私がオバさんになったよ

私がオバさんになったよ

617円 (税込)

3pt

「40代女の生き方のバリエーションが増えている」「女の敵は女じゃない」「人間は役に立つことのために生きているわけじゃない」……。もう一度会いたかった8人と語り合い見えてきた生きる姿勢は、考えることをやめない、変わることをおそれない、間違えたときにふてくされない。オバさんも悪くないね。このあとの人生が楽しみになる対談集。

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私がオバさんになったよ のユーザーレビュー

かの有名な美脚の美魔女が歌う某曲と2文字しか違わないのに、こんなにも響きが変わるこのタイトルの秀逸さ…! 
コラムニストのジェーン・スーさんが、今までに対談したことのある光浦靖子さん、山内マリコさん、中野信子さん、田中俊之さん、海野つなみさん、宇多丸さん、酒井順子さんとはもう一度話したい気持ちで、そして初対談の能町みね子さんとはじっくり話をしてみたい気持ちで、あえてテーマを設けずにされた対談がまとめられたこの本。ご本人が「ゲラを読んでいて、随所に蛍光ペンを引きたくなった」とまえがきに書いておられるとおり、読んでいる間じゅう、私も蛍光ペンを引きたくなる箇所がたくさんありましたし、ブンブンうなずいたり激しく膝を打ったり、非常にのめりこんで一気に読み終わりました。また、対談のお相手がいろいろなジャンルの方で、本当にいろいろな角度から「人生とは」「生きるとは」「加齢とは」などということを考えさせられます。
「四十にして惑わず」と言うけれど、45歳になってもいくつになっても、惑うし悩むし、でもいろいろ更新しながら生きていくのだなぁと、諸先輩方(一部は後輩)のお話を聞いて楽になった気がします。そして、男性性を求められることに息苦しさを感じている男性にも、ぜひ読んでいただきたい本です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。
    スーさんのエッセイも読んだことあるけど対談もお相手のカラーが如実に出て面白い。


    酒井順子さんとの対談では、バブル世代のちょっと下の人達ってこんな風に考えてるのか、という参考になった。
    「人生の目標を決めて生きていない」とか「少し上の世代の人が生き生きと生活していると励まされる

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    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    40代女性がテーマの対談集。同年代の女性同士の思うところであったり、同年代男性から見たこの世代の話であったり、また少し上の年代の話を聞いてこれからを想像したり。一般的な40代女性像とは少し違う人生で、それを著者自身これでいいのかと葛藤したことや今の生活に至るまでの話など。
    どんな話でも上手に聞いて返

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    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    初めてのスーさんの本。
    中野信子さんの回が個人的には1番面白かった。
    同じ独身の立場として共感するところも多かった。
    オーバーザサンのすーさんしか知らないけど、エッセイストとしてのスーさんも知っていきたい。

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    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすかった。対談相手はみんなニュートラルで俯瞰的。男性のしんどさを解決しないと女性のしんどさも解決できない、とか、男性は否定されることに弱い、とか納得。多様性に大切なのは尊重で、仲良くすることが目標ではない

    0
    2022年11月15日

    Posted by ブクログ

    敬愛するスーさんの著書。8人との対談だったけど、それぞれに面白かった。この9人のお話を読んでいると「自分はこんなにボーっと生きていていいのか..」と思っちゃう。とにかく思考停止せずに、考えて自分の生き方を見つけていかなくては。この人たちみたいな先輩が先を走ってくれていると、40代も楽しそうだな、と思

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    2022年08月26日

    Posted by ブクログ

    2022.4.18数人との対談集ということで、会話のテンポが文章に表れているなと感じた。印象深かったのは田中俊之さんの男性の生きづらさ、について。ジェンダーバイアスについて最近考えるが女性が生きづらいことの背中合わせとして男性の生きづらさがあることをもっと社会が認識していかなければならないのを痛感し

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    2022年07月02日

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    対談を文字起こししたものを朗読で聞くのもどうだろうと思ったけど、割と聞きやすかった。女性二人が話してるとどっちがスーさんかわからなくなるけど。
    タイトルは犬笛のようなもので、アンテナが立ってる人に届くようになってる、という序盤の言葉に共感。タイトルにビビビときて手に取る人には興味

    0
    2022年06月18日

    Posted by ブクログ

    スーさんはいつもラジオで話していることと同じなので新鮮さはないが、この頃はまだ同居人がいたんだなと時の流れを感じる。その先を今は生きているのが感慨深い。そして今回はいろいろな対談相手のことを少し知れたのがよかった。

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    2021年09月22日

    Posted by ブクログ

    人間の想像力なんて、所詮それぞれの経験をベースにした演繹と帰納の繰り返しでしかない。
    読み手にとっての「その先」を見せていくことに意義がある。
    ↑映画や文学だけじゃなく、身近な誰かに自らの姿を見せることもできるよなと。

    効率とストレスは別。得意な方がやっていてもストレスはかかる。
    ↑他者と心地よく

    0
    2021年08月26日

    Posted by ブクログ

    ジェーン·スーさん一度読んでみたかった。
    2016年から2年間の対談をまとめた本。

    面白おかしい本だとタイトルから想像してたけど全然違ってた。フェミニズムと、さらにそこに追加してオバさん枠も上塗りされてる感じかなぁ。

    今って世の中LGBTQどれでもいんだよって聞きなれてきてるけど、この本では女の

    0
    2023年12月16日

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