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コロナ禍の2020年春、手話通訳士の荒井尚人の家庭も様々な影響を被っていた。刑事である妻・みゆきは感染の危険にさらされながら勤務せざるを得ず、一方の荒井は休校、休園となった二人の娘の面倒を見るため手話通訳の仕事もできない。そんな中、旧知のNPOから、ある事件の被告人の支援チームへの協力依頼が来る。女性ろう者が、口論の末に実母を包丁で刺した傷害事件。聴者である母親との間にいったい何が? “家庭でのろう者の孤独”をテーマに描く、シリーズ最新作。
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Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。 続きが気になり連続でシリーズ読破してしまった。 コロナ禍が舞台。 まだまだ鮮明にあの緊急事態宣言の頃を覚えているからこそ、色んなことを思い出しながら読んだ。 障害がある人たちは、自分たちなんかより遥かに不自由な世の中になっただろうなぁとうっすら考えていたけど… 聴覚障害がある方に...続きを読むとって、皆がマスクをし顔の半分以上覆われた世界というのは我々が想像する以上に大変だったんだな…… 題名の意味が分かり、胸が張り裂ける思いになった。 家族なのに。私1人、家族じゃなかったみたい。 家族で母語が違うということ。 コミュニケーションを取るのが大変だと、お互いが諦めていく。悲しい。。 また聴覚障害者が過去に受けてきた歴史についても衝撃を受けた。 まだまだ続編希望!
やはり、最高です。 大ファンです。 泣けます。 4作目の本作はコロナ禍一年目の最中という設定。 瞳美ちゃんもすっかり大きくなっている。 ディナーテーブル症候群というのが タイトルにつながるのだが、 家族の中で、 自分が愛されていること、 大切な存在だと扱われること、 自分の意見を求められ聞いても...続きを読むらえること、 などなど どんな人にも必要なことであるが、 家族の中で唯一の聴覚障害児は 疎外され孤独であったというのが この巻の中心であった。 トキ子さんも言っていたが 人間のもっとも大切なものは、自尊心。 そして言語は思考、理解、コミュニケーションなど、あらゆることに必要なもの。 私も息子を育てる上での認識を深め、 自分の仕事についても思いを新たにした。
デフヴォイスシリーズ4作目。 3作目まで読んで、やや満足した感じがあって、もういいかなとすら思っていたけれど、読んでよかったです。 マジョリティであるはずの尚人が家族の中ではマイノリティであり、その孤独感というところがデフヴォイスシリーズに深みを持たせてきていたと思う。 だけど、家族の中で一人だけ...続きを読むろう者であるということ、どこにいっても聞こえないということ、それはどんなに辛く、孤独なのか、ろう者にとって手話とは何なのか、4作目にしてやっと近づけた気がする。 本当には理解できない、だから歩み寄らないといけない、そういうこととは別に、全く理解できてなかった、想像できていなかったと思う。 なんだかものすごく泣けてしまいました。 続きがありそうな終わりだったので、5作目も出版されることを楽しみにしています。児童書の方も読んでみたいな。
シリーズの最新作であるこの作品は、今までて一番早く読み終えた。 NHKのドラマも見たせいか、登場人物がかなり私の頭の中で整理されたからだろう。 本を読んだことで、手話に対してある程度の認識を学んだ気にはなっていたが、改めてまだまだ足りていないことを思い知らされた。 特にコロナ禍の学校給食で手話が取...続きを読むり入れられた場面では、自分の認識が一方的だったと痛感。 この家族の成長に合わせて自分も深化していきたい。
シリーズ第4弾。自尊心がテーマかな。美和ちゃんや瞳美ちゃんがどんな大人になるのか、書き続けてほしいです。
今回も、荒井一家の成長とともに。 聞こえない者の人権っていうか、存在について考えた。 聞こえないから意見言えないから でも、それは彼らがなにも考えてないわけ、ではないよね。 人として生きていくのに必要なものって? 自尊心だと思うんだ というくだりがあった。 聞こえない人にとって、今の世の中は自尊...続きを読む心を育てることすら、難しい世の中なのかも? それはこれから変わっていくだろうか? 変えていけるだろうか。 自分の振る舞いとか、色々考えさせられた。
今回はコロナ禍の下、ろう者社会と主人公の家族に起きた出来事をドキュメント風に描かれていた。同時期に現実社会で起きていたことも取り入れられていたのでより実感がわいた。聴こえる者の中でただ一人聴こえない者、聴こえない者の中でただ一人聴こえる者、どちらも孤独なんだとよく理解できた。難しい問題だけど決して目...続きを読むを背けてはいけない。今後の話も期待したい。
手話通訳士の荒井。ろう者の娘が料理中に聴者の母親を刺す傷害事件発生。黙秘する娘の心を開けるのか。 傑作。同じ日本という国で生きていても、話せるか聴こえるかでこれほどまで意思伝達出来ないのかと驚く。デフ・ヴォイスシリーズ今後も続くことを心から望む。
これでスピンオフ除いたらデフヴォイスシリーズ完読です どれも、とてもいい本でした コロナ禍で、ろう者のコミュニケーションが難しくなっている そんなニュースを見たとき確かに口の動きや表情が見えにくくなるから全然わからないだろうなと。マスクを外すなんていい顔されなかっただろうし… 特集、という形でわ...続きを読むざわざニュースにならなくてもいいようなそんな世の中になればいいのに 社会には、まだまだ障がい者なんていないみたいなそんな雰囲気が根強い どんなことでも、わかりあおうとする、そんな気持ちを持つことが必要だと思います
今回も感動しました。続編希望。 はやり家族なのに、いや家族だからこそ分かり合えないってこと多いだよな。 話は変わるが、短編もしくは1話完結でもいいので、スピンオフで司や兄夫婦から見た物語も読んでみたいなと思いました。
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丸山正樹
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