いのがコンプレックだったが途中で紹介されている。星座をイメージと数式を結びつける方法で簡単に覚えられて驚いた。
その他、数字ファイルや動物のイメージを他の要素と結びつける事で物事の記憶の定着がかなりよくなると感じた。
・覚える
・保存出来る大きさ拡大
・思...続きを読むPosted by ブクログ -
アサギマダラの24の魅力
○旅をする:小さな体で海を渡り、2000Kmを超える旅をします。○飛び方が多様:24通りもの飛び方のパターンがあります。○美しい:独特の色合いを持ち、翅の形態にも機能にも洗練された美しさがあります。○力持ち:かなりの脚力を持っていて、枝につかまり、風にも飛ばされません。○...続きを読むPosted by ブクログ -
地図も見れない、方位磁石もない、渡り鳥のように親と一緒に飛んだこともない、夜は飛べない中で、 遠く離れた島を転々となぜ移動できるのか、結局よく分からなかった。
渡り蝶、強靭な蝶、美しい蝶。
実際に今年見たけれど、普通にふわふわ飛んでいました。謎の多い蝶です。Posted by ブクログ -
医者であり昆虫とは直接関係のない著者が、アサギマダラが東北から九州、中国まで旅をするというのを実際に年数万頭もマーキングをすることで生態を明らかにしてきたという話を自負を匂わせつつする。Posted by ブクログ
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いくつかの書評でも取り上げられている。先日テレビでもこのアサギマダラのマーキングの様子を取り上げていた。専門の研究者でもない人がここまでやるとは。その情熱には頭が下がる。海を渡る蝶に魅せられて1年で1万匹もの蝶にマーキングして、その蝶を自分で海を渡ってまた捕まえる。ロマンがあるね。Posted by ブクログ
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アサギマダラに興味を持ち、アサギマダラの生態や行動、生理について知りたかったので読んだ。
が、知りたかったことは書かれていなかった。
筆者の方は数学の博士らしく、データを用いた理論的な解説はあったものの昆虫学者や生物博士の本ではなく、私と同じように、興味を持ってマーキング調査をしている同じ趣味のお...続きを読むPosted by ブクログ -
結局、なぜ海を渡るのかはよくわからなかったが、世界で唯一、海を渡る蝶であるようだ。飛翔パターンの分類で24種類?もあるとのことだが、分類しすぎではないか。ともあれ、一種類の蝶だけで本を1冊つくってしまうのはある意味すごい事だ。Posted by ブクログ
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前作の続きの書き足りなかったところを書いたらしいが、アサギマダラにもいろいろ個性があり、ストーキングをする話、オスのみが属するフェロモンを蓄積するための食物をいかに敏感に見つけるかという細かい話が満載。Posted by ブクログ
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昆虫学者でもないのにこの研究、調査!好きこそ物のとは言うものの、脱帽である。そして蝶を追いかけることは、蝶だけではなくそれに係わる全ての環境自然に気付くということだ。すばらしい。Posted by ブクログ
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蝶をはじめ昆虫にはほとんど興味はないが、タイトルに惹かれ購入してみた。このアサギマダラという名の蝶は、2000kmもの長距離を移動するらしいのだ。
本書の著者である栗田氏が、蝶のハネの部分にマーキングを施して調査したところ、なんと2日間で745kmも移動した例があったらしい。移動の距離や経路の解明...続きを読むPosted by ブクログ