ざんねんなスパイ(新潮文庫)

ざんねんなスパイ(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

私は73歳の新人スパイ、コードネーム・ルーキー。初任務で市長を暗殺するはずが、友だちになってしまった……。福音を届けにきてペーパーナイフで殺されたイエス・キリスト。泥棒稼業の隣人マダム。うっかり摘発したワリダカ社長の密造酒工場。森で出会った巨大なリス・キョリス!? 一度ハマれば抜け出せない。連鎖する不条理が癖になる傑作ユーモア・スパイアクション。(対談・伊坂幸太郎)

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ざんねんなスパイ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルと冒頭一行目だけでその後の展開がうすうす想像できたのに、それ以上のぶっ飛んだ展開。そしてそれが最後まで続くのだから面白くないわけがありませんでした。ただ突拍子のないことだけやっているのではなくて、ちゃんと物語としてもきちんとしているのもすごいと思いました。”フリースタイルオクラホマミキサース

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    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    タイトル通りのスパイが奮闘する長編ナンセンス小説。ふざけていながら、どこか哲学的でおもしろい。73歳の新人スパイ・ルーキー。コードネームがニックネーム化し、成り行きでターゲットと仲良くなる筋金入りの残念さ。そんな彼の一人称なので、何もかもが心許なく疑わしい。先が読めないまま移民や人種差別などの社会的

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    2021年09月08日

    Posted by ブクログ

    「市長を暗殺しにこの街へやってきたのに、そのかれと友だちになってしまった……。」
    この最初の一文で、「え、どういうこと?」と引き込まれてから、最後までずっと「え、どういうこと?」という展開が続く。
    こんな適当な小説はなかなかお目にかかれない!そのくらい面白かった。

    主人公は73歳のおじいちゃんスパ

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    先が気になって読む!って本ではないけれど、不思議な世界観と、へんてこな登場人物にクスクス笑えて、楽しかった。
    外国のすかんとしたコメディ映画を見てる感じ。
    音楽も盛りだくさんだし映像で観たいって思うシーンがいっぱいあった。
    爺さんの主人公でこれはすごいー。

    まあ、相性はあるからダメな人も多そうだけ

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    2024年01月10日

    Posted by ブクログ

    なんかはちゃめちゃなんだけど、ついて行けなくなるようなぶっ飛びでもなくて、一緒にはちゃめちゃを楽しめた。
    高齢の「最終兵器」のスパイ。本人は、それまで温存されていたと信じて疑わないのだけれど!読んでる側は、そうじゃないだろうな…と思いつつ、ルーキーさんの奮闘を応援してた。

    0
    2023年11月28日

    Posted by ブクログ

    すっごい評価悪くてびっくりしたけどわたし的には面白かった!
    最初からシチュエーションや言い回しがアタオカ!そんでほぼ全てがあり得ない設定でニヤニヤしたりツッコミ入れて笑っちゃったりするくらい!笑
    ただ後半あたりからその面白さに拍車がかかり、更にぶっ飛んで訳わからなくなるから付いていけなくなってちょっ

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    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    個人的にすごい面白かった‼︎
    本で笑っちゃうことはあんまりないけれど、この本は笑えるくらいおふざけがたくさんあって面白かった笑笑

    何回も同じ言葉回しがあって読むのに引っかかる時もあったけど、次の文章には話の展開ガラッと変わって、どんどん読み進める感じ

    普通の小説でも次のページで話の展開が変わると

    0
    2021年11月08日

    Posted by ブクログ

    泥酔して眠った夜の、脈絡のない夢のような話。
    先が読めない(読めるわけない)展開の連続。
    オススメできる人はよくわからないが、とりあえず読んでみてと言いたい。途中でやめてもいいから。

    どうしようもないカオスな展開に襲われ続ける主人公73歳が、だんだんカッコいいような愛おしいような気がしてくる。

    0
    2021年10月12日

    Posted by ブクログ

    おじいちゃんスパイが市長を暗殺しに行った先でさまざまなことが起きるユーモアスパイアクション。

    読む前は帯を見てなんかわけわかんない感じだったらどうしようとびびっていたんだけど、読み始まったら見事に訳わかんなくて楽しかった。読んでる時の気分は「ヒッチハイクガイド」とか、映画の「知らなすぎた男」みたい

    0
    2021年09月04日

    Posted by ブクログ

    73歳の新人スパイ。はじめての任務で市長暗殺を命じられる。そのはずがその市長と友だちになってしまう。そういうところから始まるのだけれど読み始めるとどこへ向かっているのか全く読めない展開と謎の人物が多数登場したりとよくわからない物語。前半は特にユーモアがあって面白く中盤以降は主人公の内面の変化などが感

    0
    2021年08月12日

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