久我有加のレビュー一覧
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幸せな二人の話でもあり、たいへんな世の中になったな(コロナ禍のように)という話でもあり。
続編があってもよいが、切望でもないのは、少し怖い感じがするからかも。
金さんのイラストだと感情移入しやすい(笑)Posted by ブクログ -
タイトルから想像していた話とは良い意味で裏切られて、好きなジャンルの話でした。
いつの時代も人が一番恐いと思います。
冒頭の「模範村」の件や余話の怪現象がどのようなオチだったのか気になります。Posted by ブクログ -
読後感の良い、青春物語でした。志の高い青少年ばかり出てきます。ベースボールをやろう!という前向きなエネルギーが常にある、まるで朝ドラのような爽やかなドラマでした。
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雑誌掲載時から好きだったお話。かなり良かったです。
時代ものという枠はあるけど、キャラクターたちが至極まっとうに学生生活を送っているのが、読んでいるこちらにも素直に伝わって、その上で友情と恋愛の間をいったりきたりする気持ちにドキドキした。
派手さはないけどこういうの好き!と同嗜好の人に思ってもらえる...続きを読むPosted by ブクログ -
小説家の間宮と編集者梓の話。必要なことを口に出さない(出せない?)2人だな。とヤキモキした。不安になったときに素直に言えば、問題なかったのに...。それでもお互いのことが大好きで、大切なのはよく分かる。少しずつ相手を理解していけば、もっと幸せな2人になれそう。今でも充分かもしれないけど...。Posted by ブクログ
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山神の颯と人間の穂高の話。
穂高の自分本意ではないというか、人のことを第一に考える性格はどこからきたんだろう?と不思議になるほどだった。本人は自然に行動しているし、みんなにおにぎりを作るためのお米を貰ったときも、本気で嬉しそうだったし...。
みんなでワイワイご飯を食べている姿がほんわかして好きだっ...続きを読むPosted by ブクログ -
ヘタレ攻と男前受。
告白され、恋愛面で優位に立っているはずの受が、ちゃんと攻に惹かれていくのが良かった。
ヘタレている攻がHでは積極的になるのも○。楽しかったです。Posted by ブクログ -
流派が違う真悟と交流していくうちに、恋に落ちていく噺家の恵二郎。藝に対する情熱や才能に、惹かれあっていく流れが上手く、おまけに時代背景もきちんと描かれていて面白かった。本編後の攻視点も良い。
難はといえば、受に女性との絡みが多少あるのと、挿絵があまりこの物語に合ってなかったぐらい。久我さんの時代もの...続きを読むPosted by ブクログ -
人気のない落語家だった受が、興行師でもある攻の勧めで漫才師をめざす。恋愛要素だけでない物語性に強く惹きつけられた。落語への未練と葛藤、新しい娯楽である漫才への抵抗など、まさに一代記と呼ぶに相応しい作品。戦争後の相方の子供視点も良かった。秘めたる攻の執着にも萌え。素敵なお話でした。Posted by ブクログ
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受がイケメン。外見も内面も。そして攻も同じなので、安心して読めました。
でも、この後の戦争が始まって、二人は苦労しながらも日本の映画界を支えていく…というあとがきに、むしろそっちの方がメインで読みたかった…!Posted by ブクログ -
想いダダ漏れの満に対し 自分の気持ちにさえ気づかない富秋。
いつ どのように行動に出るか 小藤の代わりにワクワク見守りました。
隣にいることが恥ずかしくないよう 励みながら 同じ道を
歩む。いいなぁ。素敵!
心配性で よく気がついて お節介焼きの市よしさん 経験豊かな感じがしますね。Posted by ブクログ -
機会があって雑誌で読んでから、可愛らしい作品だなぁと思っていた。改めて文庫で読めて幸せだけど、書き下ろしの方はちょっと物足りない感じだった……個人的にもう少し起伏が欲しかったのかしら。
ハンサムなヘタレ攻めは、オトコマエ受けと並んで久我さんの作品の醍醐味ですね。渋川、築島のことを好きすぎるでしょ……...続きを読むPosted by ブクログ -
久我先生の話ってあんまりエロ多くはないように感じていたんですが、コレは!!
後半からガッツリエロですね~前半のシリアスとは打って変わってラブラブのエロ♡コスプレもしちゃうしバカップルになっちゃってます。前半と後半の差が激しく楽しく読ませていただきました!Posted by ブクログ