ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
私は73歳の新人スパイ、コードネーム・ルーキー。初任務で市長を暗殺するはずが、友だちになってしまった……。福音を届けにきてペーパーナイフで殺されたイエス・キリスト。泥棒稼業の隣人マダム。うっかり摘発したワリダカ社長の密造酒工場。森で出会った巨大なリス・キョリス!? 一度ハマれば抜け出せない。連鎖する不条理が癖になる傑作ユーモア・スパイアクション。(対談・伊坂幸太郎)
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
タイトルと冒頭一行目だけでその後の展開がうすうす想像できたのに、それ以上のぶっ飛んだ展開。そしてそれが最後まで続くのだから面白くないわけがありませんでした。ただ突拍子のないことだけやっているのではなくて、ちゃんと物語としてもきちんとしているのもすごいと思いました。”フリースタイルオクラホマミキサース...続きを読むペシャル”の語呂の良さが大好き。もっといろんな話を読みたいです。
タイトル通りのスパイが奮闘する長編ナンセンス小説。ふざけていながら、どこか哲学的でおもしろい。73歳の新人スパイ・ルーキー。コードネームがニックネーム化し、成り行きでターゲットと仲良くなる筋金入りの残念さ。そんな彼の一人称なので、何もかもが心許なく疑わしい。先が読めないまま移民や人種差別などの社会的...続きを読むテーマに翻弄されつつ、最後はみんな収まるところに収まり、任務の真相が判明するまでを楽しんだ。
「市長を暗殺しにこの街へやってきたのに、そのかれと友だちになってしまった……。」 この最初の一文で、「え、どういうこと?」と引き込まれてから、最後までずっと「え、どういうこと?」という展開が続く。 こんな適当な小説はなかなかお目にかかれない!そのくらい面白かった。 主人公は73歳のおじいちゃんスパ...続きを読むイ。初めての指令が市長暗殺。そしてダンスが得意。 この時点ですでに面白いのだけど、さらになぜか自分がスパイであることが街中に知れ渡り、奇天烈な言動をする人たちの騒動に巻き込まれてしまう。 主人公も、読者である私も、常に?マークを頭に浮かべながら、怒涛の意味不明な展開に飲み込まれていく快感。これぞ小説の醍醐味。 巻末の伊坂幸太郎さんとの対談も面白かった!
先が気になって読む!って本ではないけれど、不思議な世界観と、へんてこな登場人物にクスクス笑えて、楽しかった。 外国のすかんとしたコメディ映画を見てる感じ。 音楽も盛りだくさんだし映像で観たいって思うシーンがいっぱいあった。 爺さんの主人公でこれはすごいー。 まあ、相性はあるからダメな人も多そうだけ...続きを読むど。
なんかはちゃめちゃなんだけど、ついて行けなくなるようなぶっ飛びでもなくて、一緒にはちゃめちゃを楽しめた。 高齢の「最終兵器」のスパイ。本人は、それまで温存されていたと信じて疑わないのだけれど!読んでる側は、そうじゃないだろうな…と思いつつ、ルーキーさんの奮闘を応援してた。
すっごい評価悪くてびっくりしたけどわたし的には面白かった! 最初からシチュエーションや言い回しがアタオカ!そんでほぼ全てがあり得ない設定でニヤニヤしたりツッコミ入れて笑っちゃったりするくらい!笑 ただ後半あたりからその面白さに拍車がかかり、更にぶっ飛んで訳わからなくなるから付いていけなくなってちょっ...続きを読むと置いてかれてつまらなさを感じたのは事実、、、。 全体通して頭おかしいけどしっかり伏線回収して気持ち良くなる部分があったのは良かった! 最後の伊坂幸太郎さんとのトーク、語り口調になってて読みやすかったしまじで面白かった!
個人的にすごい面白かった‼︎ 本で笑っちゃうことはあんまりないけれど、この本は笑えるくらいおふざけがたくさんあって面白かった笑笑 何回も同じ言葉回しがあって読むのに引っかかる時もあったけど、次の文章には話の展開ガラッと変わって、どんどん読み進める感じ 普通の小説でも次のページで話の展開が変わると...続きを読むか先が読めない感はあるけど、この本は次の文章には予想もできない迷作感がある笑 主人公73歳のルーキーおじいちゃんスパイ、周りのキャラが濃くて良い スパイなのに、ダメっぷりが面白くて、アイヤー好きだな〜と感じてました笑
泥酔して眠った夜の、脈絡のない夢のような話。 先が読めない(読めるわけない)展開の連続。 オススメできる人はよくわからないが、とりあえず読んでみてと言いたい。途中でやめてもいいから。 どうしようもないカオスな展開に襲われ続ける主人公73歳が、だんだんカッコいいような愛おしいような気がしてくる。 ハ...続きを読むードボイルドな気もする。 本人より引用 『だれもが酒に酔っぱらって車を走らせ、ひと晩じゅう自分の帰る家を探しつづけている。そんな家などどこにもないのに。』
おじいちゃんスパイが市長を暗殺しに行った先でさまざまなことが起きるユーモアスパイアクション。 読む前は帯を見てなんかわけわかんない感じだったらどうしようとびびっていたんだけど、読み始まったら見事に訳わかんなくて楽しかった。読んでる時の気分は「ヒッチハイクガイド」とか、映画の「知らなすぎた男」みたい...続きを読むな感じ。笑える箇所あり、ぶっ飛んでて意味わかんないとこありでよかった。後半にいくにつれて、テーマがなかなか重めな事がわかって切なくなったりして、でも続きがめっちゃ気になったりして。こんなユーモア小説をもっと読みたい。
73歳の新人スパイ。はじめての任務で市長暗殺を命じられる。そのはずがその市長と友だちになってしまう。そういうところから始まるのだけれど読み始めるとどこへ向かっているのか全く読めない展開と謎の人物が多数登場したりとよくわからない物語。前半は特にユーモアがあって面白く中盤以降は主人公の内面の変化などが感...続きを読むじられてきて違う展開も待っている。著者の前二作同様にこういう作品が読めることが嬉しい。他にあるようで見当たらない物語。巻末にある伊坂幸太郎さんとの対談も面白い。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ざんねんなスパイ(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
一條次郎
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
チェレンコフの眠り
動物たちのまーまー(新潮文庫)
レプリカたちの夜(新潮文庫)
「一條次郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲ざんねんなスパイ(新潮文庫) ページトップヘ