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身の程もわきまえず
貴女のすべてを私は奪う――
反乱軍に国を滅ぼされた元皇女オデットは、
籤で選出された騎士ユリウスの妻として下げ渡されてしまう。
その男は、かつて教師としてオデットに仕えていた技官“ジョン”だった。
密かに心を寄せていた“ジョン”が、容姿も身分も名前もすべて偽って
反乱軍を宮殿に引き入れた裏切り者と知り、オデットは屈辱に打ち震える。
ユリウスに処女を強引に奪われてしまうが、
ある理由からオデットの身体に施されていた『呪い』が発動してしまい……。
背信の騎士×亡国の皇女、
踏みにじられた想いの行く先は――?
【目次】
序
1 追憶
2 裏切り
3 鳥籠
4 闇の声
5 嵐の前
6 迷宮
7 夜明け
終
あとがき
誇り高く、けれど衰退し国の最後の王族として何度も何度も自らを犠牲にする姫の強さや潔さ、哀しみと覚悟を感じて凄すぎる作品でした。
ユリウスの悲痛なまでの愛情が胸に迫りました。
ただのラノベでなく凄い作品だと思います。
歴史スペクタクルな映画を見ているような読後の満足感が素晴らしかったです。
Posted by ブクログ 2021年06月13日
やはりあれは出来レースだったかと、終盤まで読んで納得。
(何のことかまでは割愛)
最初から思い合ってはいるけど、皇女さまは愛した人に騙されたと思っているのと、ずっと隠し続けていた国の秘密の件があり、騎士さまは騎士さまで皇女さまを騙した負い目、そして想いを返してもらえるはずがないという思い込みがあって...続きを読む
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